自分の家に7本あるのに。新潟市北野野球工房さんにお邪魔しました。夏休みだったので高校野球児も数名いらっしゃいました。
ただやはり、ネットサーフィンしていて通販サイトをだらだら見ているだけでは得られない情報があります。意外と太いな細いなとか。実際の色味とか。何より実物の木目、指でデコピンしてみて音の高低なんかも店頭に並んでいる物だとわかります。
まず、ウィルソン55T型。これが興味深い。55T型とありますが16T型とほぼ一緒の形か、或いは完全に一緒。ディマリニ→ルイビル→ウィルソンとメーカーが変わり(変わらず)、型番も変わったということなのでしょうか。この55T型は軽量版と高密度版とあり、ハンマーヘッドバランスをビュンビュン振り回したい人は軽量版、メイプルの硬い打感でガツンと打ちたい人は高密度版を選ぶといいでしょう。いずれもヘッドくり抜き無しのインパクト重視の飛ばし屋設計。ただしテーパーは驚くほど長く細いのでロゴより手元で当てた場合は折れるのを覚悟しましょう。
55T型とJB006型も比べてみました。北野野球工房さんはJBの20型全てラミバットのサンプルが置いてあるのが凄く有り難い。55Tと006はノブの形もさることながらロングテーパーヘッドバランスと似ている部分の多いバットです。ただ実際に二本並べてみると、55Tのほうがロングテーパーでトップが太く、006はバレルが若干長いという差異がありました。ただ目視で比べたので正確ではありません。ノギスで測る不審者になってしまうのはちょっと憚られますね。55Tがちょっとやりすぎだと感じたら006は選択肢の候補に成り得る形をしています。オーダーなので材質も先端くり抜き加工も選べます。JBは良い仕事しますね。
魚雷バットも硬式木製で2本発見しました。ZETTとO-BAT FACTORYです。ネットの画像で見るよりもヘッドの先細りが強く感じられ、実際握ってみると短いバットを持っているかのよう。松本でミズノの3本を持った時もこんなだったかなぁと回想しました。そして魚雷バットではないですが、現在の硬式金属バットも先端を先細りさせているバットが出ているんですね。マルチのJ-CATもそういう形をしていました。甲子園の試合もテレビで何戦か観ましたが、打者のスイングが鋭くなったような気がします。2年前から新基準バットになり、肉厚設計になったため飛ばなくなったと言われてます。しかし、最大径が6.7cmから6.4cmと細くなったため、スイングスピードを速くできるバットになったとも言えます。2年前の高校野球児はお世辞にも新基準バットを使いこなせてるとは言い難いように見えました。2025年夏の甲子園では(僕が知る限りで)10本のホームランが出ています。中には甲子園中段まで飛ばす強打者も居ました。高校野球児の進化が感じられる夏でしたね。
高密度木製バットというとヤナセも謳って出していますね。やはりそういう物が映えるのはC243、YCM-243かなぁ。
ただやはり、ネットサーフィンしていて通販サイトをだらだら見ているだけでは得られない情報があります。意外と太いな細いなとか。実際の色味とか。何より実物の木目、指でデコピンしてみて音の高低なんかも店頭に並んでいる物だとわかります。
まず、ウィルソン55T型。これが興味深い。55T型とありますが16T型とほぼ一緒の形か、或いは完全に一緒。ディマリニ→ルイビル→ウィルソンとメーカーが変わり(変わらず)、型番も変わったということなのでしょうか。この55T型は軽量版と高密度版とあり、ハンマーヘッドバランスをビュンビュン振り回したい人は軽量版、メイプルの硬い打感でガツンと打ちたい人は高密度版を選ぶといいでしょう。いずれもヘッドくり抜き無しのインパクト重視の飛ばし屋設計。ただしテーパーは驚くほど長く細いのでロゴより手元で当てた場合は折れるのを覚悟しましょう。
55T型とJB006型も比べてみました。北野野球工房さんはJBの20型全てラミバットのサンプルが置いてあるのが凄く有り難い。55Tと006はノブの形もさることながらロングテーパーヘッドバランスと似ている部分の多いバットです。ただ実際に二本並べてみると、55Tのほうがロングテーパーでトップが太く、006はバレルが若干長いという差異がありました。ただ目視で比べたので正確ではありません。ノギスで測る不審者になってしまうのはちょっと憚られますね。55Tがちょっとやりすぎだと感じたら006は選択肢の候補に成り得る形をしています。オーダーなので材質も先端くり抜き加工も選べます。JBは良い仕事しますね。
魚雷バットも硬式木製で2本発見しました。ZETTとO-BAT FACTORYです。ネットの画像で見るよりもヘッドの先細りが強く感じられ、実際握ってみると短いバットを持っているかのよう。松本でミズノの3本を持った時もこんなだったかなぁと回想しました。そして魚雷バットではないですが、現在の硬式金属バットも先端を先細りさせているバットが出ているんですね。マルチのJ-CATもそういう形をしていました。甲子園の試合もテレビで何戦か観ましたが、打者のスイングが鋭くなったような気がします。2年前から新基準バットになり、肉厚設計になったため飛ばなくなったと言われてます。しかし、最大径が6.7cmから6.4cmと細くなったため、スイングスピードを速くできるバットになったとも言えます。2年前の高校野球児はお世辞にも新基準バットを使いこなせてるとは言い難いように見えました。2025年夏の甲子園では(僕が知る限りで)10本のホームランが出ています。中には甲子園中段まで飛ばす強打者も居ました。高校野球児の進化が感じられる夏でしたね。
高密度木製バットというとヤナセも謳って出していますね。やはりそういう物が映えるのはC243、YCM-243かなぁ。