夢の中へ

　俗に「無くて七癖」と申しますが、誰にでも一つや二つのクセがあるのは当然なのかもしれません。自他共に認める変人ことこの庵主もまた例外なくその典型だろうと思います。

　あえて自慢にならないことを言うつもりはないのですが、実は家族や親しい他人に言わせると私には快眠状態だと昼夜の区別無く時々寝言を言うというクセがあるようなのです。

　あるようといささかもったいぶっていますが、自分自身でもちょっとだけそうじゃないかなぁ？と思うフシがあることにはあります。
ただ、これは子供の頃には無かったもので、どうやら何かとストレスがたまり易くなった大学期以降に不本意ながらも身に付いてしまったらしいのです。
　
　社会人になってからは親や年に数回会う事のあるイトコに言わせると「３夜に一回は言っているかも…」との事。
以前、イトコがいたずら的発想で私の寝言を秘かに録音したことがあり、翌朝にそれを聴かされていろんな意味でスリル・ショック・サスペンス（笑）だったのを覚えています。
　
　ちなみにどんな事を寝言で言っているかと言いますと…
これがまた間違いなく意味不明なものが多いようで、数年前に知人宅に一晩泊まった時に言ったという寝言はなんと、

「たのもぅー（頼もぅー！）」
って、私は夢の世界でどんなことしてるんでしょうか？ほんと…　お前は武芸者か！？と思わずツッコミたくなりました。

他にも、前に職場の同僚数人の証言によると…

「えぇ～い、一気に挟み撃ちじゃ！」とか、「キサマもなかなかやるのう」とか、「よきにはからえ」「たばかりおって！」「左様左様」「姉上が悪いのですぞ！」など見事に一定の世界観（過去？）への現実逃避か妄想のような言葉が挙げられました。
　
　もちろん、普通の寝言も言うみたいですけど…（ある時には「おいおい、おっさん！おっさん！」ってのもあったとの事）
　
　個人的に我ながら面白い寝言を言ったものだと感心してしまったのは、（大学時代の友人の証言によると）突然夜中２時頃にガバッと起きて全く目も開けずに

「あ～ぁ、よく寝た」
と一言言ってそのままパタンと何事も無く眠ってしまったというものです。自分では全然記憶になかったのですが…
　
　あともう一つは、これまた学生の頃に言った「只今からサービスタイムで～す！」というシロモノ。っていうか、何のサービスタイムだったんでしょう？　どっちにしろ夢の世界（？）でも変人っぷり全開です。

追記：昨日もブログ更新予定でしたが、午後急に偏頭痛を患って半分ダウンしておりました。　よって昨日今日でコメントをお寄せいただいてます皆様へのレスも遅れてしまってますことを謹んでお詫び申し上げます。