先日、ようやく3Dプリンターが納入されました。
僕的には今回の機材導入の中でも期待値が高い設備です。
口腔内スキャナーで光学印象を採得してデータを弊社に送ってもらい、3Dプリンターで模型を精密に造形し補綴物を作製する、というのが代表的なビジネスモデルです。これで遠隔地からの受注を増やす、という導入目的が発生するわけですが。。。
今回の保険点数改訂では残念ながら光学印象が認められなかったため、このビジネスモデルはしばしお預けということになりました。
しかし、僕が3Dプリンターに期待しているのはそれだけではない。
1、DIGISTELLで設計されたクラスプ・バーやデンチャーフレームのキャストパターンの作製。
2、ロングスパンブリッジやフルジルコニアの試適用モックアップの作製。
1、についてですが、1980年代からほとんど変わらない義歯製作の報酬への僕なりの対策の一つです。
国はこのとてつもない制度疲労を一体どこまで放置するのか?、って思いますよ。
弊社でも義歯担当者が辞めて、保険の義歯に関しては積極的には出来なくなったけど、やはり義歯は作りたいですね。
代表取締役・本田