香港、マカオは入国審査があるとはいえ、
やはり中国の一部なので、国境越えという感覚は薄かったが、
ベトナムは完全に違う国。
久々の国境越えに少し胸が高まる。
中国としばしのお別れ。
東興~モンカイのボーダー。
この白赤の線一本で国が違うというのは、
やはり島国育ちの日本人にとってはロマンを感じてしまいますな~
ベトナム側、「VIET NAM」以外、何かいてあるかさっぱりわからん。
とは言っても、特に何事もなくさくさくと無事入国完了。
そして、建物を出ると、人の顔つきがぜんぜん違う。
当たり前だが、一気に東南アジア人の顔ばかりになっている。
不思議な感覚に襲われる。
中国のこういった僻地への漢民族移住政策の結果だろうか。
さて、とりあえず両替をしようかと歩き出した瞬間に
大量のバイタクドライバーに囲まれる。
しかも、全然あきらめない。
どこまででもついてくる。
結局、銀行がどこにあるのか見当がつかないので、一人ドライバーと交渉を始めた。
銀行によって、バスターミナルまでで、料金は10USドルだと言ってきた。
距離はどれぐらい?と聞くと、4kmとのこと。
う~ん、明らかにぼってる。
1ドルなら乗る、と言うと、あっさりOK。
一体、最初の料金は何なんだ。
しかし、よく考えたら、1ドルでも高いな…。
銀行にいき、両替を済ますが、
一万円のT/Cで1,394,000ドンって…、なんか無意味に大きい桁数だ。
はっきり言って解りづらい、デノミしてください。
また、最初にUSドルにするかどうかを尋ねられる。
発展途上国にはよくあることだろうが、
他国の通貨が一般的に流通しているということは、
自国通貨が信用されいないということ。
何か人事ながら悲しいことだ。
バスターミナルについたが、まだどこに行くかを決めかねている。
ドライバーと話すと、
それなら、ハーロン湾に行け、ベトナムで最も美しいところだ、と言われる。
手持ちの世界地図を見ると、世界遺産との表記、
しかも、どこに行くにも遠回りとなることはない。
あっさりその意見を受け入れ、ハーロン湾へ行くことにする。
ハーロンまでは50,000ドン。
バスに乗り込み、流れる風景を眺める。
ところどころに小規模な水田があり、水牛がいる。
そういう東南アジア的な風景に何かほっとしてしまう。
途中によったバスターミナルでは、三角帽をかぶった女性がフルーツなどを売っている。
目がチラッと見える程度のその姿がすごいかわいらしい。
風景を見たり、そんなことを考えていたりするうちに、うとうとしてくる。
すると、何かすっぱい臭いが。
ああ、隣の人が吐いている。
と思ったら、そこらじゅうで吐いている…。
ベトナム人は乗り物に弱いのだろうか。
ハーロンには約4時間で到着。
対岸への渡し舟がある船着場で降ろされ、どうしようかと考えていると、
好奇心を抑えられないといった感じでベトナム人がわさわさ寄ってくる。
言葉がまるで通じないので会話にならないが、
おそらく国を聞かれているのだろうと思い、
バックパックにつけている日の丸のピンバッジを見せると、
建設中の対岸とをつなぐ大きな吊橋を指差し、
「Japan,Japan」と微笑みながら、握手を求められる。
ODAが地元の人に役立ち、喜んでもらえていると思うと、素直にうれしくなってくる。
身振り手振りでホテルを探していると伝えると、
対岸に行けと言われ、渡し舟に乗る。
料金は、人は無料。
おお、社会主義を実践されてる。
こんな感じの渡し舟が。
対岸の船着場から少し離れたところにあるホテル街で声をかけられた
宿の料金は6USドル、物価水準から考えれば高い。
その宿のオーナーは、どこもこんなもものでうちは安いほうだと言う。
試しにあたりの宿に片っ端から料金を聞いてみるが、どこも大体同じ。
おい、ぐるになってぼってないか。
まあ、リゾート地だし、しょうがないかと自分自身を納得させ、
そこに泊まることに。
清潔な室内にダブルベット、ここのところずっと臭い枕に悩まされていたため、
その日は久々に快適な眠りにつくことができた。
やはり中国の一部なので、国境越えという感覚は薄かったが、
ベトナムは完全に違う国。
久々の国境越えに少し胸が高まる。
中国としばしのお別れ。
東興~モンカイのボーダー。
この白赤の線一本で国が違うというのは、
やはり島国育ちの日本人にとってはロマンを感じてしまいますな~
ベトナム側、「VIET NAM」以外、何かいてあるかさっぱりわからん。
とは言っても、特に何事もなくさくさくと無事入国完了。
そして、建物を出ると、人の顔つきがぜんぜん違う。
当たり前だが、一気に東南アジア人の顔ばかりになっている。
不思議な感覚に襲われる。
中国のこういった僻地への漢民族移住政策の結果だろうか。
さて、とりあえず両替をしようかと歩き出した瞬間に
大量のバイタクドライバーに囲まれる。
しかも、全然あきらめない。
どこまででもついてくる。
結局、銀行がどこにあるのか見当がつかないので、一人ドライバーと交渉を始めた。
銀行によって、バスターミナルまでで、料金は10USドルだと言ってきた。
距離はどれぐらい?と聞くと、4kmとのこと。
う~ん、明らかにぼってる。
1ドルなら乗る、と言うと、あっさりOK。
一体、最初の料金は何なんだ。
しかし、よく考えたら、1ドルでも高いな…。
銀行にいき、両替を済ますが、
一万円のT/Cで1,394,000ドンって…、なんか無意味に大きい桁数だ。
はっきり言って解りづらい、デノミしてください。
また、最初にUSドルにするかどうかを尋ねられる。
発展途上国にはよくあることだろうが、
他国の通貨が一般的に流通しているということは、
自国通貨が信用されいないということ。
何か人事ながら悲しいことだ。
バスターミナルについたが、まだどこに行くかを決めかねている。
ドライバーと話すと、
それなら、ハーロン湾に行け、ベトナムで最も美しいところだ、と言われる。
手持ちの世界地図を見ると、世界遺産との表記、
しかも、どこに行くにも遠回りとなることはない。
あっさりその意見を受け入れ、ハーロン湾へ行くことにする。
ハーロンまでは50,000ドン。
バスに乗り込み、流れる風景を眺める。
ところどころに小規模な水田があり、水牛がいる。
そういう東南アジア的な風景に何かほっとしてしまう。
途中によったバスターミナルでは、三角帽をかぶった女性がフルーツなどを売っている。
目がチラッと見える程度のその姿がすごいかわいらしい。
風景を見たり、そんなことを考えていたりするうちに、うとうとしてくる。
すると、何かすっぱい臭いが。
ああ、隣の人が吐いている。
と思ったら、そこらじゅうで吐いている…。
ベトナム人は乗り物に弱いのだろうか。
ハーロンには約4時間で到着。
対岸への渡し舟がある船着場で降ろされ、どうしようかと考えていると、
好奇心を抑えられないといった感じでベトナム人がわさわさ寄ってくる。
言葉がまるで通じないので会話にならないが、
おそらく国を聞かれているのだろうと思い、
バックパックにつけている日の丸のピンバッジを見せると、
建設中の対岸とをつなぐ大きな吊橋を指差し、
「Japan,Japan」と微笑みながら、握手を求められる。
ODAが地元の人に役立ち、喜んでもらえていると思うと、素直にうれしくなってくる。
身振り手振りでホテルを探していると伝えると、
対岸に行けと言われ、渡し舟に乗る。
料金は、人は無料。
おお、社会主義を実践されてる。
こんな感じの渡し舟が。
対岸の船着場から少し離れたところにあるホテル街で声をかけられた
宿の料金は6USドル、物価水準から考えれば高い。
その宿のオーナーは、どこもこんなもものでうちは安いほうだと言う。
試しにあたりの宿に片っ端から料金を聞いてみるが、どこも大体同じ。
おい、ぐるになってぼってないか。
まあ、リゾート地だし、しょうがないかと自分自身を納得させ、
そこに泊まることに。
清潔な室内にダブルベット、ここのところずっと臭い枕に悩まされていたため、
その日は久々に快適な眠りにつくことができた。