花郎徒の庵 

目指せ楽隠居! 大長今ファン&歴史フリークの隠者・花郎徒による よろずつれづれ日記です。(*>∀・*) 

自由研究

2008-08-13 23:27:27 | 趣味・旬の話題
 夏休みの宿題と言えばいろんなものがありますが、私個人でこだわりを持ってやったものと言えば、一番が「読書感想文」二番が「自由研究」だったと思います。

 感想文についてはこのブログを利用してくださっている方の大部分は、私が読書大好き人間だという事実をご存知でそれなりのエピソードもお話してましたから今更申し上げるまでもありませんが、自由研究のほうにも若干の思い出があります。

 小学校低学年の頃は、自主的にやるよりもどちらかというと「おすすめ自由研究」みたいな子供向けの手引き書や、小学館発行の月刊誌「小学○年生」からネタを拾って半分パクりみたいにやっていた気がします。(おかげでクラスメイト数人のが思い切り内容のダブりがありましたね…
 しかし、中学年くらいからはいろんな物に興味を覚え、マジで自由研究に没頭してました。

 課題は一人一つやればいいのに、私は年によっては2つ以上やった時もありました。ある年はたしか今は亡き祖父の商売の手伝い(青果商)をしたついでに果物の流通経路を調査したり、地元の神社にまつわる伝説を自分なりに検証したり、またある年はその当時気になっていた歴史上の人物について調べたことをまとめたり、いろんな液体(記憶では醤油とか缶入りしるこなんかをやってました)を凍らせて見た目や味がどうなるか?を調べたりなんかしてました。
 いずれも大して有益なものとは言えませんが、今にして思えば宿題として提出して評価を受けることよりも、それらを調べて一定の結果が見えることに対する自己満足で十分だったのかもしれません。

 さてさて、そんな自由研究といえば今も昔も割とポピュラーなのはやはり「生き物の観察」じゃないでしょうか?
先日、アボジのおつかいで金魚用の餌を買いにホームセンターに出かけたら… 
 ありましたありました、「夏休み自由研究コーナー」が! お金さえ払えば誰でも気軽に出来る工作キットや虫を飼う道具などが大々的に売られていました。 子供に頼まれて汗をかいたり少なくない出費を強いられる親御さん達には気の毒な季節かもしれません。

 でも、庵主はとりあえず縁が無い世界なので軽くスルーしようと思ったら… ちょっと変わったアイテムを発見。
ご家庭で海に行かないでもお手軽に飼える「やどかり飼育セット」(生きているやどかりに専用の飼育ケース+敷き砂+スペアの貝殻などが入ってます)なるものが売られていました。 
 カブト虫やクワガタ、小魚などはけっこう飼っている子も多いとは思いますが、やどかりはなかなかユニークな気がします。しかも頭の画像をご覧になればわかりますが、妙に可愛らしいキャラクター付きの飼い方マニュアル(無料)なんかも置いてました。

 こんな感じで中々自由研究のネタ探しも山や海などにも行かずできる楽な世の中になりましたが、それはそれで選択肢の一つにできるかもしれません。
 ただ私個人としてはお金を極力使わないで自分の頭と足で稼いで作り出す±0からの研究がやり終えた後の充実感が違って面白いんじゃないかなぁと思ってます。


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