水源の森 自然ふれあい楽習２０１８

９月１日（土）～２日（日）に群馬県利根郡みなかみ町で行われた「水源の森　自然ふれあい楽習」の報告です。

参加者４７名（内地元９名）でした。


参加者の声


　私は大学で森林について専攻しています。
ですが、フィールドワークには年に一度しか行くことができず、活動も限られています。
そこで今回のイベントを見つけ、森林についてより学ぶことができると思い、参加させていただきました。

　一日目の林業体験ではのこぎりを使ってヤマハンノキを切ったり、ロープワークを教わったりしました。
私は伐採というものはすべてチェーンソーなどの機械を使って行うものだと思っていましたが、今回の作業ではのこぎりとロープを使って木の傾いている方とは逆の方向に木が倒れるようにする方法など、手作業にこだわった手法を教わることができました。

　二日目は、自然観察のツアーに参加しました。
私が行った頂上コースでは、水上の気候ならではのミズナラやシラカンバなどの樹木が並んでいました。
現地のガイドの方は非常に森について詳しく、樹木やキノコの説明を一つひとつ詳しく教えてくださいました。
また、ツアーの最後には森の奥にある方丈庵という場所で抹茶や和菓子をいただき、疲れた体を癒すことができました。

　今回のツアーを通して、最初は同年代がおらず不安でしたが、どの方も優しく様々な年代の方々とお話をすることができ、とても貴重な経験となりました。
また、これまでよりさらに森に対しての関心を深めることができました。
今回のイベントを機に、より一層森林についての知識を深めていきたいです。