9月24日(日)に
香川県さぬき市で行われた
「さぬきの森 森林の楽校」の報告です。
58名(内地元16名)の参加がありました。
参加者の声
秋晴れの気持ちの良い日に「森林の楽校」が、
香川県さぬき市民百年の森で行われました。
私は、今回初めて参加しました。
参加の動機は、林業女子会@かがわの活動時に
メンバーの和田さんから親子で体験できる
樹恩の体験プログラムがあるとご紹介頂いたからです。
私は、森林関係の職場で事務の仕事に従事しています。
しかし、今まで森林作業を親子で体験する機会が無かったので、
今回良い経験になりました。私が、
体験したことを時間割順に紹介したいと思います。
(1時間目)チェンソーでの間伐見学では、
間伐前後の森の光の違いや間伐の効果について、
お話や視覚で体感しました。
山に響くチェンソーの音が、
子供達に緊張感や好奇心を掻き立てているかの様でした。
子供達全員でロープを引っ張って木が倒れた時には、
子供だけでなく親達からも歓声が上がりました。
(2時間目)巻枯らし間伐では、
立木のまま木の皮をむいて
水分が根から上部まで行くのを遮って
木を枯らす間伐手法を、体験しました。
「皮むき間伐」は、私や子供にも出来ました。
思っていた以上に気持ち良く皮が剥けて驚きました。
剥いた後の木の幹は、水分が通っていたのが分かる程みずみずしくて、
手にはめていた軍手が、濡れるほどでした。
そして、幹は白くつるりとしていてなめらかで綺麗でした。
木の命を体で感じる事が出来ました。
目の前の綺麗な幹を見て、皮むきで枯れてしまう事に
申し分けないような気持ちになりました。
こうした間伐材が、樹恩の割り箸活動によって、
国産の割り箸として有効活用されるのは素晴らしい事だと思います。
(3時間目)間伐材を使ったひのきの帽子掛けやネイチャークラフト体験は、
親子で夢中になって取り組みました。
分からない事は、ボランティアの方が、
アドバイスやお手伝いをしてくれたので助かりました。
おかげで、娘の背丈を超える帽子掛けが、出来ました。
帽子掛けは、枝付の木を活かした形で皮を剥いて作りました。
自宅に持ち帰って置いていますが、家の中に木が生えているようで、
洒落たインテリアになっています。
(4時間目)竹の食器作りでは、
自分で使うそうめんのつゆ入れを、竹の節を目印に鋸で挽いて作りました。
娘が、上手に真直ぐ鋸を使っていました。
その姿に、娘の成長を感じて何だか誇らしい気持ちになりました。
(昼食)竹を使った流しそうめん
・さぬき市林業研究会の岡野勲さんが無農薬にこだわって作ったお米を使ったおにぎり
・大きな鍋で作った具沢山のトン汁を頂きました。
どれも、愛情がこもっていておいしかったです。
さらに、自然の中で一緒に作業をした人達と
大勢で賑やかに食べる食事は、最高においしかったです。
(5時間目)最後の交流会の時に、
ベンチの会の長本さんがお話しされた言葉が私の心に残りました。
「ここにいる、さぬき市民百年の森で活動している
さぬき市林業研究会の方々も年々歳を重ねています。
若い方々に、この森林の楽校を通して、
引き続いてこの取り組みに貢献してほしい」。と。
確かに、山仕事をしている人が年々減少して、さらに高齢化しています。
私も、今回の様な機会を通して、
若い人達が森林や林業に興味関心を持ってくれて、
林業の担い手が沢山育ってくれたらと期待しています。
今回貴重な体験が出来ましたことをありがたく思います。
そして、終始親切に接して頂いたボランティアの方々に感謝しています。
ありがとうございました。
香川県さぬき市で行われた
「さぬきの森 森林の楽校」の報告です。
58名(内地元16名)の参加がありました。
参加者の声
秋晴れの気持ちの良い日に「森林の楽校」が、
香川県さぬき市民百年の森で行われました。
私は、今回初めて参加しました。
参加の動機は、林業女子会@かがわの活動時に
メンバーの和田さんから親子で体験できる
樹恩の体験プログラムがあるとご紹介頂いたからです。
私は、森林関係の職場で事務の仕事に従事しています。
しかし、今まで森林作業を親子で体験する機会が無かったので、
今回良い経験になりました。私が、
体験したことを時間割順に紹介したいと思います。
(1時間目)チェンソーでの間伐見学では、
間伐前後の森の光の違いや間伐の効果について、
お話や視覚で体感しました。
山に響くチェンソーの音が、
子供達に緊張感や好奇心を掻き立てているかの様でした。
子供達全員でロープを引っ張って木が倒れた時には、
子供だけでなく親達からも歓声が上がりました。
(2時間目)巻枯らし間伐では、
立木のまま木の皮をむいて
水分が根から上部まで行くのを遮って
木を枯らす間伐手法を、体験しました。
「皮むき間伐」は、私や子供にも出来ました。
思っていた以上に気持ち良く皮が剥けて驚きました。
剥いた後の木の幹は、水分が通っていたのが分かる程みずみずしくて、
手にはめていた軍手が、濡れるほどでした。
そして、幹は白くつるりとしていてなめらかで綺麗でした。
木の命を体で感じる事が出来ました。
目の前の綺麗な幹を見て、皮むきで枯れてしまう事に
申し分けないような気持ちになりました。
こうした間伐材が、樹恩の割り箸活動によって、
国産の割り箸として有効活用されるのは素晴らしい事だと思います。
(3時間目)間伐材を使ったひのきの帽子掛けやネイチャークラフト体験は、
親子で夢中になって取り組みました。
分からない事は、ボランティアの方が、
アドバイスやお手伝いをしてくれたので助かりました。
おかげで、娘の背丈を超える帽子掛けが、出来ました。
帽子掛けは、枝付の木を活かした形で皮を剥いて作りました。
自宅に持ち帰って置いていますが、家の中に木が生えているようで、
洒落たインテリアになっています。
(4時間目)竹の食器作りでは、
自分で使うそうめんのつゆ入れを、竹の節を目印に鋸で挽いて作りました。
娘が、上手に真直ぐ鋸を使っていました。
その姿に、娘の成長を感じて何だか誇らしい気持ちになりました。
(昼食)竹を使った流しそうめん
・さぬき市林業研究会の岡野勲さんが無農薬にこだわって作ったお米を使ったおにぎり
・大きな鍋で作った具沢山のトン汁を頂きました。
どれも、愛情がこもっていておいしかったです。
さらに、自然の中で一緒に作業をした人達と
大勢で賑やかに食べる食事は、最高においしかったです。
(5時間目)最後の交流会の時に、
ベンチの会の長本さんがお話しされた言葉が私の心に残りました。
「ここにいる、さぬき市民百年の森で活動している
さぬき市林業研究会の方々も年々歳を重ねています。
若い方々に、この森林の楽校を通して、
引き続いてこの取り組みに貢献してほしい」。と。
確かに、山仕事をしている人が年々減少して、さらに高齢化しています。
私も、今回の様な機会を通して、
若い人達が森林や林業に興味関心を持ってくれて、
林業の担い手が沢山育ってくれたらと期待しています。
今回貴重な体験が出来ましたことをありがたく思います。
そして、終始親切に接して頂いたボランティアの方々に感謝しています。
ありがとうございました。