先週からテンション低めですぅ~。
今度こそ、4話以来の、分割無しの1記事でイケるかと思ったんだが
そこまでは簡易には書けなかった。
てか前半拾うだけで、やっぱりこんな時間になっちゃったわ。
あのね、面白かったり、感動したりすると、
乗るからもう少しサクサク言葉も出てくるのよ。
でもその逆だと考えて考えて、言葉を出したりするから、
文字数少ない割りに時間掛かるのよね。
19話は面白くなかったわけではないのだけど、
やっぱり鬱展開ですしね…。
それもあって筆が進みません。
あと、お気に入りキャラがどのぐらい出てるかで、
違ってくるからねぇこのアニメは。
シズちゃん居ないの寂しい。
ちらっとでも見たかったなぁ。
まぁ別の世界で、焔攻撃で大活躍してましたけどね。(違)
あらすじ、タイトル意味は公式HPより。
#19「蒼天已死」
帝人、正臣、杏里が過ごす、いつもと変わらない穏やかな日常。
しかし、正臣の様子がどこかおかしいのではないかと感じた杏里は、
その原因を知るために行動を起こす。
一方、池袋の街では斬り裂き魔の正体をめぐって、ダラーズと黄巾賊
の間で諍いが起こり始めていた。なんとか諍いを止めようと考える
帝人の思いを無視して、二つの組織の対立は深まっていく。
◇「蒼天已死(そうてんすでにしす)」
三國志に出てくる漢詩の中の一文。「蒼天すでに死す」。
注意:当ブログでは、セルティの不思議SFとんでも物質は、モクモク、
コシュタ・バワー→黒バイクは、馬クンと呼んでいます。
雨の中逃げる杏里。
-どうして…どうして紀田君が…。
それはお互い様だよ杏里。
3人が3人とも、真実知ったらぶっ飛ぶだろうな。
-少女は走る。
ただ追いすがる影から逃れる為に。
彼女は知りたかっただけだ。
真実を…。
杏里は積まれたパレットの隙間にしゃがみ込み、蹲る。
-何も感じられない。
自分が見た物に対する衝撃だけが
心の中に響いていた。
時間遡って、杏里の退院の日。
思ったより早く退院出来たようだが、やはり人外だから?
人外といっても、杏里の場合はちょっと異色な人外だけどさ。
切り裂き魔事件はあの夜以来パタリと止み、
街は平静を取り戻したようです。
杏里にも、いつもの日常が戻って来る筈だった。
病院から出て来た杏里の下へ走ってくる帝人。
学校からすっ飛んで来たんだね。
委員会があって遅くなったらしい。
荷物持つよ、なんてうふふ。
彼氏みたいな事したかった?
大丈夫ですと笑う杏里ですが、
「持たしてやんなよ」
離れた所から声が掛かります。紀田の声だ。
これが持ちたくて、帝人は猛ダッシュしてきたんだって。
「杏里ぃ~コイツ朝から何べん俺に言ったと思う?
『園原さん今日退院だよね。明日登校して大丈夫かなぁ』」
帝人の真似上手いな宮野君。
「『杏里ってエロ可愛いよね』」
もうこんな三人の姿も見れなくなるのだろうから、
ここで貼っておこう。
三人のシーンは、けっこう気に入ってたんだよ。
シズちゃんやセルティや馬クンやモクモクほどではないけど。
(モクモクにも負けるのか…)
この作品における私の興味の度合いって、
1.シズちゃん
2.セルティ/幽
3.モクモクと馬クン
4.ドタチン
5.新羅
…てな感じ?
話しがそれてすみません。
何度も見舞いに来てくれてありがとうと
杏里が改めて2人に礼を言います。
そういえば紀田は病院から出て来たようで
帝人が不思議がりますが
丁度入れ違ってしまったのだと誤魔化す。
先に、沙樹の所へ行って来たんだよね。
ダジャレじゃないよ?>サキにサキ
休んでいた間の授業、ノートを貸すよと鞄を開ける帝人。
いままでならそんな帝人を茶化していただろう紀田の視線は
沙樹の病室の窓へと向けられている。
帝人たちと居ても、半分心ここにあらずだね。
沙樹の事、黄巾賊の事、ダラーズの事、切り裂き魔の事。
紀田の頭ん中は、そんなものがぐるぐるしてる。
杏里はそんな紀田の視線の先を追ってチラリと確認した。
-紀田君が…何か違う…。
この3人の中で、杏里が一番敏感だね。
女だからってのもあるかな。
女の感は鋭いのよ~っ。
(ちょっとヤケになってますかアナタ)
てかこ紀田の態度じゃ、普通分かるだろう。
むしろ気付かない帝人のお尻に、蹴りいれたくなるね。
杏里は、紀田が最初に病室を訪れた時から、
漠然とした違和感を感じている。
『杏里…それ…どうして…』
驚いて騒ぎ立てたり喚いたりじゃなく、
愕然とした顔の紀田がそう杏里に訊いた。
たいした事ないんだという言葉も紀田の耳には届かない。
彼は憤りに瞳を揺らして横を向いた。
それは、今まで見たこともない顔で…。
握った拳が震えていた。
こんな様子を見たのなら、気にならない筈は無いわな。
紀田の携帯が鳴った。
すぐに出ないで画面をじっと見つめる。
その表情も彼らしくない。
溜息と共にそれを閉じた紀田が、ヤボ用が出来たと謝る。
「姫をお家へ送る役目はプリンス帝人に譲ってあげよう。
この先100年チャンスは無いと思え?」
100年かよ。
-そして得体の知れない不安が彼女を包む。
2人の前じゃゆっくりと、「じゃあな」と別れた紀田でしたが、
公道へと出ると電話しながら走ってる。
黄巾賊のメンバーが何かやらかそうとしているようで、
紀田は止めに行く為、走ってるみたい。
おっ久しぶりのチャットですね。
黄巾賊の人たちが増えたと言う田中太郎、帝人に、
『ハッキリと姿が見える分、ダラーズより目立ってますよね』
と甘楽、臨也。
黄巾賊は前からいるけど、最近変わって来ているというセットン、セルティ。
『昔より暴力的になっている気がします』
そうだね、それは間違いない。柄悪くなってますよね。
それはそういう人達が入り込んでいるからでしょう?
お、罪歌まで参加してるのか最近は。
入室していきなり謝る罪歌に、
『最初の時はネットに慣れてなかったから
ウィルスとかに引っ掛かってあんなことになったんですよね?』
と甘楽、臨也。
いやそれありえねーだろ。
最初の頃の単語連打ならまだしも、後半なんて同じ単語の羅列は多くても
ちゃんと文章になってて、多重人格になってましたよね。
『それじゃ、しょーがないですよー』
良く言うわ、ほんまにこの男。
すみませんすみませんと謝る罪歌に、帝人がイッヒヒと笑う。
ちょっと可愛い、そんな気持ちも含んでそうな笑みだったね。
ところで…と甘楽、臨也が仕掛けに突入。
罪歌、杏里に、黄巾賊とダラーズが切り裂き魔事件のせいで
危ない状況になってると情報を伝えます。
これ、凄く唐突に突入しましたよね。
察してくれよ、帝人とセルティ。
『よしましょうよ、甘楽さん』
詳しく知らない人にいきなりそんな話しをしてもと
セルティが横槍入れる。
それでも池袋に住んでるなら知ってなくちゃと、
なんか強引に持っていきますねぇ。
この間の切り裂き魔事件、まだ犯人は捕まっていない。
黄巾賊にもダラーズにも被害者が出ていて、
お互いがお互いを犯人だと思っているらしいのだと
こりゃまた余計な事を吹き込んでくれますな。
それも、
こんな嬉しそうな憎たらしい顔で。
くっそぉ…また鬱々してきたーっ!!
黄巾賊とダラーズ両方の手で真犯人がリンチにでもあわないと
池袋に血の雨が降ると脅す。
『怖いですよー』『抗争って奴ですね!』
杏里がショックを受けていると、セルティから内緒モードで
メッセージが入る。
『杏里ちゃんが気にすことないよ。』
連中が勝手に暴走してるだけ、真犯人でもない杏里が自首しても
関係ないから早まっちゃ駄目だというセルティ。
おいおいセルティ、そんな優しくしたら、
ますますセルティらぶになっちまうぞ、この子。
『今の警察はほんとおっかないから』
トラウマになってんなぁセルティ。
『ほんとおっかないから…』
震えてるし…。
『本当に怖いからね!』『とくに交機は!』
ぶはははははっ。セルティったら~。
メッチャ、リキ入ってるぅ~。
『すみません ありがとうございます』
アッチャー!内緒モードの会話の続き、こっちで打っちゃ駄目だよ~。
ほぉら、臨也が鼻で笑ったよ。
馬鹿にしたわけじゃなくてね、
セルティと杏里が裏で話してた事が分かったから。
2人が仲良しになってることも、臨也の予想範囲内だろうか。
範囲内…だろうな。
罪歌とセットンが退室すると帝人は臨也に切り裂き魔の事を訊く。
何か分かったら知らせる、格安でと応える臨也。
ちょっと!何か分かったら…どころか全部掴んでるんじゃんアンタ。
舌何枚あるんだ?
この街のどこかに真犯人がいる。
捕まれば黄巾賊とダラーズの誤解も解けると思う…って、
帝人~、甘いよキミは。
3人のボス中で一番甘い。
『そう簡単に行くかなぁ黄巾賊もダラーズも、
一枚岩じゃないからねぇ』
そうなるようアンタが仕向けたからじゃないかっ。
私利私欲に走って抗争という名目でカツアゲする奴らも
出てくるだろうしって、今まさにそれやってるわけだ。
黄巾賊という名の元ブルースクエアの男。
黄色バンダナの太めの子と黒い帽子でグラサンの男なんて、
法螺田や比賀同様、沙樹拉致の実行犯ですよね。
あのワゴンの中に居ましよ。太めの子は運転手だった。
こんな奴らを傍に置いてる紀田もね、やっぱり甘いんだよ。
彼が抜けてる間に加わったメンバーであり、
そもそも紀田は実行犯知らないからね。
顔見たって気付かない。
けれど黄巾賊に戻った時、メンバー見回して、何も感じなかったのか?
少なくとも毛色が違うってことくらい、気づけよと思う。
チーム治めるリーダーなら、そうあるべきだと思うぞ。
杏里の退院の日、入った連絡はこれだったんだね。
それで紀田は走っている、と。
複数のパトカーが走ってくのが目に入る。
内緒モードチャット中の臨也と帝人。
このまま進めば本当の抗争になるだけだと言う臨也に、
そんなことはさせないと言う帝人。
もう止められないんじゃないかなと、
臨也が内心楽しんでるのが分かる。
黄巾賊の方は帝人には止められないし、
といわれた帝人。
『それでも、させません』
あ、声が変わった。覚醒モードですか?帝人。
『ふぅん、楽しみにしてるよ』
ねぇ帝人、貴方東京に出て来た時、紀田に忠告されたよね。
近づいちゃいけない人として折原臨也のことを。
『コイツはヤバイから絶対に関わるなよ』
臨也がヤバイっていう親友の言葉を、君は信じてないのか。
こんな風に頼ってみせたり、利用されてる事に気付いてなかったり。
歯痒いよ。キミが一番。
-なんとかしなければ…
身の内に一振りの妖刀を宿す少女は思う。
なんとかしなければ。
額縁を通して世界を見てきた少女は思う。
しかし…
額縁を超えて彼女の世界へ訪れてくれた少年は、
既に捕らえられていた。
自らの過去という、思い軛(くびき)に。
携帯が鳴る。カズやんからです。
誰だか知らないけど、多分黄巾賊の幹部でしょう。
面倒臭そうに、ベッドの上で反対側向いて
紀田は聞こえない振りをする。
-彼はもう逃れられない…。
紀田の精神状態が心配です。
もう完璧キャパ超えてるような。
大丈夫かなこの子。
あ、ナレは村長でした。
先週に引き続き、Aパート辛かったよ。
鬱展開だし、滅入ってきて言葉がちっとも出てこない。
特に誰かさんが引っ掻き回すシーンでは、
ムカムカして食欲も落ちるしね。
それでもセルティがちょっと居てくれたから、まだ救われた。
セルティ、清涼剤だったわ~。
首無くて、切り口からモクモク漂ってて、
筆談しか出来ないキャラが
清涼剤っていうのも、この作品ならではだよなぁ。
Bパートはお気に入り3、4も出るから
もうちょっとテンション上がるかな。
明日中UPを目指します。
【2010.5.22 PM5:55追記】
Bパート感想Upしました♪
すみませんがBパート更に分割です。B-2へはB-1にリンクあります。
「デュラララ!!」#19-2【蒼天已死】罪歌の母子関係はちょっと面白い。
今度こそ、4話以来の、分割無しの1記事でイケるかと思ったんだが
そこまでは簡易には書けなかった。
てか前半拾うだけで、やっぱりこんな時間になっちゃったわ。
あのね、面白かったり、感動したりすると、
乗るからもう少しサクサク言葉も出てくるのよ。
でもその逆だと考えて考えて、言葉を出したりするから、
文字数少ない割りに時間掛かるのよね。
19話は面白くなかったわけではないのだけど、
やっぱり鬱展開ですしね…。
それもあって筆が進みません。
あと、お気に入りキャラがどのぐらい出てるかで、
違ってくるからねぇこのアニメは。
シズちゃん居ないの寂しい。
ちらっとでも見たかったなぁ。
まぁ別の世界で、焔攻撃で大活躍してましたけどね。(違)
あらすじ、タイトル意味は公式HPより。
#19「蒼天已死」
帝人、正臣、杏里が過ごす、いつもと変わらない穏やかな日常。
しかし、正臣の様子がどこかおかしいのではないかと感じた杏里は、
その原因を知るために行動を起こす。
一方、池袋の街では斬り裂き魔の正体をめぐって、ダラーズと黄巾賊
の間で諍いが起こり始めていた。なんとか諍いを止めようと考える
帝人の思いを無視して、二つの組織の対立は深まっていく。
◇「蒼天已死(そうてんすでにしす)」
三國志に出てくる漢詩の中の一文。「蒼天すでに死す」。
注意:当ブログでは、セルティの不思議SFとんでも物質は、モクモク、
コシュタ・バワー→黒バイクは、馬クンと呼んでいます。
雨の中逃げる杏里。
-どうして…どうして紀田君が…。
それはお互い様だよ杏里。
3人が3人とも、真実知ったらぶっ飛ぶだろうな。
-少女は走る。
ただ追いすがる影から逃れる為に。
彼女は知りたかっただけだ。
真実を…。
杏里は積まれたパレットの隙間にしゃがみ込み、蹲る。
-何も感じられない。
自分が見た物に対する衝撃だけが
心の中に響いていた。
時間遡って、杏里の退院の日。
思ったより早く退院出来たようだが、やはり人外だから?
人外といっても、杏里の場合はちょっと異色な人外だけどさ。
切り裂き魔事件はあの夜以来パタリと止み、
街は平静を取り戻したようです。
杏里にも、いつもの日常が戻って来る筈だった。
病院から出て来た杏里の下へ走ってくる帝人。
学校からすっ飛んで来たんだね。
委員会があって遅くなったらしい。
荷物持つよ、なんてうふふ。
彼氏みたいな事したかった?
大丈夫ですと笑う杏里ですが、
「持たしてやんなよ」
離れた所から声が掛かります。紀田の声だ。
これが持ちたくて、帝人は猛ダッシュしてきたんだって。
「杏里ぃ~コイツ朝から何べん俺に言ったと思う?
『園原さん今日退院だよね。明日登校して大丈夫かなぁ』」
帝人の真似上手いな宮野君。
「『杏里ってエロ可愛いよね』」
もうこんな三人の姿も見れなくなるのだろうから、
ここで貼っておこう。
三人のシーンは、けっこう気に入ってたんだよ。
シズちゃんやセルティや馬クンやモクモクほどではないけど。
(モクモクにも負けるのか…)
この作品における私の興味の度合いって、
1.シズちゃん
2.セルティ/幽
3.モクモクと馬クン
4.ドタチン
5.新羅
…てな感じ?
話しがそれてすみません。
何度も見舞いに来てくれてありがとうと
杏里が改めて2人に礼を言います。
そういえば紀田は病院から出て来たようで
帝人が不思議がりますが
丁度入れ違ってしまったのだと誤魔化す。
先に、沙樹の所へ行って来たんだよね。
ダジャレじゃないよ?>サキにサキ
休んでいた間の授業、ノートを貸すよと鞄を開ける帝人。
いままでならそんな帝人を茶化していただろう紀田の視線は
沙樹の病室の窓へと向けられている。
帝人たちと居ても、半分心ここにあらずだね。
沙樹の事、黄巾賊の事、ダラーズの事、切り裂き魔の事。
紀田の頭ん中は、そんなものがぐるぐるしてる。
杏里はそんな紀田の視線の先を追ってチラリと確認した。
-紀田君が…何か違う…。
この3人の中で、杏里が一番敏感だね。
女だからってのもあるかな。
女の感は鋭いのよ~っ。
(ちょっとヤケになってますかアナタ)
てかこ紀田の態度じゃ、普通分かるだろう。
むしろ気付かない帝人のお尻に、蹴りいれたくなるね。
杏里は、紀田が最初に病室を訪れた時から、
漠然とした違和感を感じている。
『杏里…それ…どうして…』
驚いて騒ぎ立てたり喚いたりじゃなく、
愕然とした顔の紀田がそう杏里に訊いた。
たいした事ないんだという言葉も紀田の耳には届かない。
彼は憤りに瞳を揺らして横を向いた。
それは、今まで見たこともない顔で…。
握った拳が震えていた。
こんな様子を見たのなら、気にならない筈は無いわな。
紀田の携帯が鳴った。
すぐに出ないで画面をじっと見つめる。
その表情も彼らしくない。
溜息と共にそれを閉じた紀田が、ヤボ用が出来たと謝る。
「姫をお家へ送る役目はプリンス帝人に譲ってあげよう。
この先100年チャンスは無いと思え?」
100年かよ。
-そして得体の知れない不安が彼女を包む。
2人の前じゃゆっくりと、「じゃあな」と別れた紀田でしたが、
公道へと出ると電話しながら走ってる。
黄巾賊のメンバーが何かやらかそうとしているようで、
紀田は止めに行く為、走ってるみたい。
おっ久しぶりのチャットですね。
黄巾賊の人たちが増えたと言う田中太郎、帝人に、
『ハッキリと姿が見える分、ダラーズより目立ってますよね』
と甘楽、臨也。
黄巾賊は前からいるけど、最近変わって来ているというセットン、セルティ。
『昔より暴力的になっている気がします』
そうだね、それは間違いない。柄悪くなってますよね。
それはそういう人達が入り込んでいるからでしょう?
お、罪歌まで参加してるのか最近は。
入室していきなり謝る罪歌に、
『最初の時はネットに慣れてなかったから
ウィルスとかに引っ掛かってあんなことになったんですよね?』
と甘楽、臨也。
いやそれありえねーだろ。
最初の頃の単語連打ならまだしも、後半なんて同じ単語の羅列は多くても
ちゃんと文章になってて、多重人格になってましたよね。
『それじゃ、しょーがないですよー』
良く言うわ、ほんまにこの男。
すみませんすみませんと謝る罪歌に、帝人がイッヒヒと笑う。
ちょっと可愛い、そんな気持ちも含んでそうな笑みだったね。
ところで…と甘楽、臨也が仕掛けに突入。
罪歌、杏里に、黄巾賊とダラーズが切り裂き魔事件のせいで
危ない状況になってると情報を伝えます。
これ、凄く唐突に突入しましたよね。
察してくれよ、帝人とセルティ。
『よしましょうよ、甘楽さん』
詳しく知らない人にいきなりそんな話しをしてもと
セルティが横槍入れる。
それでも池袋に住んでるなら知ってなくちゃと、
なんか強引に持っていきますねぇ。
この間の切り裂き魔事件、まだ犯人は捕まっていない。
黄巾賊にもダラーズにも被害者が出ていて、
お互いがお互いを犯人だと思っているらしいのだと
こりゃまた余計な事を吹き込んでくれますな。
それも、
こんな嬉しそうな憎たらしい顔で。
くっそぉ…また鬱々してきたーっ!!
黄巾賊とダラーズ両方の手で真犯人がリンチにでもあわないと
池袋に血の雨が降ると脅す。
『怖いですよー』『抗争って奴ですね!』
杏里がショックを受けていると、セルティから内緒モードで
メッセージが入る。
『杏里ちゃんが気にすことないよ。』
連中が勝手に暴走してるだけ、真犯人でもない杏里が自首しても
関係ないから早まっちゃ駄目だというセルティ。
おいおいセルティ、そんな優しくしたら、
ますますセルティらぶになっちまうぞ、この子。
『今の警察はほんとおっかないから』
トラウマになってんなぁセルティ。
『ほんとおっかないから…』
震えてるし…。
『本当に怖いからね!』『とくに交機は!』
ぶはははははっ。セルティったら~。
メッチャ、リキ入ってるぅ~。
『すみません ありがとうございます』
アッチャー!内緒モードの会話の続き、こっちで打っちゃ駄目だよ~。
ほぉら、臨也が鼻で笑ったよ。
馬鹿にしたわけじゃなくてね、
セルティと杏里が裏で話してた事が分かったから。
2人が仲良しになってることも、臨也の予想範囲内だろうか。
範囲内…だろうな。
罪歌とセットンが退室すると帝人は臨也に切り裂き魔の事を訊く。
何か分かったら知らせる、格安でと応える臨也。
ちょっと!何か分かったら…どころか全部掴んでるんじゃんアンタ。
舌何枚あるんだ?
この街のどこかに真犯人がいる。
捕まれば黄巾賊とダラーズの誤解も解けると思う…って、
帝人~、甘いよキミは。
3人のボス中で一番甘い。
『そう簡単に行くかなぁ黄巾賊もダラーズも、
一枚岩じゃないからねぇ』
そうなるようアンタが仕向けたからじゃないかっ。
私利私欲に走って抗争という名目でカツアゲする奴らも
出てくるだろうしって、今まさにそれやってるわけだ。
黄巾賊という名の元ブルースクエアの男。
黄色バンダナの太めの子と黒い帽子でグラサンの男なんて、
法螺田や比賀同様、沙樹拉致の実行犯ですよね。
あのワゴンの中に居ましよ。太めの子は運転手だった。
こんな奴らを傍に置いてる紀田もね、やっぱり甘いんだよ。
彼が抜けてる間に加わったメンバーであり、
そもそも紀田は実行犯知らないからね。
顔見たって気付かない。
けれど黄巾賊に戻った時、メンバー見回して、何も感じなかったのか?
少なくとも毛色が違うってことくらい、気づけよと思う。
チーム治めるリーダーなら、そうあるべきだと思うぞ。
杏里の退院の日、入った連絡はこれだったんだね。
それで紀田は走っている、と。
複数のパトカーが走ってくのが目に入る。
内緒モードチャット中の臨也と帝人。
このまま進めば本当の抗争になるだけだと言う臨也に、
そんなことはさせないと言う帝人。
もう止められないんじゃないかなと、
臨也が内心楽しんでるのが分かる。
黄巾賊の方は帝人には止められないし、
といわれた帝人。
『それでも、させません』
あ、声が変わった。覚醒モードですか?帝人。
『ふぅん、楽しみにしてるよ』
ねぇ帝人、貴方東京に出て来た時、紀田に忠告されたよね。
近づいちゃいけない人として折原臨也のことを。
『コイツはヤバイから絶対に関わるなよ』
臨也がヤバイっていう親友の言葉を、君は信じてないのか。
こんな風に頼ってみせたり、利用されてる事に気付いてなかったり。
歯痒いよ。キミが一番。
-なんとかしなければ…
身の内に一振りの妖刀を宿す少女は思う。
なんとかしなければ。
額縁を通して世界を見てきた少女は思う。
しかし…
額縁を超えて彼女の世界へ訪れてくれた少年は、
既に捕らえられていた。
自らの過去という、思い軛(くびき)に。
携帯が鳴る。カズやんからです。
誰だか知らないけど、多分黄巾賊の幹部でしょう。
面倒臭そうに、ベッドの上で反対側向いて
紀田は聞こえない振りをする。
-彼はもう逃れられない…。
紀田の精神状態が心配です。
もう完璧キャパ超えてるような。
大丈夫かなこの子。
あ、ナレは村長でした。
先週に引き続き、Aパート辛かったよ。
鬱展開だし、滅入ってきて言葉がちっとも出てこない。
特に誰かさんが引っ掻き回すシーンでは、
ムカムカして食欲も落ちるしね。
それでもセルティがちょっと居てくれたから、まだ救われた。
セルティ、清涼剤だったわ~。
首無くて、切り口からモクモク漂ってて、
筆談しか出来ないキャラが
清涼剤っていうのも、この作品ならではだよなぁ。
Bパートはお気に入り3、4も出るから
もうちょっとテンション上がるかな。
明日中UPを目指します。
【2010.5.22 PM5:55追記】
Bパート感想Upしました♪
すみませんがBパート更に分割です。B-2へはB-1にリンクあります。
「デュラララ!!」#19-2【蒼天已死】罪歌の母子関係はちょっと面白い。