ファミリー メンタル クリニック

児童精神医学,サッカー,時にテレビや映画、Macのネタ。
要するにひとりごと・・・

毎年恒例の大学院講義

2015年10月12日 | 児童精神医学
ここ何年か沖縄国際大学で精神科の講義を数コマ行っている.
15年前は通年で30コマ教えていた。3年続けたが,クリニックが忙しくなり,出来なくなった。
それから、精神科は通年でなく 数人の講師がオムニバス形式で行うようになり、再びお呼びがかかった。

大学生には 神経症 人格障害 児童精神医学2コマ 計4コマ。
大学院生には今年で3年目.

総論 ADHD ASD の3コマを行った1年目。
去年は ADHD ASD 自傷行為.
今年は 総論 発達障害とその周辺問題 子どもの自殺と自傷行為
この3コマの予定.

大学院担当教授のはからいで、臨床で起きている事を自由に講義して良いと、泳がされている。(笑)
講義には,日頃自分が臨床で考えている事、感じていること,これからの予測などアイディアを出している。
講義よりも講義準備で色々と思索のまねごとをすることが 楽しいかも知れない。

残念ながら,伝えたいことが どの程度伝わるかは,やってみないと分からない。
ただ、微力ながら児童精神科の臨床をする医師が近くにいて、
実際は臨床心理士が児童臨床をかなりカバーしていること、しないといけないこと、そんなことを考えてくれると良いかな、ととってもラフなイメージで考えている。

町医者が講義に呼ばれるのは,そんなもんだろう。
アップトゥデートなコンテンツなら、大学教授なり、研究者に頼む筈だし。

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