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厨火力

わたしのお花畑~

軟式木製バットの話

2021-09-17 23:18:39 | 日々徒然
です。M号球でちょっとだけ木製バットの有用性が話題になりましたね。そして一部の野球場では、軟式でも100mオーバーの打球が出るビヨンド及びウレタン、高機能バットを禁止している場所もあります。さらには金属バットを使用禁止し、木製バットのみの使用を定めた野球場もあります。
以前の軟式木製バットといえば、硬式規格に及ばなかった材質の打撃部分を深くくり抜いて(先端くり抜きとは違ってかなり深くくり抜きます)穴を木栓で埋めるという代物でした。重量は800g以下に抑えられますが、バランスや打感が妙になっているものがほとんどでした。昨今の加工技術の向上の助けもあってか、今はくり抜き木栓というものは少なくなってきました。いわゆる硬式仕様と謳って出すメーカーもあります。中身が詰まった軟式バットを走りとして出していたのはどこでしょうか。僕はおそらくDeMariniだとおもいます。Wilsonマークの時代から既に中身ぎっしりバットを出していたような記憶があります。
そんなバットが楽天で、中古ですが売られていました。

https://item.rakuten.co.jp/jumblestore/2338900139055/
型番はJRI10T。調べてみると2009年~2011年まで発売されていた軟式木製バットです。それ以降の年は16Tや19Tなどよく知った型番が出てきます。現在Louisvilleで展開されているものの先祖のバットってわけですね。ノブが薄い好みのタイプです。もちろんお気に入りに入っています。

Rawlingsは上級者向けモデルとして打撃部61mmと細い軟式木製バットを展開。色は軟式らしく規定の緩さを活かしたシルバーとホワイト。
https://www.rawlings.co.jp/products/bat/11920/
Rawlingsの🄬ロゴが無いモデルもあります。全日本野球バット工業会のシールが間抜けなので剥がしたいですね。

ワールドペガサスからは60mmとさらに細いバットが展開。こちらは暗めの色が特徴的です。一つだけ焼き加工のものがあります。硬式ライクで格好良いですね。
https://www.world-pegasus.com/detail.php?pid=WBNWGP9F

ミズノはメジャーシリーズと銘打ってC243、C271、I13、S318、M110を展開。特に細いのはC271とI13です(62mm)。I13のノブの形が凄く手に馴染むので、83cmで出してくださいミズノさん。

どのバットも「バッティングセンターで絶対に使用しないでください」と書かれていますが、木製バットを操る上級者なら誰もが思っているはず。「折るへこますは下手くその証」だと。そもそも折れるほどパワー無いんよ
細径軟式木製バットが一本欲しいこの頃です。でも最近気づきました。「欲しい」ではその程度で、「必要」にならなければ手に入れるまで至らない、と。


https://www.baseballjapan.org/jpn/uploaded_data/bat//bfj_bat.pdf
一番下の方、BIRDMAN BATとChandler Batsが追加されました。MAX BATとWarsticが失敗したBFJ規格バットですが、はたして日本で成功するのでしょうか。

https://www.sparkslugger.com/collections/adult-game-bats/products/h117?variant=30336873529380
これ、あの人のバットですって。意外とスイングウェイト軽いんですって。
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🤔

2021-09-02 20:47:08 | 日々徒然

...🤔



YELLOW BIRCH

時代は亜米利加峰張ですね🤗


【追記】
バッティングセンターにバッティンググローブを持ってくるの忘れてバッティング。久々の素手バッティング。
これがなかなか良い。打感が真のダイレクト。バットの息吹を感じる。ただ手首にかなりの負担だそうで、右手が軽く捻挫みたいになりました。

あと目の前で他の人のバットが真っ二つになるの目撃しました。ちゃんとパワーある人は真っ二つになるんだよ。僕なんかクラック入るだけだもん。いつか真っ二つにしてやる。
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It’s gone.

2021-08-22 20:32:00 | 日々徒然

外角のボールを無理矢理引っ張ろうとしたらド先っぽに当たって折れました...。このブログで2014年に名前が出て、その翌年あたりに買った記憶があるので6年間僕の乱雑な打撃に付き合ってくれました。見た目通りに芯が広くてバーチらしい粘りのある打感と弾きを体感させてくれました。正面が剥がれるまで使えたことに感謝しつつノコギリで3分割して燃えるゴミ袋に入れました。バレルの部分、上手く加工したら表札にできそうだなって思いました。いつか自分の表札作る時が来たら折れたバットのバレルで作りたいですね。
Rawlingsはこの形が気に入っていたらしく、今年になって同じ形がロシアンハードメイプルで発売されました。先端はくり抜き加工がありますが、ノブの形がM1のものだとBHW4FBIRVと同型です。木製バットとは思えない芯の広さを体感してみてはいかがでしょうか。価格もリーズナブルですよ。


さぁ、次は誰の番かな?



地元の木の棒の話。アルペングループスポーツデポ。TIGORAっていうオリジナルブランドがあって、地元長岡店では1000gと1100gのトレーニングバットが売っています。1000gのは見ての通りな色をしていて、SSKのトレバが折れたらこれじゃなふひひと思っていました。今日ね、行ってみたら前まで1本しかなかったのが3本に増えてました。増えた2本は木目はっきり。おそらく中国青ダモだと思われます。ホワイトアッシュの可能性もありますけれども。で、以前からあった一本をよく、よーく見てみるとなんか様子がおかしい。木目がメイプルっぽくない。妙に滲んだ模様がある。これバーチですね。樺の木ですね。これはメイプルより嬉しい発見でした。新潟でJBのバットに出会えた時以来の嬉しい出会い。ああ、でも商品ラックの後ろに隠すの忘れちゃったから買われちゃうかもしれない(杞憂民)。

さて、バーチ折れたからどれ買うのかな。JBオーダーかな?ZETTの1200STかな?KTRの高級なやつかな?SO17売ってくれよ
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BEBRANDシデ+Spiderz Lite

2021-08-07 16:08:03 | 日々徒然

材質:シデ
長さ:84cm
重量:900g平均(実測894g)
グリップ最細:23.7mm
グリップエンド:33.5mm
ノブ厚さ:20.2mm
ノブ直径:48.0mm
(エスオー工業024番グリップ)

打感やらなんやらの簡単なレビューをしていましたが、ハンドルやら細かい数字をこの際なので測ってみました。といってもエスオー工業の024番グリップなのですが。
勘のいい方はもうお気づきかもしれませんが、BHW4FBIRVのノブを参考にして近いタイプをセレクトしてオーダーしたバットになっています。


ただし似たものであっても似て非なるものであって、やはり1ミリでも太さや厚さが違うと別物だということが分かりました。

バレルの形はどっちかというとSPBW-13やLPW12SP-RHに似たテーパー部分が長いモノです。BHW4FBIRVと比べるとまるで正反対の形をしています。
ただこのバット、失敗した部分が多いというか、ちぐはぐなバットです。

ヘッドランスなのにご覧のとおりくり抜き加工してるし、そもそもノブが小さすぎて振り抜きにはかなり難儀します。僕みたいな非力なバッターにはくり抜き加工って逆にネックになることもあると思います。ヘッドの質量が減る→インパクト時の衝撃力が減るので強い打球が飛びにくくなる。そもそもくり抜き加工ってヘッドスピード上げてボールを打つというより、捉えて持っていく「打撃を素振りの延長線にするパワーヒッター」のための加工でしょう。やっぱりね、ヘッドは切り落とし。インパクト重視。バチッって当てるのしか勝たん。
というわけで次回シデのバットを作る時はエスオー007番グリップヘッドバランス切り落としヘッドにします。むしろSPBW-13トレースでもいいかも。031でもええぞ!

もうひとつ、手袋。木製バットを使う上で欠かせない道具。長らく使っていたCUTTERS PowerControl 2.0ですが、ハードに使っていたおかげで


ご覧の有様です。人差し指は穴が開いてからハサミで切ってしまいました。それから1年間スマフォ対応バッティンググローブとして頑張ってくれましたが、さすがにもう限界…。次の手袋を探していたら、ベースマン飯田橋店で知ったモノを楽天市場で見つけました。Spiderz Liteです。PC 2.0が重厚な類とするならこれはその名の通りかなり軽く、薄いバッティンググローブです。


本家ホームページだとLiteシリーズが見当たらないのですが、どうやら型落ちのモデルみたいですね。販売しているGRAND GROUNDにサイズチャートがあり、自分の手の大きさと照らし合わすことでどのサイズ買えばいいか分かるのはかなり親切です。実店舗で装着してみるのが一番ですが、昨今の情勢だと出かけるのも億劫ですからね。僕は中指から手首までが17.5mmなのでXSサイズを買いました。うん、ちょっと小さいかな?それでもバットを握るとぴったりします。PC 2.0は厚めでかなりゴワつきましたが、これはかなり肌感覚に近い。手首のマジックテープも細い。ただ一つ難点があるとすれば、スイングすると手が中でズレる感覚があることです。バットとバッティンググローブはラバーグリップのおかげでネチャッとくっついてるのに、中身でズレてしまう。しかしこれが良い方に作用することがあって、芯外した時かなり衝撃を逃がしてくれます。押し手の親指付け根の痛みを抑えられるのはありがたいですね。薄手なのでハンドルの細いバットを使っていて、細さをそのままにしっかりグリップしてほしい人にはいいかもしれません。独特のズレをどう判断するかはその人次第です。僕は「楽しい」と判断しました。

つい一か月前まで狙っていた特殊ノブ形状、AXEハンドル。日本名Jグリップのバット。一度豊四季ドームスタジアムでレボルタイガーを試打したことがあるのですが、感動はせずとも確かに振り抜きやすさと引手の負担の少なさは覚えています。でも今買おうとすると木製バットだと竹バットだけだし金属は買う気がないし…。「人と違うものが欲しい」っていうはぐれ精神の持ち主だとどうしてもヘンナモノが欲しくなるわけです。そこで、行きついたのが

PROXRです。Oldhickoryしか勝たん。
画像はXRNAというモデルでロッキーz...カーディナルスのノーラン・アレナドのモデルです。本人PROXR使ってたかなと動画確認しましたが使ってないようですね。
ハンドルが23mmと細くバレルの形がT141という「ハンドルの細いT141」という形。そもそもオリジナルT141のハンドルって細いんじゃないの?と思っていましたが、24mmとそんなに細くはないと。
最初OH JPのホームページでいうXRNAの隣にあるXRMA1に興味があったのですが、T141形状ということでアレナドの方に心が移りました。ごめんよストーリー。
価格は南斗驚奇拳の¥32,450と他の木の棒が3本買えてしまいます、がOH社のバットは全てMLBグレードで日本みたくアマチュア向けセカンドグレードの木材は使わないと表明しています。実際荻窪オスローのTO1は良い材質してました。値はかなり張りますが、その価値は十分あると思います。何よりプラスチックのブーツや木の板なんかよりずっと安いわい
ただ本家OHでは$250から$199.99に値下げされてるのでOH JPも¥25,000くらいにならないかなと思ってるのは内緒
長さは83cmで重さは910g~870g(重さは買う時の気分によって決めます)。くり抜き加工無しでBFJマーク付けるためにバレルカラーはウォルナットのハンドルはナチュラルクリアラッカー。USAのバットなんだけど日本臭いバットにしようと思います。入手したら僕もヒッコリはんの仲間入りです。

もうちょっと木の棒の話は続くんじゃよ。オオタニサンじゃ。
先日行われたMLBオールスターのホームランダービー。普段ゆっくりじっくり見ることができない大谷翔平選手のバットを観察してました。最初ね、ホームランダービー用のバット使ってるのかと思いました。ア シ ッ ク ス ロ ゴ の か な り 手 前 で テ ー パ ー 部 が 終 わ っ て そ の ま ま ヘ ッ ド ま で 太 さ が 均 一 の こ ん 棒 み て ぇ な バ ッ ト だ も ん あ れ な ん だ よ あ れ こ そ 本 当 の 木 の 棒 じ ゃ ね え か よって驚愕しましたね。もっというとソフトボールのバットみたいな。そのオバケみたいな。
MLBというか外国の木製バットってテーパー部(徐々に太くなる部分)が短くバレル(打つ部分)が長いバットが主流で、なんでそんな形なのかというと芯が広いからです。芯さえ当ててしまえば自信の体力でフェンスオーバーを狙うのがアメリカンスタイル、ヒットは打ち損じでしかない。また多少の打ち損じはバットがカバーしてくれるということですね。選手個人のフィジカルがしっかりしているからこそ扱える形なので、日本ではあまり見かけない形といえます。C243,C271,I13、どれもバレルが長いバットです。M110はそれほどでもありませんけれども。
けれどもオオタニサンのバットはそれすら甘ちゃんに思えるほどの超々ロングバレルバット。オールスター後の試合を見ていても同じ形であることから、今シーズンはずっとこん棒みてぇなバットを振り回してホームランを量産していたんですね。いやぁ凄まじいパワーですよ。まさしくVR38DETTみたいな、高効率高出力だからこそなせるパフォーマンスだと改めて感服せざるを得ない。すげぇ、一本欲しい。絶対振り回されて終わるスペックしてる
ヤンキースに移籍した500Feeter(150m飛ばしマン)のバットの話も少し。先日ヤンキー・スタジアムで移籍後初ホームランを打ったジョイ・ギャロ選手のバット。ノブの形がタイ・カッブ型というべきでしょうか、いわゆるこけし形状をしてました。150m以上飛ばすごりっごりのパワーヒッターですから極力ノブを小さくして鬼エンドローデッド(ヘッドバランス)にしてるかと思いきや、かなりスイングウェイトを軽くして振り抜きやすさ重視にしてる模様です。ギャロ選手のフィジカルからすれば振り抜ければオーバーフェンスは余裕だと、もう150m飛ばさなくてもいいということでしょうか。大事なのは飛距離より本数という考えなのかもしれませんね。鬼飛距離の選手が他に二人もいるチームに移籍したわけですし。あれ?そういえばカブスから一塁手も移籍してきませんでしたか?というかバエズもブライアントもカブスから移籍!!?どうしたの熊軍団?呪いを打ち破った2016年の栄光は捨て去り新時代にしようということなのでしょうか。どっかの球団(MLBだと当てはまる球団多すぎる問題)みたいにならなければいいのですが。
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四捨五入しなくても三十路

2021-07-14 20:16:12 | 日々徒然
メインのパソコンのOSを再インストールしようしようとしてたら1ヶ月過ぎてました。もうWindows 11の足音が聞こえてるって本当?また無料インストール祭り開催ですか?
そうです今日は7月14日。僕とビリー・ヘリントン氏の誕生日ですね!気づいたら平成プロトタイプの我々チーム・バイパーも32歳です。最近は老いに抗うように体を動かすことが楽しいです。木の棒振り回すだけなんですけど。六日町のクレブスポーツにな、ZETTの古田モデルがあるねん。良~いバットだと思います。ハンドルちょい太目でグッってくる。880g平均だけどみっちり詰まってる感じが凄く良い。けどな、ホワイトアッシュ以外のバット折れる気がしないねん。イエローバーチもヨーロピアンビーチもシデも根っこで「あ、やった!」ってしてもコキンってならずにドインって打球を返すんですよ。やっぱり散孔材よ。ここらで本気の本気のハードメイプルを所持してみたいですね。T141かOHJ1あたりがいいなぁ。

魚沼あたりをドライブしてきて、きれいに整った斜面を眺めてきました。でも今年の冬はスキーに行きません。我慢します。下唇嚙んで面白くなさそうな顔して冬を過ごします。その分バランスボード買って板の上での姿勢を保つ努力をしたい。雪山に戻るのは33歳になってから。そしたら荒金スキー場のシーズン券買って毎週滑りに行くんだ。おそらくその頃には黄色い板に乗ってるでしょう。
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折ろうと思ってやってるけど、折るためにやってるわけじゃあないよ

2021-07-06 21:05:58 | 日々徒然
新しい仕事の研修期間が終わり、一人で仕事をする時間があるのですが、吐き気と腹痛を催しながら勤めています。でもそんなとき「何やってんだよオメー!」って声がしてきました。とあるVtuberの声でした。つい先日、卒業という形でVtuberとしての活動を休止したドラゴン。人を惹きつけ、巻き込み、引っ張っていくのが得意なドラゴンでした。
卒業されたときはとても寂しかったですが、その声はまだ僕の中で生き続けています。
もしまたお目にかかれる日が来たら、それはとても光栄なことです。その日を僕は待っています。



少ししっとりした話題から180°回転。できれば乾いた音がすると嬉しい話題にしましょう。ただしやっぱり悲しいことが起きてしまいました。






やりました(cv.井口裕香

つい3か月前110VBOの記事を書いたばかりなのに。新しい打ち方試していて内角えぐられたらこの様です。
Wood Bat Madness #12 | American Batsmith TS28 Birch vs. Marucci LINDY12 & Victus TATIS23 Maple

4:48からと同じ感じ。Rawlingsの®のロゴの真上で打ちましたね。ヘーターすぎる。
「コキン!」という甲高い音ともにせん断...ホワイトアッシュのバットを折ったのは3本目です。すべてRawlingsなのが因果深い。

さて新しいバットの品定めをしましょう。切り替えるのもスイングスピードも早いほうがいいし速いほうがいい。
案その1「やっぱりM110でしょう」
https://item.rakuten.co.jp/e-shopsmart/slwtlw5a110/
ホワイトアッシュでM110。さらに焼き入れ加工。パーフェクッ。ただしBFJマークはありません。
https://item.rakuten.co.jp/mizushimasports/1cjwh180/
材質はメイプルですがBFJマーク付き。長さは85cmです。またオレンジ色のバット見つけたよこいつ。

案その2「ノブだけでもM110に」
110VBOのノブを採寸した結果、エスオー工業の031の形と似ていることが分かりました。つまり031でオーダーすればM110に近いフィーリングが得られるはずです。エスオー工業じゃなくてもBEBRANDやFoseKift、すみれスポーツでも同型のノブでオーダーバットが作れます。特にすみれスポーツのトネリコオーダーは個人的に爆アド。

案その3「Rawlingsのホワイトアッシュが欲しい」
https://item.rakuten.co.jp/theater/ya1003506445/
Rawlings、ホワイトアッシュ、T141。三倍満。



え?JB008で作ってバーチと比較しろだ?いやいやいやいや。
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あの賑やかな市場は今どこに

2021-06-24 20:04:32 | 日々徒然
休日だったのでドライブを兼ねて新潟市のメロンブックスに行ってきました。新潟市内中心部に車で行くのは久しぶりでしたが、ところどころ工事していたり工事が終わって景色が変わっていました。特にJR在来線の高架化で踏切をまったく通らなかったのが軽くショックでした。
平日なのにメロンブックス下の駐車場は満車で、出てきた車と入れ違いで何とか駐車することができました。そしてメロンブックス入店。平日もあってか人が少ない。そしてなんとなく元気が無い、活気がない。コロナウィルスの影響は同人界隈にももちろん出ていて、コミックマーケット及び同人誌即売会のほとんどは中止になっています。例大祭が開催できたのは奇跡みたいなもの。お目当ての東方虹龍洞のCDも見つからずに何も買わずに退店する始末。世間は鬼滅だ呪術廻戦だなのに。凄く寂しい思いをしました。
いつの日かまたあの賑やかな市場に戻れる日を願って、今は通販で買うことにします。僕らオタクにはコミケが必要なんです。汗びっしょりになってお目当ての本を買うために人混みをかき分けるのが、寒風吹き荒ぶ有明ビッグサイトの前に何時間もじっと並ぶのが仕事なんですから。

新潟市に来たので北野屋野球工房へ。ここでは嬉しい出会いがありました。JapanBallparkの硬式木製バットです。実物の見るのはおそらく初めてでした。黒いつや消し塗装の竹バットが何本か置かれていて、ノブに数字が彫られている。もしやと思い004番のバットを持ってみる、細い。そう、数字の刻印はJBバットの基本モデルを現していたのです。004番は基本モデル20種類の中で最も細いバットで、バレル径が61.1mmしかありません。「こんなの当たる気がしない。だがそれがいい(ニヤリ」って握ってました。僕のお目当ては008番。逆に最も太いバットです。あのですね、まんまLOUISVILLEの16Tでした。ノブからハンドル、テーパーからヘッドまでほぼ16Tのそれ。LOUISVILLEの16T大好きな僕はJBのHPを見て「008番ならそれに近いんじゃないか」と推測してましたが、形がほぼそれとわかり心の中で小躍りしました。そう、いつか008番でオーダーバット作るんだ…。長さ82cm、重さ920g、色はオレンジ一色でつや消し塗装、くり抜き無しのインパクト重視仕様でショートヘビーハンマーバット。材質はもちろんバーチ。ああでも004番でメイプルで作るのも良いな。

ヤフーショッピングで木製レボルタイガーが売り切れたけど、008番の実物握れただけで僕の心は凄く充実しました。いつかT141買います。
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リメンバーアイスエイジその2

2021-06-21 21:03:24 | 日々徒然
前回の続きです。今回は身分不相応、高嶺の花なスキー板試乗レビューです。乗れない振り回される遅れる曲がれないのオンパレードです。大抵かまぼこ板みたいなプレートが乗っていて「パワー伝達力あります!」みたいな謳い文句ですが、伝達するパワーの無い人間が乗るとどんなにサイドカーブがきつくてもカッチカチのGS板になります。板だけが走っていく滑稽な滑走になります。

DEMO ALPHA Ti 161cm/ROSSIGNOL
ロシニョールデモシリーズの2番目、かまぼこ板が乗っていない方です。かまぼこ板のほうはLTDといってR22プレートというかまぼこ板がかーまぼーこー!(ベヨネッタ)しています。これは凄く使いやすい。使いやすいというかちゃんと乗せてくれる。短いのもあったから振り回せる軽量感としっとり感。踏み込むと上位モデルらしい反応の良さ。試乗した板の中で思った通りのラインを描けたのはこれと後述するRC ONE 72くらいでした。167cm乗ってみたかったなぁ。

RACETIGER SL DEMO 165cm/VOLKL
VOLKLはマニュアル板なんだわというのを実感した板でした。SCの前にSLを乗ったのですが、下位モデルのSCなら乗れるだろと高をくくってもアレだったのでVOLKLは天敵です。ただこれは板全体の剛性がひしひしと感じられました。UVOのおかげなのかできる限り飛ばしても板がバタつくことなかったですし、妙な挙動が無い。ただしマニュアル感バリバリでひたすら気を使ってないと体が置いていかれる板でした。

THE CURV CURV BOOSTER 164cm/FISCHER
FISCHERのCURVシリーズ最上位。ザ・かまぼこプレートが乗っています。164cmと短いはずなのにやけに長く感じる重厚感。足元のがっちり感がおそろしくする。Tyroliaのビンディングってこんなに固定される感じしたっけ。うん、すごい。走る。走っていく。全く板の真ん中に乗れない。かかと重心しかできない。でもテールが重くて硬くて踏ん張れるしずっと踏ん張ってる。ズラす?何言ってんだ?って板が言ってくる。わかった、おまえ高畑で上から下まで滑る板だろ。

RC4 WC.SC CURV BOOSTER 165cm/FISCHER
レース系デモ板のショートターンモデルです。CURVと違うしなりが上級者を満足させるんだろうなーと思いながら板に振り回されました。エッジがトップからテールまでグワチィと嚙んで雪面から離さない。いつでもどこでも感じられる強烈なエッジグリップ。しかし解ってるのか高木。その強大なエッジグリップが抜けた時どうなるかを。重厚感あるのに強烈にしなって返すので板が妙に短く感じました。1本滑っただけで脚が悲鳴を上げてガクガクになる、そんな刺激的な奴です。

S/MAX 12 165cm/Salomon
BLASTという上位機種があるので2番目の板です。ビンディングもZ12と優しめのが乗っているためかまぼこ板ではありません。ただしチタナルが2枚トップからテールまで最後までチョコぎっしりと入っています。しかし乗ってみるとあら不思議。そんなにずきゅんばびゅん走る板ではなく、しっとりしなってカチっと足元でエッジグリップしてすぅぃーんと抜けていく丁寧な奴です。君もALPHA Tiと一緒で優しいけど高いレベルにあるやつなんだな、そうなんだな。トップを谷側に落とすとしゃもじ型のチップが勝手に雪面をとらえてくれて楽々ターンできます。踏み込むとシュインシュインショートターンまがいのもできる。Salomonしか勝たん。

TC-SS(FM600) 165cm/OGASAKA
やっぱり小賀坂も天敵でした。フレキシブルタイプなFM600なのに硬さしか感じず、踏み込むと跳ね返され、全くズラせませんでした。やっぱりテクニカルモデルに手を出すものじゃあないね。分相応板が一番ヨ。

RC ONE 72 163cm/FISCHER
かまぼこは乗っていませんがRC ONEシリーズの最上位。レジャースキーの一番上みたいな、でもCURVシリーズみたいに常時ギュンギュンしないよという板です。チタナルもそんなに厚くなく(0.8mm)、このシリーズ特有のトップとテールの肉薄構造で軽量感が抜群。なのに板はヤワくなく、テールもしっかり踏ん張ってくれる。人馬一体というか人板一体となって斜面にアプローチできる。こういう板一枚持ってると長く使えるんだろうなっと思いながら3本くらい滑りました。CHARGERと並んですごく欲しくなった板です。163cmだとちょっとショートターンみが出るのでオールラウンドに滑りたい人は170cmにするといいな!




木の棒の話。もっというとエンゼルスの17番の話。
ついにV・ゲレロJr.とホームラン数が並びベーブルース以来の投手で本塁打王が夢ではないという証明をしそうなS・オオタニですが、ちょっと「おお!?」ということを発見しました。
あのひと、BIRCHのバット使ってたんですね。そう、イエローバーチ。キハダカンバ。特性でいうと「アオダモのような打感がしながらも弾く」木材です。日本ハム~MLB初期は青ダモのバットを使っていた大谷選手ですが、MLBのピッチャーの剛球にはちょっと力不足が否めなかったのかもしれません。DeMariniのメイプルのバットを練習で使用する姿も見られました。
おそらく、推測の域を出ませんが、調子を落としていた時はメイプルのバット使ってたんじゃないでしょうか。ガツンとくる強烈な打感と弾きは魅力的ですが、どうしても合わない打者はいます。しかし青ダモではパワー不足。そのギャップを補完するのにバーチはうってつけだったんだろうなぁ。
大谷選手の黒いバットのヘッドのGOLDSTAGEの下に注目してください。「BIRCH」の文字が刻まれているはずです。そしてバーチも散孔材、インクドットもしっかりされています。
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リメンバーアイスエイジ

2021-06-20 20:26:10 | 日々徒然
最近よく夢を見ます。スキーの夢です。一度しか行ったことないのにやけに鮮明にコースを覚えてる白馬乗鞍や、やったことないのに3時間くらいツアリングしてヒィヒィ言う夢をよく見ます。あれだけ怪我の元になって人生を棒に振ってるのに、まだ滑ろうなんて救いのない奴では?と思われるかもしれません。その通りだぜ。木の棒振ってるし。
気が付くと木の棒で埋め尽くされていた楽天市場やヤフーショッピングのお気に入りも木の板があったり、挙句プラスチックの靴もあったりします。プラスチックの靴はそうSalomonの黒とオレンジのアイツですねんふふ見よこの時代に逆行した幅狭甲低扁平舟状骨こんにちわ足を。Salomonしか勝たん。

突然ですが僕がピーにいたときピーしたスキー板をレビューしていこうと思います。もう3年前の出来事ですからすでに市場に無いモデルが9割のレビューですがお付き合いください。
その前に僕が欲しい板のスペックを箇条書きしましょう。
・長さ162~167cm
・ラディウス15m以下
・センター72mm以上
・カーボン補強or足元だけチタナル補強
こんな感じです。足前はSAJ2.5級くらいです。

KS-GP(PRD 12GW) 165cm/OGASAKA
みんな大好き日本の小賀坂、検定ユースのKEO’Sのフラグシップでした。ビンディングはプレート無しのPRD12でちょっと優しい仕上がり、しかし曲がらない。ちゃんと踏まないと撓らない。きれいに撓るしトーションもしっかりしてるんだけど、下手くそが乗るとやけにパキパキした印象しか来ない。反力が極端。動きがぎこちない。僕にはうにてぃーが合うようです。

DEMO BETA Ti 167cm/ROSSIGNOL
ロシニョールデモシリーズの3番目です。Tiとありますが足元に薄い鉄板が入ってるだけなのでそんなに尖ったモデルではありません。ちょっと長めなのにスイスイ回れます。これは素敵!と思ったのは1本目だけでした。2本目でテールがもっさりさんということに気づいてしまいました。も、もうちょっと切れ上がってもバチ当たらないぞと思いながら返却しました。優等生だけど後片付けが成ってないというか、竜頭蛇尾ってやつ。

S/RACE SHOT SL 165cm/Salomon
我らがSalomon、麗しのSalomon。センター68mmですがショートターンヘ~タ~人種にはむしろすぐエッジ引っかかってくれた方が楽ではあります。実際この板はちょっと傾けるだけでトップがすぐ食いついてくれて、足元はエッジしっかり&剛性しっかり、テールもシュっとしてくれます。理想のショートターン板!値段も当時そんなに高くない板でした。今でもまだ在庫あるそうですよ?

REDSTER S8i 160cm/ATOMIC
ATOMICは魂の僕ですが、これはちょっと合わなかった。クルンクルン回りすぎで忙しすぎ。パワーステアリング効き過ぎの自動車みたい。できれば165cm試乗したかったなぁ。あとATOMICらしからぬ軽量感がちょっと肩透かしですね。軽さを前面に押し出してきた板でした。来季は引っ張り棒じゃなくて湿布が板の表面に張られるらしいですね。試乗?いやいやいや、雪山にはいかないよホントダヨ

RC ONE 73 167cm/FISCHER
名機PROGRESSORの後継RC ONEシリーズのセカンドモデルです。薄い鉄板が入ってますがトップとテールが一段薄くなっていて重量も操作感も軽い軽い。BETAと同じようにスイスイ行けるしもっさり感もない。楽しい、思い通りって楽しい。でも物足りないのはなんでだぜって板でした。ぴったり過ぎるというのも考え物ですね。色もね、緑で好きなんだけど。あ、青いのも好きです。

RACETIGER SC DEMO 165cm/VOLKL
天敵でした。小賀坂と一緒です。傾けるだけじゃあ曲がりませんでした。しっかり踏み込むとスィーンって行けるのですが、次のターンに入ろうとすると板の反力が変なタイミングで来てターン導入がうんちになりました。小賀坂もVOLKLもそう。ちゃんと上手く乗らないと上手くならないっていう突き放した種族なんですね。誤魔化しがきかないけれど、上手い人が乗ると上手い。小泉構文じゃねえんだから〇ね。白くなってカーボンになってどう変わったのかちょっと気になります。だってみんな「ショートターン苦手な人にオススメ!」って言うんだもん。馬鹿にされてる気がする。もうちょっと面白げというか遊びがあっても良いと思う。

CHARGER 168cm/K2
これ、すごい。センター76mmでちょっとのんびりかな?って思ったけれど、しっかりしてるかつしなやか。カーボンが全体的に格子状に編み込まれてるのが良いらしく、そこそこスピード乗せて無理に曲げようとしても付いてくる。スピード落としても変に反発しない。ビンディングがセパレートだから足元のたわみがすごくよく感じられる。遊べる、楽しい。長さ感じない。これ欲しいなぁって思いました。162cmでもぶいぶいいけそう。後継のDISRUPTION SC乗ってみたい。試乗?イアkナイヨ

今日はここまで。次は無謀な上級モデル試乗レビューを書いてみます。スキーにかまぼこ板が乗ってるようなヤツらです。
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ビヨンドマックスと和解せよ

2021-05-20 22:16:00 | 日々徒然
2002年から発売され、常に軟式野球の高機能バットのトップに君臨し続けているビヨンドマックス。他社がウレタンバットを出しながらも未だに最強の打球飛距離バットであるその様は、ロジャー・フェデラーのような「絶対王者」の風格があります。
ただそのバットにも唯一の弱点がありました。打感です。これがとても悪い。柔らかいものと柔らかいものをぶつけるとこんなにも気持ち悪いのかというのが正直な感想です。普通の金属バットが「タィーン」、木製バットは「ズッポォーン」、ビヨンドマックスは「ドベバィーン」。2,3回当たってるような感覚がします。芯を外してるわけではないようです。
しかし以前、僕が所持しているビヨンドマックスキングのレビューを見てみると打感は「ポォォォン」と書いてある通り、当時はそんなに悪い印象ではなかったようです。何か変わったことがあったのでしょうか。あるとすれば僕自身の体重と筋力です。1kgのバットに400gの重りを付けて呻りながら素振りすると否が応でも上半身に肉がついていきます。そのおかげかメイプルとはいかずともシデのバットとは仲良くなれた気がします。そうですね、シデのバットの真面目なレビューもしないとですね。
話を戻すと、パワーが付いたからビヨンドマックスのネガな部分が分かるようになってきたと。じゃああの打感の悪さはどこから来るのと。おそらく、おそらくですけど、ウレタン部分が潰れきってしまって中の芯に衝撃が伝わって2回3回当たるような気持ち悪い感触になってしまっているのではないかと。
ビヨンドマックスを主に使っているのはナガオカドームの⑧ゲート。球速110,120,130km/hを選択できるゲートで130km/hで打っています。もちろん速い球であればその分ボールは潰れますし、ウレタン部分も潰れます。思いっきり力んで硬式打ちのようにボールをグシャっと潰すように打つと「ドベバィーン」。ちょっと力を抜いて打ってみましょう。「ポォォォン」。ほぅら、これだ。
ある程度速い球の場合、むしろ力を抜いて打った方が明らかに打感が良いし、打球速度も速いような気がします。そう、パワーが有ってウレタンが潰れきっちゃう人は力を抜いて当てたほうがよく飛ぶみたいです。非力な人でも飛ばせるのがウレタンバットの良いところですが、逆にパワフルな人だと効果が半減するようですね。
ただしこれは7年前の型落ちビヨンドマックスキングでの話。最近のビヨンドマックスはちゃんと進化してて、ウレタンの厚みを増やしたり、中の芯を金属にして振動を減らすという工夫がされています。そう考えると荻窪オスローで02を打った時はまだウレタン潰せてないくらいノーパワーだったんですね。打感がテニスみたいでした。
そう、テニスですこれは。強く打ちすぎると効力が半減する。緩いボールに対してはぶち当てる打ち方でいいんです。速い球は当てるというより振り抜く。ボールの軌道に合わせて素振りをする感じ。ポォォォン。ほぅらね。元気に飛んでいく。ビヨンドマックスと和解できました。
もうひとつ。ビヨンドマックスの打ち方でやってみたいことがあります。それはバックスピンをかけた打球にすること。金属や木製ならバットヘッドを立てるようにしてメショアァと捻り潰すと、打球に角度が付きながらバッグスピンの打球が飛んでいきます。ただビヨンドでこれをやるとウレタンが上の方に潰れて内野のポップフライになりがちです。かといってただボールの上を叩くと速いゴロになるだけです。

わざとボールの遠いところを打ってみよう(ポォォォン)

ボールをキャッチャーの視点から見て、今までは11時や12時の場所に当てにいく感じで打っていました。所謂インサイドアウトの打ち方。重たいバットをなるべく速くインパクトゾーンに持っていくための打法です。木製バットの900gならまだしもビヨンドマックスキングは720g。軽いのでそんなに意識しなくてもインパクトゾーンには速く持っていけます。なので遠回り。目標はボールの2時の部分に当てる感じ。ドアスイングをちょっと意識して、ボールに巻き付けるように、振り抜く(ポォォォン)。左中間に気持ちのいい打球が飛ぶようになりました。おまけに潰れたウレタンがボールに擦り付けるようになるので強烈なバックスピンがかかります。これはかなり伸びる打球だといえます。
パワーが付いたことで思わぬ遠回りをしましたが、逆に遠回りすることによってビヨンドマックスの神髄に近づけました。バットにはそれぞれの打ち方がある。ビヨンドマックスはそれを教えてくれる大切なバットなのだと思いました。また130km/hを打ってウレタン部分を熱くしていこうと思います。ポォォォン




大谷翔平、まさかあそこまでの男だとは。トミー・ジョン手術をしたとき、完全に終わったと思っていました。しかし今は以前にも増して凄まじい活躍。本当にホームラン王になってしまいそうですし、サイ・ヤング賞だって取ってしまいそう。TWB(Two Way Beast)の名は伊達じゃありません。
とても無駄な事なのですが、一つ疑問があります。無理であり無駄なことなんですが。

もし大谷翔平と大谷翔平が対決したらどうなるだろう?

大谷翔平は大谷翔平の160km/hのフォーシームを打って160m飛ばせるのか?大谷翔平は大谷翔平の黒いアシックスのバットをスプリットで空を切らせられるのか?無理なことであり無駄なこと。だけど妄想せざるを得ません。彼はそんな、唯一無二の選手です。
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暑くなってきました、そろそろ夏ですね。

2021-05-13 21:38:43 | 日々徒然
おニーさんをしているせいか体重が6kgも増えました。30歳を過ぎると体に肉が付いて落ちにくくなるというのは誰にでもあり、それは僕も例外ではないようです。木の棒振り回すにはそこそこ肉がついてるのが良いのは確かですが。

遅くなりましたが、中日ドラゴンズの根尾選手、初ホームランおめでとうございます。初ホームランがバンテリンドームで、しかも満塁ホームランというのは凄い。是非いまいち振るわない打線の起爆剤となってほしいですね。
栗原コーチとのミニキャンプがあったそうですが、その時「思いっきり引っ張ろう」とアドバイスされたそうですね。打撃の基本は引っ張り。引っ張る打撃が一番速い打球を生み、一番遠くに飛ばせる。
バットの形状も変えたみたいですね。巷に根尾モデルとして売られているZETTのバットのノブはお団子形状で、そんなに小指が引っかかるタイプではありません。しかし、Youtubeで満塁ホームランの打席のバットを見てみるとノブが大きく小指が引っ掛けやすい形になっています(ほんの少し短く持っていますが)。握力や腕力に自信があり手が大きい選手はフレアノブにしたり、佐藤輝明選手のようにノブに小指をかぶせますが、そうでない選手が引っ張る場合、小指を引っ掛けやすいノブにするというのは一つの手段ですね。
僕もSPBW-13を再現バットとしてメイプルでオーダーしたいです。既にどのメーカーにするかも目処をつけています。ただ目移りするのが昔からの悪い性分で、美津和タイガーのJグリップだったりOld HickoryのPROXRのような特殊形状ノブのバットも欲しいなと思っています。豊四季ドームスタジアムでレボルタイガー使ったとき、引っ張りやすかったのが今でも印象に残っています。Yahooショッピングで探すと、それらしいバットが売られていますね。

東方のこと。東方Project第18弾東方虹龍洞 ~ Unconnected Marketeers.が発売されました。Steam版はCD版より早く発売されていたのでYoutubeで4面以降の道中BGMを聞いています。
あんねー、EXボス曲格好良い。惚れた。イントロで「まーた困ったちゃん曲かよ」って聞いてたんだけど、サビが格好良いの。曲の構成は佐渡の二ッ岩が似てる。今回のBGMは大人し目というか、前作がイケイケドンドンだったせいかもしれないけど沁みる曲が多い。タイトル画面曲ですでに泣かせに来てる。
Vtuberの配信や動画見た分東方の曲を聞くようになったせいか、以前より愛が深まった感じがする。特に花で妖夢使ってる時が一番心が弾むし落ち着く。多分PCで花映塚できなくなるまでやるんだろうなぁ。

おニーさんでしたが、お仕事が見つかりました。1年ぶりの社会復帰です。

[追記]
腕じゃないところが筋肉痛になりました。右腰です。ようやく腰で打つということができるようになったようです。I200userさんに報告したい。腰で打つ打撃は実在し、それはとても強力だと。
ペプシマーンペプシマーン
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Rawlings VELO BHW6FBAV

2021-04-09 23:21:03 | 日々徒然

材質:中国産青ダモ
長さ:85cm
重量:880g平均(実測902g)
グリップ最細:24.0mm
グリップエンド:35.5mm
ノブ厚さ:27.7mm
ノブ直径:52.8mm

ローリングスの2016年モデルです。材質は廉価な中国産の青ダモで、いわゆるしなって飛ばすバットです。塗装はオレンジ色にロゴはホワイト。もうこのブログ見てる方ならわかるかと思いますが、僕のオレンジとか赤褐色のバットを収集しようシリーズの一本です。



ヘッドはくり抜き無しの丸型で、先端の直径は61.5mmと細い。当時VELOと銘打たれたバットはスイングスピード重視として作り出されました。あのバーチはVELOなのに太いですが、マイナーチェンジモデルなので例外的です。これは本当に正統派VELOです。


ノブの形がちょっと特徴的で、小指の収まりがよく握りやすさ振りやすさ共に◎です。ビヨンドマックスキングと似た感触がします。よくオーダーバットでグリップエンドの数値を指定してオーダーすることもできますが、おそらくこのグリップエンドの数値で指定しても同じ形状で作られることはないでしょう。写真を送って「こんな感じで」とすれば話は変わってきますが。

中国青ダモということで国産の青ダモより安価で青ダモのバットを手に入れることができます。が、個人的にこのバットを買ったのはちょっと失敗したかなぁと思います。しなるというより当たり負ける感触が合竹バットみたいです。グリップエンドの形状だけ知識を得ました。だけ。



https://ktr.handcrafted.jp/items/42305273
「草野球専用」「飛距離を求めていくのではない」「使うほど詰まっていく」「打球感だけ追及」
こういうの好き。「本当に音だけなんだな」っていうマフラーみたいじゃないですか。あと色がね。KTRさんはオレンジ好きですよね。僕も好き。
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Rawlings VELO 110VBO

2021-04-05 20:49:36 | 日々徒然

材質:ホワイトアッシュ
長さ:83.8cm(33inch)
重量:850g
グリップ最細:23.8mm
グリップエンド:39.0mm
ノブ厚さ:20.0mm
ノブ直径:49.4mm

日本で発売されているものではなく、アメリカ本国で発売されたホワイトアッシュのバットです。形状はルイスビルスラッガーのM110を模していて、全身塗装無しの生木出し仕様のアメリカンなバットです。日本の多湿な気候だと塗装有りの方が良いようですね。



ヘッドくり抜き加工有りで重量も相まってとても振り抜きやすいです。そしてこのバットの最大の特徴は、バレル部分を骨で研磨してあること。
Bone Rubbing Wood Bats - Rawlings Baseball

ホワイトアッシュは硬い木材ですが、バッティングで何度も衝撃を受けると木目が剥がれていき最終的に反発力が低下します。その状態になるのを防ぐために骨という固い物質で擦って木目を締めるという処理が施されています。昔の人は骨ではなくてビール瓶で扱いてたそうですね。他にも火で炙って木目に焼き入れ加工するという処理を施すバットもあります。
ただしこの骨研磨加工、現在の日本の木製バットのルールでは認められていないようです。当たり前ですがBFJマークも付いていないので、このバットは公式戦では使用できません。


M110の特徴、大き目のフレアノブです。手元を大きくすることでヘッドの重さを感じさせない好バランスなモデルになっています。素直にバットが出て、振り抜きやすい。


テーパー部からバレルは大きな特徴はなく、太くも細くもない印象です。打つというより打ち返す、弾き返すという表現が似合うバットです。大きいのを狙うより内野の頭を越え左中間右中間へ速い打球を飛ばすためのバット。俗にいうシュアなバッティングができます。

850gって軽くない?と思われるかもしれませんが、昨今の木製バット事情を窺うと900g以下の物が増えてきたようです。バットの重さを利用して打ち負けないことからスイングスピードと振り抜きやすさを向上させ自分のインパクトポイントで打つという考え方になってきたのかな?ピッチャーの平均球速が上がってきたことが大きな要因の一つでしょう。逆に言えば150km/hを超える剛速球でもしっかりコンタクトできれば、インパクトポイントで捉えられれば、あとは自分の体力でスタンドまで持って行くというバッターが増えてきた気がします。圧縮バットを使っていた時代から考え方が180度変わったんだなぁ。
ただし軽い木材ほど密度は下がるのが一般的。このバットもそうであるらしくハンドルのところに何本もスジが入っていて、すぐに真っ二つに折れてしまいそうな様子です。ホワイトアッシュは打球部の耐久力の低さもさることながら、折れることに対する耐久力も低い気がします。実際このバットより後に買ったホワイトアッシュのバットがあるのですが、既に折ってしまいました。ヘタッピッピッピー
NPBでも耐久力の低さと強く弾くバットの優位性からか以前にも増してホワイトアッシュのバットを使用する選手が減った気がします。今や九割九分メイプルのバットが使用される中、ホワイトアッシュはマニアックなバットとして生き残っていくのでしょうか。いやね、焼き入れ加工すると木目が際立って格好良いんだワ。メイプルに焼き入れ加工すると茶色くなるだけなんだけど、トネリコ系の環孔材のバットは焼き入れ加工が格好良い。白木にバシッと焼き入れしてあると「ああ、木の棒使ってんだなぁ」って強く感じるもん。バッティングに使用しないで飾っておくバットを買うならトネリコ系焼き入れのバットをオーダーで作るねうん。
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SSK LEAGUE CHAMP PRO(LPW12SP-RH)

2021-04-04 22:54:37 | 日々徒然

材質:メイプル
長さ:84cm
重量:900g平均(実測889g)
グリップ最細:23.1mm
グリップエンド:33.6mm
ノブ厚さ:24.4mm
ノブ直径:54.0mm

SSKの硬式木製バット、リーグチャンプシリーズのバットです。形状は中日ドラゴンズの平田良介選手で、端的に言うとニンジンバット🥕。
2017年モデルで、この年以降リーグチャンプはロゴのフォントが変わります。SSKは上位にプロエッジというシリーズがあるで、エントリーor練習向けのバットになります。もちろんBFJマークが付いてるので公式戦で使用できます。




ヘッドはくり抜き加工無しでほぼ角切り。「振り抜きやすい」と謳ってる通販の概要欄もありますが、使っている平田選手のように「前に大きいスイング」をするためのバットだといえます。



ノブは結構大き目で小指を引っ掛けやすい形状です。ノブの直径が50mmを超えると大きいなと感じます。実際このバットを振ってると引き手小指の皮が硬くなり、ちゃんとした膂力が無いとバットに引っ張られていきます。


テーパー部が長くてそのままヘッドまで行ってしまいそうな形状。バレルが平行になっていて芯を広めにとるという考え方と真逆。狭い芯にヘッドの重さを乗せてぶっ飛ばす一撃必殺のバットです。


SSKだと兄弟のようなマスコットバットが出ていました。ノブの形がちょっと違いますが、ほぼ同じような操作性を持っています。このバットもレビューしなければ。

バッティングセンターで売ってみると、メイプルらしく硬く弾く感触がはっきりしています。芯が狭いのもあって芯を外すとゴンッと押し手の親指に衝撃が来ます。ただミートポイントと芯に当たったとき、ハマったときの打球速度は速く、今まで扱ってきたメイプルバットの中では随一なんじゃないかと思えるほどです。パワーが無いと満足に扱えないけど、ハマれば飛距離の出るバットですね。


[要らない話]
オスローバッティングセンター立川店で上位シリーズのプロエッジ平田型が試打できました。長さが85cmで細かい形状はちょっと違いました。
なんかね、リーグチャンプとちがってバランスがぼんやりしてた。その分扱いやすいし、85cmって長さも気にならないんだけど、汎用的なバットだなぁって感じちゃった。あと野ざらし(語弊があるかも)環境だからかもしれないけど、床にコンコンコンって弱くたたいてみるとリーグチャンプより音が低い...。湿気吸って太ったんだなぁ。プロエッジなのに悲しい。
木製バットに湿気は大敵で、湿気を吸うとバットが重くなる上に弾く力も弱くなるとか。なのでプロの選手の試合用のバットは乾燥剤を入れたジュラルミンケースにバットを入れて保管するそうですね。なので義雄も少しそれを真似てみようと思ったのが1年ちょっと前から。お菓子とか色んなものに入っている乾燥剤(シリカゲル)や脱酸素剤をかき集め、細長いビニール袋を用意してバットを包み保管しています。そうして集めた乾燥剤脱酸素剤の数たるや...

わーを♡
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20201226 白馬八方尾根スキー場OGASAKA,BLASTRACK試乗会

2021-01-03 20:25:43 | 日々徒然
20’OGASAKA SKI シーズンイン試乗会@白馬八方尾根
に行ってきました。初滑りで板の良しあしとかわかるのか?そもそもへたっぴで板語れるのか?っていうところはありますが、やってみましょう。前期COVID-19と暖冬小雪の影響で試乗会が少なかった為の試乗会なので、全て20-21モデルです。体調不良のため3機種しか乗れなかったのが悔やまれます。

[ELIXIR/エリキサー(165cm)]

最初はBLASTRACKの代名詞エリキサー。ジャパニーズオールマウンテンスキーです。前期は芯材構成を変更したためさらに「深化」してるとか。一応以前のモデルも試乗したことあるのですが、違いは解りません。一つ言えることはエリキサーだということ。どんな斜面でもどんな雪面状況でも70点以上出すオールマウンテン性能は健在です。トップの捉えが早く足元からきれいに撓みながらスッとテールに抜けていく嫌味の無い感触。これ一本あればどんなシチュエーションでも事足りてしまいます(用途別に板を変える人でなければ)。朝一に整地された後にゴン降りで新雪凸凹斜面でも難なく滑ってこれる性能はさすが。敢えて欠点を上げるとすれば、トップがしゃもじ形状なので脚を閉じてコブ斜面を滑るとトップがぶつかり合いそうですね。そういう人はモーグル板や後述するスタイラスをどうぞ。デザインは白馬の山々なのでまさにおひざ元です。滑れないわけがない。成人男性なら171cmをチョイスすると気持ちよく滑れそうです。



[UNITY U-VS/1(165cm)]

小賀坂のレジャー向け板。昔は検定受けてバリバリ滑ってたけど今は子供と一緒に滑るしそんなに飛ばさないよ、というお父さん向け板。OS/1がネオフレックスエッジでこちらはストレートエッジなのでややハリを強くなったとか。足元にプレートがあるため足元しっかりトップテールしなやか柔らか板です。個人的に足元だけチタンプレート入ってるしっかり板好きです(SHOT SLとかDemo Betaとか)。これも以前OS/1に乗ったことあるのですが、ハリが強くなったのかは解らず。ただこういう板は凸凹斜面でもエッジの食いつきがマイルドだから滑りやすいなぁとしていたらギャップに足元掬われて転びました。ビンディングの開放値は6にしていたので見事パチンと外れました。板もですけどビンディングも進化してるんだなぁと感じました。きちんと解放してくれるビンディングが好きです。あとUNITY1番板は本当に楽でいつか買いたいです。50歳超えたら2番板にしましょう。



[STYLUS/スタイラス(169cm)]

BLASTRACKのコブ板です。ID-oneとどう違うのと。乗ってみてびっくり、今回の試乗会のMVPになりました。テールがよく動く!振り回せる!コブ板は動かしやすいと聞いていましたが、これは本当に動かせる。いわゆるウェーデルン(まがい)の動きが凄くしやすい板です。でもこういう板ってエッジ嚙まないからズラししかできないんでしょ?嚙む、トップ嚙む。こいつトップ嚙んで撓んでテールが抜け過ぎない。現斜面は凸凹だけど整地されてるところで大回りクルージングカービングターンできるのがわかる。芯材構成の良さと「こういう動きをしてくださいね」というのをしっかり教えてくれる良い板です。色が茶色で地味で今回の斜面ではちょっと合わないシェイプしてたので、会場で常時売れ残り状態でしたが、これは乗ってみて正解。「コブ練習するならID-oneじゃなくてこれがいいな」と思わせる一台でした。FR-Xじゃヤダという僕にぴったりですね。


スタイラス、すごい。
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