閑話

2011-02-03 11:25:19 | 日常・趣味
仕事の話ばかりだと疲れますね。
と、いうことで今回は「梅小路蒸気機関車館」の画像を少し。
私ゃ、別に「鉄ちゃん」でも何でもありません。でも、蒸気機関車を眺めていると何故か癒されるので、ヒマなとき営業をサボってここで油を売っていることがあります。



いや、壮観。




ここでは動態保存もされていて、SLが元気に走っている姿を見ることができます。
乗車も可能です。
汽笛の音が大きいんでびっくりしますけどね。
子供の頃、こんな音が遠くから聞こえてたなぁ・・・。



これこれ。
何だろう?、不思議と離れがたいこの鉄のカタマリの魅力は。



機関室と運転席。
ここで窯に石炭をボンボン放り込んでたんですね。その左に小さな運転席がある。
すげぇ労働環境だったんだな、と。
圧力計やらパイプやら、これまた離れがたい雰囲気です。

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知らなかった・・・。

2010-06-21 18:35:38 | 日常・趣味
あれっ?
大きい画像が使えた!へぇぇぇ~、こんなことができたんだ。知らなかった・・・。

画像は京都府亀岡市湯の花温泉の桜石、テストにアップしてみました。
こうしてみると綺麗な鉱物ですね。
この桜石は一部地域では天然記念物に指定されているのですが、これはその地域外で採集したものです。この鉱物は産地にさえ行けば案外簡単に採集できます。
本物の桜の花よりは1弁多い6弁ですが、十分に「桜石」です。

「ホルンフェルス中に生成した六角柱状のキンセイ石が変質して絹雲母・緑泥石化したもので、柱面に直角に簡単に割れ、その割った面に桜の花びらが現れる。桜石の内部は、変質してできた絹雲母・緑泥石の配列が、結晶の中心部からじょうごのような構造になっているため、割れた部分によって花びらの模様が変化する。」
「日本の鉱物」成美堂出版・益富地学会館監修・藤原卓解説より


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閑話その3

2009-09-27 13:39:51 | 日常・趣味
紫水晶(アメジスト)です。水晶に鉄イオンが混入することで紫色になると言われています。これも去年のタングステン鉱山跡での採集物です。
息子が採集したものですが、まさか紫水晶が採れるとは思わなかったので驚いたのを覚えています。あるところにはあるものなんですね。
画像はレーザー溶接機のマイクロスコープ(25倍)で撮影しました。

地質学的に言えば、例えば花崗岩(ペグマタイト)のあるところでは大きな水晶や時にはトパーズ、ジルコンなどが採集できることがありますし、鉱山跡ではズリと呼ばれる石の捨て場で珍しい鉱物を見つけることもできます。

鉱物採集は理屈っぽい部分やテクニカルな部分もあり、運動不足の解消にもなるので、技工士にはうってつけの趣味だと思いますよ。
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閑話その2

2009-09-27 01:05:02 | 日常・趣味
去年タングステン鉱山跡で採集してきた燐灰石(Apatite/Ca5(PO4)3(OH,F,Cl)白い六角柱状の部分)と苦土電気石(Dravite/NaMg3AI6(OH)4I(BO3)3ISi6O18・黒い毛状の結晶)、なかなか珍しいものなんですよ。
燐灰石がその採集地で確認されたのはこれが初めてなんですと。
ちなみに同定は権威ある益富地学会館でやってもらってます。

秋も深まり、熊やスズメバチが凶暴になり、マツタケ泥棒と間違えられる時期となり、鉱物採集も今年はおしまいです。
でも今年、息子は街中でキイロスズメバチの群れに襲われて何か所も刺され、TVの取材を受けました。トホホ・・・。
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閑話その1

2009-09-20 01:24:54 | 日常・趣味
今回は少し技工とは違ったお話を。
この画像、何だと思います?
これ、「含銅アロフェン」という鉱物、つまり石なんですね。
鉱物としての分類は珪酸塩鉱物で、化学組成は2Al2O3・SiO2・nH2Oです。「アロフェン」という鉱物は元来無色か灰色なんですが、銅イオンが混入することで青や緑に発色します。
ご覧の通り、青いガラス状の葡萄状結晶が美しい鉱物で、この夏、息子の夏休みの宿題に付き合って銅の鉱山跡で採集してきたものです。
画像は20倍の拡大像で、球状の結晶の大きさは大体1mmくらいです。
そもそも僕はこういうマニアックな理科系の採集が子供の頃から大好きで、不幸なことに息子もそのDNAを受け継いでいるようです。
苦労しなけりゃいいんですがね。
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