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微笑の国から プノンペン

2005年08月27日 | Around the world 2005-2007
 


ニャチャンからの旅の道連れ、
某和尚と国境を越え、カンボジアに。
この国に来るのは今回で3回目だ。

ところで皆さんはカンボジアと聞いて何を連想するだろう。
地雷、かつての内戦、ポル・ポト、ドラッグ、そして売春。
観光といったらアンコール遺跡ぐらいで
はっきり言ってあまり良いイメージはないと思う。
確かに夜のプノンペンは
まだまだ旅行者が一人で安心して歩ける状況ではないと思う。
実際に犯罪に巻き込まれた人も
一人や二人ではないだろう。
それも間違いなくこの国の一面だ。

隣の国、タイを呼ぶときに
「微笑みの国」と前置きを付けることがよくある。
実際、彼らはよく笑っているし、
タイの人々の柔和な顔つきには笑顔がよく似合う。
これは東南アジアの人々すべてに当てはまることかもしれないが、
その中でも私はカンボジアという国には
「微笑み」という形容詞が似合うと思っている。

今回、カンボジアを、
そしてプノンペンを旅して、感じたことは、
ここの人々は陽気で、ひょうきんで、やさしくて、
だから笑顔がとてもよく似合うということ。
そして同時にこの国はやはりまだまだ貧しいということ。
それでも彼らが笑っているのは…、
日本人の私には、もはや、分からないのかもしれない。


 
 
 オルセーマーケット近くにいたストリートチルドレン。
 カメラをぶら下げていた私に、 撮ってくれといってきた。
 眼の下にくまがあり、 ほほもこけている。
 撮り終えると何も言わず去っていった。


 
 
 オルセーマーケットにて。
 彼女たちが遊んでいるところを見ていると、あちらの方から近寄ってきた。
 カメラに強い興味を示し、貸してあげると、大喜び。
 何回も何回もシャッターを切っていた。
 私がレンズを向けると様々なポーズを決めるおませさんだった。


 
 



 




 
 上の女の子の仲間たち。



 
 遊んでいる子供たちがいる中で、働いている子供もたくさんいる。



 
 国立博物館前にて。
 撮らせてくれと頼むと快諾。
 ポーズまで決めてくれた。


 
 
 通称「大山 橋男」、泊まっていたGHのスタッフ。
 ちょっと、商売っ気が強すぎるが、いつでもひょうきんで、
 憎めないタイプだった。



 
 バイタクドライバーたち。
 1日中、路上でだべっていては、
 見かける旅行者に片っ端から声をかけている。
 正直、しつこいと感じるときもあるが、やはり彼らもなんとなく憎めないタイプ。