和な日々

和なことはテンションアップの原動力
日々の行動など備忘録

2013年5月12日前楽・楽 劇団四季「はだかの王様」新名古屋ミュージカル劇場

2013-05-12 | 劇団四季

友達に誘ってもらってはだかの王様の前楽、楽と観てきました。

予定になかったので誘ってもらえて嬉しい♪
昨日みたばっかりだけどやっぱり楽しい演目です。

周りから言われるまではピンと来なかったけど、考えてみたらすごく豪華なんですよね。
豪華メンバーでの名古屋公演にお得感満載でした。

名古屋公演にはもったいないって声も?^^;

アップリケとホックの掛け合いで始まり、いんちきな手品が(笑)
何もいないというホックにアップリケはいたと言う。

この掛け合いが本編にずっと影響しているんですよね。

目には見えないもの。
これって判断が難しい。
王様ははだかだなのは事実。
何も着ていないじゃないか、僕には見えない。

そうだ、確かに見えない。

それを普通に考えていたけれど、アップリケが言う
「おばけはみんなに見えない」
最後に言う「幸せも目には見えない」

なるほど。
真実と事実は違う。

私も学生時代にみんなが見えないものが見えていた。
それを「あそこにいるじゃないか」と言ったところで見えない人には見えない。

王様の服だって見える人には……ってこれは見えないか。

でも、全てを最初から否定することが本当にいいのか。
ファミリーミュージカルは本当に深い。
大人にこそ観て欲しいという劇団四季の考えも理解できます。

大人になると言いたいことが言えなくなる。
そうだね。
バカにされたり損をしたりってアップリケの言葉には納得。

マチソワの間の時間に喫茶店で友達とお茶。
共通の話題があるので話も盛り上がりますよ。

千秋楽はお見送りまでいつもと同じように行われました。

今回の舞台では菅本さんに注目。
舞台でいろんな細かい演技されてて、その役ごとに表情を変えてらっしゃいます。
お見送りの時に握手してもらいました。

深見さんも表情がたまりません。
みんなから裸だと言われて「着てる!」と言って回る所作がなんとも面白いのです。
はまり役ですよね。

五所さんのサテンは本当にお嬢様って感じでとてもかわいらしい。
とっても小柄だったので神永デニムとの身長差がけっこうありました。
神永さん、イケメンで歌ウマで素晴らしい。
デニムで来てくれてありがとう!って感じです。

荒井モモヒキ、南ステテコはトホホな感じがとっても出ていて面白かった♪
ハムレットとは真逆の舞台ですよね。

加藤アロハはテンション高め。
でも声がちょっと辛そうな時もあった気がします。
ヘソまでくちゅくちゅで会場がくすくすしてるのが面白い。
王様と一緒にはだかで登場する時の吹っ切った笑顔がなんともいい。

スリップとスリッパの悪い顔。好きでした♪
ダンスも歌も出来る枠ってすごいですよね。
最初はちょっと気になっていた荒川さんのくせみたいな歌も慣れきてこれが荒川スリッパだと思えるように。
役者さんの技でしょうか。

そして、この演目の注目はアンサンブルさんですよ。

女性アンサンブルさんのダンスと高音の歌は何回聴いてもうっとりしちゃう。
♪王女様の着物~さぁ織りましょう
と、ダンスしながら歌ってるのが大好き。

最初のダンスから始まって、チンカラトンも好きなんです。
そして、印象に残るのは1幕最後の激しいダンス。
着物はあるのですと強く歌う部分の曲とダンスの強さが好き。

ボタンとリボン。
王様にフリルフリルがきたと告げる歌でボタンが高音だよね。

ボタンと女性トップたちはセリフが多いから好きな役者さんがこの役に入ってると嬉しい♪
・黒柳杏奈(お針子ヤヤ)
顔芸のような表情に思わず見入ってしまいました。最初のダンスでも一人でセンターに残ってくすくすな表情。やっちゃった系の顔をして列に戻ります。

・高橋伶奈(お針子メメ)
ヤヤと一緒に王様の服が見えるメガネを買います。そのメガネを胸元にささっと仕舞うのですが、全く分からないぐらいにメガネのふくらみが無いのです。技だ!プログラムのお写真がどうしてもテレサに見えるのです。
実物もかわいらしい。

・榊山玲子(ボタン)
ウィキ、オペラ座で拝見して、ここでも観られるとは。他の舞台よりもダンスの美しさが分かります。
ボタン役なのでセリフも多いのがポイントだね。お顔が小さくてびっくりしちゃう。

・波多野夢摘(リボン)
オペラ座で拝見した時からかわいらしいと思っていました。
実際、かわいかった。顔がタイプなのかも^^すっごく小柄な方でした。

・辻 茜(ニュース大臣タイツ)
タイツの時はハーフかと思うぐらいのお顔立ちです。
ワンピースとのやりとりでその気のな「はぁ」の言い方が好き(笑)

・古田しおり(お行儀大臣シルエット)
前回の全国名古屋の時もシルエット役でした。シルエットの衣装がすごくお似合いです。
独特の笑い方も毎回にやにやしてしまいます。王様の衣装を持っている時に転んじゃう。これがダイナミック!痛そう。

・野手映里(大学教授ワンピース)
オペラ座で拝見していた野手さんもここでお会いできるとは。舞台からがっつり会場観てらっしゃいますので目が合った気分になります(笑)

・松尾 優
前々楽から入った松尾さんですが、とてもデビューとは思えないほどの完成度じゃないかと。

・塩入彩音
他の方と比べると背がお高いのかな。塩入さんが標準で他の方が小さいのかも?
ダンスが力強くてかっこいいです。

・羽田沙織
全国名古屋の時もいらっしゃいました~~。

女性ダンサーさんは本当にみなさん素敵なんですよ。
男性アンサンブルさん、ダンスが激しくていいよね。

・橋元聖地(戦争大臣ブルーマー)
これまたもったいないキャストの一人ですが、歌がしっかり届くぐらいに聞えてお得感あり!
「何もありゃせんじゃないですか」って言いにくそう。
2階からのセリフも頼もしいです。

・塩地 仁(警視総監ファスナー)
全国名古屋の時にはブルーマーをされていた塩地さんです。
痩せられた?と思いましたが衣装のせいかな。ブルーマーの衣装はぽっこりしてますものね。
ニュース大臣が詐欺師の話をした時に何かを言いかける風なのが気になる。
何を言おうとしていたのでしょう。ブルーマーが遮るから~~(笑)

・嶋野達也(ブリーフ)
スリップとスリッパに引き止められて誰の葬式かを話し出す嶋野さんです。
あんたがた何もしらねぇんで?ってなんだか江戸っ子みたいなセリフ。
あの分厚い衣装でダンスしたあとでそれほど時間も経ってないので汗が流しながらのセリフ。
それだけでも大変そう。最後に素晴らしい衣装でしょ?と。えらい!

・松尾 篤
ウィキ、JCSの松尾さんから明るい(?)松尾さんに。
ウィキで暗かったわけじゃないですけどね。ブーツも赤でポップだったし(関係ない)
ウィキの時からダンスが素敵だと思っていましたが、やっぱりはだかのダンスチームに入るぐらいなのでかっこいいですね。
と、言いながらも最初に見た時には松尾さんに気が付かなかった!
だって印象が全然違っていたんですもの。言い訳~~。

・渡邊寿宏
女性アンサンブルの松尾さんと同様、前々楽から入られました。
この方も緊張なんて見えないぐらいしっかりとしてらっしゃってベテランさんかと思いました。

・伊藤綾祐
綾祐君はボックでもこちらのアンサンブルでも帽子かぶってるから髪型が分からないけど、フリルフリルの従事をしている時は髪型もそれに合わせてきっちり。
すっごくイケメンです。
ダンスもボックに比べたらめっちゃ踊るので見応えがあって楽しいです。

・齊藤太一
太一君はジャンプが高い。
とっても筋肉質に見えるのでよくあんなにがっちりした体で飛べるな~と感心します。

ダンスが好きな私にとってはやっぱり素敵な演目なのです。
最後にハッピーエンドなのがいいですよね。

千秋楽が寂しいですがまた観られる日を待っています。

終演後はすぐに帰るつもりでしたがお腹空いたので近くの喫茶店でアントースト食べた!
やっぱりアントースト美味しいです^^

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

アップリケ *◆* 江上健二
ホック *◆* 豊田早季
王様 *◆* 深見正博
王妃パジャママ/フリルフリル/
眼鏡屋ピンタック *◆* 菅本烈子
王女サテン *◆* 五所真理子
王女の恋人デニム *◆* 神永東吾
外務大臣モモヒキ *◆* 荒井 孝
内務大臣ステテコ *◆* 南 圭一朗
運動大臣アロハ *◆* 加藤 迪
ペテン師スリップ *◆* 服部ゆう
ペテン師スリッパ *◆* 荒川 務
衣裳大臣チェック *◆* 西田有希
 

【男性アンサンブル】
橋元聖地(戦争大臣ブルーマー)
塩地 仁(警視総監ファスナー)
嶋野達也(ブリーフ)
松尾 篤
渡邊寿宏
伊藤綾祐
齊藤太一
 
【女性アンサンブル】
黒柳安奈(お針子ヤヤ)
高橋伶奈(お針子メメ)
榊山玲子(ボタン)
波多野夢摘(リボン)
辻 茜(ニュース大臣タイツ)
古田しおり(お行儀大臣シルエット)
野手映里(大学教授ワンピース)
松尾 優
塩入彩音
羽田沙織

2013年5月12日マチネソワレ 劇団四季「はだかの王様」新名古屋ミュージカル劇場

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