JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
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水源の森 自然ふれあい楽習2023

2023-08-26 | 水源の森 自然ふれあい楽習
8月26日(土)〜27日(日)に行われた「水源の森 自然ふれあい楽習」(群馬県利根郡みなかみ町)の報告です。
38名(内地元8名)の参加がありました。

参加者の声

 ボランティア活動を始めてみたいと考え、自治体のボランティアセンターのホームページを閲覧していたところ偶然トップページで紹介されていたこちらのプログラムを見つけ、面白そうだと思い、今回参加させていただきました。

 一日目の林業体験では間伐作業を行い、下草刈りに使う手鋸の使い方や伐採を行う際のロープワーク等を教わりました。
初参加であったせいもあり特にロープワークに悪戦苦闘しましたが、指導者の方や同じ班になった方々から懇切丁寧にやり方を教わり、いざ伐倒。
あんなにしっかりとした木が想像より遥かに少ない力で倒れ、(勢いあまって尻もちをつくほど)ロープワークの威力に驚嘆しました。
また林業体験終了後に奈良俣ダムの見学も行い、昨今の少雨の影響により貯水量が減っている様子を目の当たりにし、改めて水源たる森を守る活動の大切さを痛感しました。

 夕食後実施された星空観察会では、曇りがちで室内レクチャーのみで終了する恐れがあった中、最終的に雲の切れ目から夏の大三角や白鳥座等を観察することができました。
今まで夏の星座を実際に観察したことがなかったので非常に感動しました。

 二日目の自然観察会では明治時代に整備された旧道(舗装されているので非常に歩きやすい)を通り、マチガ沢を経由し一ノ倉沢へ行くコースに参加しました。
ガイドの方からは、動植物の個々の解説をはじめ、ヒメネズミ等の哺乳類を底辺とし、クマタカやイヌワシを頂点とする谷川岳周辺の生態系を森が支えていること、旧道開通に関する歴史の話等多岐に渡るお話を伺い、非常に勉強になりました。
また一ノ倉沢を眺めながらの昼食は、普段はコンビニ弁当を自席で掻き込む自分にとって非常に贅沢に感じるひと時となりました。

 2日間の活動を通して、自然の美しさ、かけがえのない大切さ、またその自然を守るための一環としての林業の奥深さを実感しました。
タイミングが合えばまた参加させていただきたいと思います。


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