JUON NETWORK イベント報告

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そばの里 森林の楽校2019夏

2019-07-06 | そばの里 森林の楽校
7月6日(土)〜7日(日)に富山県南砺市利賀村で行われた「そばの里 森林の楽校」の報告です。
32名(内地元15名)の参加がありました。


参加者の声✏️

 今回のプログラムでは、主に林業体験の一つとして草刈を行いました。

 草刈りを行う際には、鎌や草刈機を使用しました。
鎌は絡まりやすい蔓等を切る際にとても使用しやすかったのですが、太い茎の植物を刈るときは思うようにはいきませんでした。
しかしスタッフの引きながら刈るというアドバイスを参考にすると、少しばかりうまく扱えたような気がしました。

 一方、草刈機は初めとても使うことに少し抵抗がありましたが、現地の方々の分かりやすい指導の下安全に使用する事が出来ました。
鎌とは違って、多少太い茎の植物や小枝なども簡単に切断できました。
しかしながら、刃先が地面に当たらないことを意識し過ぎて草を刈り残したり、足場の悪い斜面で草刈機の重さを支えたり大変なこともありました。
現地の方々の作業の様子を見ると、刈り残しもなくテンポも一定で速くとても上手でした。長年の経験を感じることが出来ました。

 今回は草刈り体験が主であったものの利賀村の歴史や芸術にも触れることが出来ました。
特に野外劇場を訪れた際はとても感動しました。
自然の草をうまく利用した劇場には驚きを隠せませんでした。
全国的にも珍しいそうなので、いつか劇を見に行きたいものです。

 現地の方々との交流会で様々なことについて話し合う機会がありました。
林業の重要性についての話はとても興味深いものでした。
森が汚染したりなくなったりしたら、川が汚染し、海まで影響が出るため森と上手に付き合うことが非常に大切であるという説明に納得しました。
森とは放置しても手を入れ過ぎてもよくないため加減が難しいらしいです。
農業とは異なり一年で成果が出るものではないため、次の世代に繋ぐということを意識して活動しているそうです。

 今回林業とはどういったものなのか実際に体験する事で、深く学べることが出来てよかったです。
今後も林業をはじめ、人間が自然と上手に付き合いながら活動するプログラムに積極的に参加していきたいです。
指導してくださった現地の皆様をはじめスタッフの方々の全員に感謝申し上げます。





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