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生物資源配分ルール、閣僚級会合で日本が歩み寄り求める

2010-09-22 17:30:49 | Weblog
生物資源配分ルール、閣僚級会合で日本が歩み寄り求める(朝日新聞) - goo ニュース

 10月に名古屋市である生物多様性条約第10回締約国会議(国連地球生きもの会議)での採択を目指す「名古屋議定書」を議論するカナダ・モントリオールの国連会合は21日、先進国と途上国の意見の隔たりを多く残したまま閉幕した。一方、国連総会が開かれているニューヨークでは同日、生きもの会議での決裂を避けたい日本政府が主要国の閣僚級会合を開催、合意への協力を呼びかけた。

 名古屋議定書は、企業が医薬品などの開発に動植物や微生物など生物由来の資源を利用した場合に、その利益の一部を資源の原産国にも配分するための国際ルール。

 モントリオールの会合では、利益配分の対象に資源だけでなく、資源を加工した製品(派生品)まで含めるよう求めてきた途上国が一時、主張を取り下げる姿勢を表明した。しかし、議論を重ねるうちに対案となる条文の解釈をめぐってカナダなどと再び意見が食い違い、結局まとまらなかった。10月の生きもの会議直前にも会合を開き、事前交渉を続ける。

 途上国の生物由来資源を先進国が気ままに使用することはできないようにするためのルール作りは、お互いの利害調整をすることは困難なようで、いつになったらルールができるのかわからないようです。

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