実験的に純チタン床にイオンプレーティング処理(窒化処理)をかけてみました。
初めての作業だったので、まだ若干の色ムラがあります。
イオンプレーティング処理とは真空ア-ク放電を利用し、陰極に取り付けた金属材料(チタン)を蒸気化・イオン化させ、窒素ガスと反応させて被処理物の表面に緻密な皮膜を形成させる方法です。
この処理によって形成される黄金色の皮膜はHv1200以上の硬度を有し、摩擦係数が非常に小さいのが特徴です。
当ラボでも今回、この皮膜の硬さは実感できました。
また、この皮膜は化学的に安定している事が知られています。
インスツルメントやカーバイド・バーにも応用されている事からも、その優れた性質はご理解頂けると思います。
歯科においては、窒化処理装置が歯科技工用として発売されていたのは20年ほど前のことで、その後はこの種の装置が発売されることはありませんでした。
チタン鋳造のブームが去ってからは売れる見込みが立たなかったそうです。ただ、一部の大手ラボではこの装置は現役で稼動しています。
ひょんな事でその装置が今、目の前にあります。
あくまでもまだ実験中で、装置の導入は鋭意検討中です。
さぁ、どうしようかなぁ~???。
EVANSPRO Dental Laboratory
初めての作業だったので、まだ若干の色ムラがあります。
イオンプレーティング処理とは真空ア-ク放電を利用し、陰極に取り付けた金属材料(チタン)を蒸気化・イオン化させ、窒素ガスと反応させて被処理物の表面に緻密な皮膜を形成させる方法です。
この処理によって形成される黄金色の皮膜はHv1200以上の硬度を有し、摩擦係数が非常に小さいのが特徴です。
当ラボでも今回、この皮膜の硬さは実感できました。
また、この皮膜は化学的に安定している事が知られています。
インスツルメントやカーバイド・バーにも応用されている事からも、その優れた性質はご理解頂けると思います。
歯科においては、窒化処理装置が歯科技工用として発売されていたのは20年ほど前のことで、その後はこの種の装置が発売されることはありませんでした。
チタン鋳造のブームが去ってからは売れる見込みが立たなかったそうです。ただ、一部の大手ラボではこの装置は現役で稼動しています。
ひょんな事でその装置が今、目の前にあります。
あくまでもまだ実験中で、装置の導入は鋭意検討中です。
さぁ、どうしようかなぁ~???。
EVANSPRO Dental Laboratory