ファミリー メンタル クリニック

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2014年08月31日 | 児童精神医学
某学校での講義を依頼された。
9月17日に訪れる。

頼まれたのは「発達障害」と「統合失調症」について。
恐らく学校での対応が、この2つの大テーマについて検討が必要なのだろう。
通常は一緒に登場するテーマじゃない。

最近の児童精神医学の教科書には統合失調症について著述されたモノが少ない。
殆どない。

なんだかんだ考えている。
DMN 情報処理について基本的な構造として話していけるかと構想を練っている。
単純に教科書的に発達障害について話し、第2部として統合失調症について話すのがオーソドックスな取り組みだろう。

発達障害の情報処理は不足としてエラーになるのだろう。
統合失調症の場合は過剰もしくは変形されたモノとしてエラーが出るのだろうか。
かなりおおざっぱな説明を教師に行う前提で、このブログでは述べている。

その不足は過剰かの考え方に、DMNをPCでいうOSとしての(いやちょっと違うか)機能をイメージしている。

このDMNに影響するのがpruning (刈り込み)という脳神経系が発達する際に出てくるシステムなのだろうか。
と、日頃の臨床とはちょっと離れたことを考えながら講義の準備をしている。

ただ、9月13日からの連休が出張なので、結局いつもと同じような発達障害のスライドを呈示することになるのかも知れない。
ただ、無駄な抵抗をしている。

その時その時の講義を全く同じスライドを使って、コピーのような講義だけはしないつもりで無駄な抵抗をしている。

こうやって、講義のことを考えながら準備していると、テレビを見ながらなのだが、
あ、ここにこのテーマを入れるか! と頭に浮かんでくる。
これが、ADHD系のDMNなのだろうと自分で認識しているのだ。

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