邪道?なレーザー溶接 その2

2010-06-22 16:50:14 | レーザー溶接
前記事の続きです。

5、溶接後
6、陶材築成
7、陶材焼成
8、修正完了

まぁ、かなりリスキーな方法ではあります。でも、これで済めば「早いとこ入れて欲しい。」と患者さんはお思いでしょうから喜んで頂けます。
陶材が盛ってあるところにレーザーを打つのですから、溶接部に近いところの陶材は当然割れます。そこを再築成で埋めていきます。
もともと焼成過多だったり、バイトの変更などで陶材の量が多い場合は別の場所にクラックが発生して、修正を断念して再製せざるを得ない場合もあります。
この方法は一か八か、ってところが邪道なんですよね。

また、ロングスパン・ブリッジがあろうことか完成・口腔内セット時に、テンポラリー・ブリッジの破損による歯牙の移動で切断・仮着で戻ってきた、というときにもこれに近い修正を行っています。




EVANSPRO Dental Laboratory
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