ファミリー メンタル クリニック

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大学生を乗せた深夜バスは一億総活躍時代の象徴なのではないだろうか?

2016年01月27日 | Media TV/Cinema/Book
大学生のスキーツアー客を乗せた深夜バス。
未だ、謎を残したまま、ニュースの続報が思ったよりも出て来ない。
運転手の一人は引き取り手もいないようだ。(ニュースではなくネットで見たのだが)

他の会社のバスドライバーも、60歳を越える事が多くなってきているとの報道もある。
大型免許が必要だが,バスドライバーは正規職員が少ない。

コイズミ改革の規制緩和が、拍車をかけて、バス業界の一番大切な、安全に乗客を運搬する最低限のMissionが守られていないのだ。

大型免許を持っている30代,40代のドライバーは、バス会社を敬遠しているようだ。待遇の悪さ、労働環境の悪化から。

仕事を探せない高齢の運転手が、年金だけでは生活出来ないので,バスの運転をする。
日勤が見つからず、夜勤をするしかない、そんなことが起きる。

きっとこれが、コイズミ路線を進めたアベノリスク、一億総活躍時代の一側面として立ち現れてくる現象を明示しているのだろうと思う。

資格がある人が高齢になっても働くような問題。

一方で、待機児童をゼロにするため保育士を無資格でもOKしようという乱暴なやり口。
これも一億総活躍時代の在り方になりそうだ。

四角四面な資格偏重主義はダメだ・・・きっとそんな理屈がまかり通ってくるのが一億総活躍社会なんだろう。
犯罪をしてスクープされた大臣でさえ活躍させてもらっている内閣ではね。

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