もし貴方が不安の渦中で泣いているならば、心して読んで欲しい。「不安は有って当然、励ましや批判の賛否両論は当然」と。「人生は万事"安定させるモノ"であり、"最初から安定した人生"なんて無いのだ」と。
そしてこれは、YouTuberでもある"大愚 元勝"和尚の言葉となるが、「覚悟を決めたら、それは面白い様に条件が整っていく」と。
キツい言い方かも知れない。だがこれは、私自身が体感した事なのだ。かく言う私自身も、気にしいで不安感ばかりで他人様や物事に対して萎縮ばかりな人間である。故に新しい事への挑戦は、今でも怖くて躊躇する事が多い。「失敗したらどうしよう。恥掻いたらどうしよう。それで人に迷惑掛けたらどうしよう」と思って仕舞うのだ。寧ろ「自分程萎縮し易く、ビビりな人間は居ないだろう」とすら。
先日私は、兼ねてから友人に誘われていた運送会社への面接を受け、採用して戴ける運びとなった。一年以上前から友人のお誘いを受けていたのだが、私自身が前の運送会社で失敗していた事もあり、「紹介してくれた友人の顔を潰して仕舞わないだろうか?」と言う不安感も有って、これ迄二の足を踏んでいたのだ。
正直、先行き不安が失くなった訳では無い。もっと言えば、怖さだって内心はかなり有る。だけどそれでも、こんな自分自身を買ってくれた友人の励ましによって、私は転職する決意を固めたのだ。
結局、人生含めた万事全てに於いて、「絶対や安定なんぞ無い」と言う事なのだろう。
勿論、「"安定"させる」と言う心構えは然るべき。確かに現実は教えるべきだが、だからと言って無闇矢鱈と"絶望/否定"を教えるのも違うと思う。
最後に、とある方が残した言葉を紹介させて戴こう。
「"傷付く事を恐れる"と言うのは、実際に傷付いた以上の傷を負う事になるのだ」と。