花郎徒の庵 

目指せ楽隠居! 大長今ファン&歴史フリークの隠者・花郎徒による よろずつれづれ日記です。(*>∀・*) 

解消されず

2008-12-01 22:56:07 | 気になる事
 民営化から1年とちょっと。思うにいろんな面で郵便局のありがたみが薄れてきた気がします。たしかに民間企業となったことでプラス面もあるとは思いますが、その割にサービスが向上したとはほとんど感じられないのはなぜでしょう?

 もしかしたらお身内乃至知り合いに郵便関係者がいる方がいらっしゃるかもしれません。そんな境遇の方は本ログをスルーしてもらってかまいません。

 庵主個人が現状について一つ強く不満に思っていることがあります。
国営・公社時代はたしかに公務だったので、お役所仕事的であまり顧客に頭を下げる場面がなかったのは承知してましたが、むしろ民営化後の一部窓口局員や配達員の言動・態度が以前よりも何かと無頓着になっている気がします。

 配達員の事を例に取りますと…
庵主の自宅は人や車の出入り口が大小合わせ3ヶ所あります。以前であればバイクでやってくる配達員(当時はベテランの男性)は、敷地内には乗り込んでこないで家に近い路上に停車させ、自分の足で歩きポストなり玄関先まで届けてくれたものです。
私も昔配達のバイトをしたことがあるので、配達員の方とは半ば顔なじみみたいなもので、顔を合わせたら挨拶や世間話をしたものです。

 でも、我が家を含む地域を昨年から担当している配達員(だいたい20代半ばくらいの男性。そもそも正社員じゃなくて契約社員かもしれませんが…)はそういう小さな配慮に欠け、平気で玄関先ギリギリまでバイクを乗り着けてきます。
舗装されている場所ならともかく、敷地内は田舎の家らしく駐車スペース以外の場所は土か砂利を敷いた状態ですので、そんな調子で入ってこられると加速発進やターンの際に出来る"わだち"のおかげで、その度に後から熊手などを使い直さなければならなくなります。 

 もちろん、そのことに気づいてからは私も家族も配達員に直接注意したものの、配達員は言われるとその場では「すみません」と形式的に言うクセに、人が見てないと全然ルール無視したまま… 誰しも自分しか来ない場所ならば一、二度言われれば注意して掛かるものを、それすら出来ないのですから困り者なのです。
 常日頃から厳格なアボジが遂にキレてしまい、今までたしか3回くらい地元の中心局に電話で再三抗議しました。配達員がそれを上層部からちゃんと叱られたかどうかは知りませんが、黙っていても解決にならないと思いそう出ざるを得なかったのです。
 
 哀れなのは何の落ち度もないのにその都度"後始末"的に整地させられる花郎徒一家であります。 
(ちなみに他のお宅でも何軒かは同じような目に遭い困っているとの事)

 正直、民営化以前は何の問題もなく客としても不満は抱くことなど無かった郵便業務。しかし、「配達時間が遅い」「対応が拙い」など数々のクレームが起こるのは想定できたのでしょうけど、それ以外で客を軽んじるような仕事の仕方は本当にいただけません。同業他社も多い中、こんなままじゃ生き残れなくなっても不思議じゃないと思います。

いずれにせよ、民営化・合理化のせいなのか、万事弁えていたベテラン配達員の方が来なくなったのが実に惜しまれます。


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4 コメント

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2032年 (雨婆)
2008-12-03 10:03:36
花郎徒さん、お早うございます。
寒いです、コッチも。

国民の皆様に人気のあったアノ首相が首相になられた時、
なぜか、は、あ、日本が滅ぶとふと思いました。
シューベルトの歌曲「魔王」に似てたので。
あれから何年かたちました。果たして結果は…。

郵政民営化は単なる感覚的に反対でした。
の民営化と同じカンジがしたので。
良かったのか悪かったのか、今んトコわかりません。

チャン家がかなり迷惑を被ってるのには
ひたすら です。

庵の皆様、夕暮れ時、空をごらんになってますか?
木星、金星、月がくっきりと並んでます。
この三天体が次に揃うのは2032年だそうで…
冬の夜空に本当に綺麗な輝きです。
姐さんもきっと見てるね
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どうなるものか… (花郎徒)
2008-12-03 18:36:01
雨婆さん、こんばんは!
そちらもどうやら寒くなってきたようですね。
さすがに師走ともなるとそこかしこに冬の姿が見え隠れしてるってことでしょう。
雪はただ降ってるだけならば美しく清らかな存在ですが、それがいざ山となると実にキツいものがあります。

>良かったのか悪かったのか、今んトコわかりません。
 そうですね。私もそう思います。
私が生きているうちにその答えはおそらく出ないと思いますが、歴史的に日本社会に与えた影響は少なくないのではないかと…

>この三天体が次に揃うのは2032年だそうで…
 生命線の短い私は残念ながらその頃まで生きていないと思います。 でも、やはり宇宙にはスケールの壮大なロマンを感じるのはいつの世も普遍的なものがあるのでしょうね。
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勤めている者も・・・ (雪の華)
2008-12-08 00:30:06
こんばんは。
身内に勤めて居る者が居ました。過去形で書きました。田舎の兄が勤めていましたが、定年を待たず退職しました(昨年度)。民営化になる前から営業努力が課されていました。中元・歳暮・年賀葉書販売・勿論保険の勧誘などなど。
郵便料金とセットにした、中元歳暮などは田舎ですので、知り合いに頼んでも数はしれています。
年賀葉書もこちらから兄に注文して送ってもらっていました。
これが民営化になると、どうなるのかと思い
待遇のこともあり早期退職したようです。
幸い農業をしていますから、贅沢をしなけれは
生活はできます。
それにしても、サービスが向上するどころか庵主様の所の様では困ります。
お見えになられていたベテラン配達員の方も
兄と同じ様な気持ちになったのやも知れません。
さん
見ましたよ。金星と木星月の美しい姿。西の空に落ちていく太陽が茜色の光を絨毯の様に敷いてくれました。その上に暗い紺青色の空が広がっていました。
そこに三天体の美しい姿。職場の人たちと暫し
師走の忙しい時を忘れて見入っていました。
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功罪相半ば (花郎徒)
2008-12-08 22:43:35
雪の華さん、こんばんは!
そうでしたか、お兄様が関係者の方だったんですね。
もしかしたら失礼な表現もあったかもしれません。お詫び申し上げます。

実を言いますと、私にもそれぞれ中学・高校時のクラスメイトの一人が現役で働いております。
いずれも地元ではないのですが、民営化でいろいろと苦労が絶えないらしいです。

>お見えになられていたベテラン配達員の方も
兄と同じ様な気持ちになったのやも知れません。
 そういえば、大きな局に行っても一般局員にしろ集配係にしてもベテランといった安定感のある方の姿がかなり少なくなりました。
いわゆる人員整理なのか早期退職者が激増したのか定かではありませんが、利用者としてはそれだけでもけっこう不安であります。
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