○森林はCO2を吸収し、炭素を固定して成長します。
○木材の主成分はセルロース、ヘミセルロース、リグニンであり、これらを構成する元素のうち炭素が50%を占めています。
○森林の炭素蓄積量は以下の式で算出できます(松本光朗:日本の森林による炭素蓄積量と炭素吸収量:森林科学33,2001,10より)。
炭素蓄積量=幹材積×拡大係数×容積密度×炭素含有率
ここで、拡大係数は針葉樹:1.7,広葉樹1.8
容積密度は針葉樹の平均値:0.37t/m3
広葉樹の 〃 :0.49 〃
さらに、炭素量から相応する二酸化炭素に換算するには、
二酸化炭素量=炭素量×44/12 となります。
○本県の森林の炭素蓄積量を算出してみますと、
針葉樹:56,819,000m3×1.7×0.37t/m3×0.5=17,869,576t
広葉樹:29,934,000m3×1.8×0.49t/m3×0.5=13,200,894t
二酸化炭素に換算しますと、
針葉樹:17,869,576t×44/12=65,521,779t
広葉樹:13,200,894t×44/12=48,403,278t
合 計 11,393万tとなります。
注)本計算は普及員が行った試算です。誤り等ありましたらご指摘下さい。
○木材の主成分はセルロース、ヘミセルロース、リグニンであり、これらを構成する元素のうち炭素が50%を占めています。
○森林の炭素蓄積量は以下の式で算出できます(松本光朗:日本の森林による炭素蓄積量と炭素吸収量:森林科学33,2001,10より)。
炭素蓄積量=幹材積×拡大係数×容積密度×炭素含有率
ここで、拡大係数は針葉樹:1.7,広葉樹1.8
容積密度は針葉樹の平均値:0.37t/m3
広葉樹の 〃 :0.49 〃
さらに、炭素量から相応する二酸化炭素に換算するには、
二酸化炭素量=炭素量×44/12 となります。
○本県の森林の炭素蓄積量を算出してみますと、
針葉樹:56,819,000m3×1.7×0.37t/m3×0.5=17,869,576t
広葉樹:29,934,000m3×1.8×0.49t/m3×0.5=13,200,894t
二酸化炭素に換算しますと、
針葉樹:17,869,576t×44/12=65,521,779t
広葉樹:13,200,894t×44/12=48,403,278t
合 計 11,393万tとなります。
注)本計算は普及員が行った試算です。誤り等ありましたらご指摘下さい。