橘の部屋

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「デュラララ!!」#24-3【則天去私】バキュラが代弁してくれた♪

2010-06-26 22:12:51 | デュラララ!!
※注意:こちらは24話のBパート-2感想になります。
    最初から見てくださる方は、Aパートの方からどうぞ。
    TB下さる場合は、出来ましたらAパートの方に頂けるとありがたいです。
    強制ではありませんので、既に貼った後でしたら、構いません、
   そのままでどうぞ。


Aパート感想記事はこちら。
「デュラララ!!」#24-1【則天去私】ドタチンはやはりイイ男だねぇ。

Bパート-1感想記事はこちら。
「デュラララ!!」#24-2【則天去私】サイモンにお礼をしたいです(笑)



-数日後、正臣は三ヶ島沙樹と共に姿を消した。
 学校に退学届を出し、僕らの前から居なくなった。
 いつも三人だった僕らの日常は、変わってしまった。
 けど、街はいつもと変わらない。


サイモンはいつものように店の前で客引きをし、
ゆまっちと狩沢はまた告知用立て看板をバンに運んでる。
今度は「れでぃ×ばと」ですか。
それさぁ持ち帰ってどうするの?部屋に飾るの?
よく置き場があるなぁ。

余談ですが…
私がちょくちょく行く書店のコミックスのスペースの入り口に
デュラのこういう看板が立ってて臨也とシズちゃんなんだよね。
原作のシズちゃんで、ちょっとアニメより幼く見えるんですが、
思わず手を振りそうになってしまうんだ。困るよ。

誠二と美香も相変わらず。
シズちゃんは今日も自販機投げてるし、
それをこっそり見てる臨也が居て…
セルティと新羅は、まったりしてる。
一応一件落着して、平和のようです。

ブルースクウェアの残党の間でも色々内部分裂があったみたいで
黄巾賊もだいぶ大人しくなっていると
その後の事を新羅が説明してくれたわ。

『そうか、じゃあとりあえず帝人や杏里ちゃんが
狙われる心配はないんだな』
もうすっかり貴女の大切な友達なんだね、二人は。
そんな風に気に掛けてるセルティが微笑ましい。
そして、グンと両手を上にやるので、
伸びでもするのかと思いきや…、

モクモクが散って…
えええーっ。いつものスーツがビキニに変身だよぉぉ。

「えっ!ちょっ!何その大胆な衣替え」
新羅のサングラスも思わずズレて傾くというもんです。
セルティが自らこんな格好になるなんてっ!!

「そんな挑発されたら、僕もうちょっとシャワー浴びて来て、
ベッドのシーツを整え…あ?」
身体よじってウキウキノリノリでそう叫んでいたのに、
新羅ったら突然不思議そうにセルティを見ます。
『どうした?』
くふっ。ここの声がまた…セルティの心情出てる声だなぁ。

いつもならこの辺で地獄突きされたり
頬をつねったりしてくる筈なのにと自分の腹を突付いたり
ほっぺをつねってる新羅が笑えます。

『実際、挑発してるんだよ』
きゃあ~っセルティったらぁぁ。
そして新羅の方を向いてちょっぴり悩殺ポーズ?

「えへっ…」
新羅、すっかり鼻の下伸びてそう…。
顔ほとんど見えないけどこの口が笑える。
それに…なんか凄く福山さんだ。(おい)

これまでセルティは肌を晒す事が無かったから忘れてたけど、
こうしてみるとやはり外人さんですねぇ。
肌がちょっとピンクっぽい白人の肌。
我々黄色人種の"色が白い"とは
比較にならない白さなんだよね。
それが良く出てました。
まぁセルティは外人と言っても人じゃないから、
アレですけどね。

-失われた日常は、もう僕らには戻ってこないのだろうか。
 
いつもの帰り道も帝人と杏里の二人。
でも以前と違って、もう会話に困って
帝人がモジモジってのはなさそうね。
「紀田君のこと、好きだったのかな私…
だからこんなに寂しいのかな」
おいおい、帝人の気持ち知ってて、
それを帝人の横で呟くのって酷じゃありませんかね?杏里ちゃんよ。
「でも…分からないんです。
私そういうの、よく分からないから」
つまり人を愛したことが無いから、ですよね。
まぁ帝人の気持ちを考えると、少々無神経な気もしますが、
今まで何も言えなかった杏里が、
上手く表現できない自分の気持ちの変化も、
そうやって友である帝人に話すようになったってのは
進歩なのかな。

-一つ分かった事がある。
 ダラーズは、街だ。
 色々な人がって来ては去って行く。
 一つの色には染まらず、いつも何かが起こっている。
 誰かと誰かが憎しみ合い、
 愛し合い、友情を育て、すれ違っている。

 
帝人はダラーズのサイトにアクセスし、掲示板に書き込んだ。
タイトルは、みなさんへ。
『ダラーズはあります。ここにありつづけます。』

一度一方的に消えますってアクセス不可にしといて、
また戻して反感買いませんかね?
メンバーは色んな奴らが居て、
ドタチンみたいな大人ばかりじゃないでしょう?

…あぁそうか。そうだな、色んな奴らがいるわけだ。
だから怒ってるような奴らは去っていってるから、
そうじゃない奴らだけまた続ければ良いってことなのかな。

-人が居る限り街が存在し続けるように、
 ダラーズもまた、存在し続けるんだ。
 誰かの意志とは、無関係に


チャットルームにはバキュラという新しいメンバーが加わっている。
甘楽に誘われたのだというバキュラ、原作だったら声が出ないから
最初は分からなかったでしょうが、
声が声ですから、アニメじゃバレバレ。

『へぇ、私はネットで知り合ったんですけど、
バキュラさんもですか?』
とセットンセルティが訊くと、
リアル知り合いだとバキュラがレス。
『仕事仲間みたいなものです!表向きはですけど、、、』
『きゃッ!』
きゃっ、ってね…。
そんな甘楽に、
『甘楽さんていつ死ぬんですか?』
うわっ。露骨。
『ひどいとおもいます』
って罪歌杏里、キミも甘楽が誰なのか知ったら
一緒に叫んでる筈なのに。歯痒いわぁ。

『すいません』『甘楽さんが苛立だしくて、』『つい、』
おーっバキュラが私の気持ちを代弁してくれてる~。
ヤッタヤッタ!
でもそれを見た田中太郎帝人は、バキュラに友の影を感じます。
そして内緒モードに切り替えて、バキュラに訊く。
『もし違ってたらすいません。』『正臣?』『正臣なの?』
帝人の声が切実で、キュンとクルな。

『現実で会ってるんですから私の魅力をみんなに
教えてあげて下さいよ』
あんたら全員面識あるじゃないか。
ありすぎるほど。

バキュラ正臣は内緒モードには応えず、
甘楽の言葉にレスする。
『√3点』
『は?』
『甘楽さんを点数で表すと、』『√3点』
あぁこれが答えになる。
他の誰に分からなくても、帝人には分かる。
察しが良ければ杏里もね。

『それはつまり私が割り切れないほどに
美しいってことですか?』
なかなかずうずうしいな。
実際原作だと、臨也は美しいらしいが。
『小学生にはまだ難しいから見せない方がいいってことです』
あはははは。
そしてバキュラは、今日はもうこれであがると言って退室。
また来ますの文字に、帝人が本当に嬉しそうだ。

あ~それにしても、なんで皆、
まだ甘楽とチャットなんかやってるのかなぁ。
セルティと杏里は甘楽が臨也だとまだ分かってないけど、
帝人と紀田は分かってるわけでしょ。
あんだけ痛い目にあって、紀田に至っては二度目だというのに
なんで手を切らないのか。
そこが分からないわ、私には。

-帰るべき場所。失った日常。
 それは確かにネットの中にも存在していた。


屋上で昼食を食べてる帝人と杏里。
「戻ってくるよ。正臣は絶対に戻ってくる。
だから、その時は文句を言ってやろ。
笑いながら、本気で怒ってやろうよ」
「二人で一緒に、ですよ」
付け加える杏里に、
帝人がさっぱりとした笑顔を向けた。

帝人の笑顔…というか、顔が変わりましたね。
紀田が居た頃っていつも頼りなくておどおどしてたけど、
今の帝人は覚醒した時の帝人が半分入ってる感じ。
笑顔にも強さと自信がある。

-今思っても不思議だけれど、
 でも、なんだかそれは僕の人生が変わってしまうような事で、
 実は何一つ変わっていない様な、
 とてもとても奇妙で、
 けれど何処にでもある経験をした。


紀田と沙樹は電車の中。
沙樹が紀田の肩に持たれてら。らぶらぶですね。
車窓の風景は海。
太平洋側だとしたら…進行方向に向かった左側の車窓なので
南へ向かってるってことかな?

でもさー、まだ高校生でしょ?
駆け落ちしちゃって、生活はどうするつもり?
それに親はどうしてるんだ。
両親がもう既にこの世に居ない杏里や、
上京して来てる帝人と違って、
紀田は家族で住んでいたんだよね?
怪我して入院なんかしたら親は飛んでくるだろ。

放任主義の親なのかな。
中学で黄巾賊の将軍やってたんだもんな。
それ考えると、
子供に関心がないのかもしれん。


-この、池袋の街で。
互いの顔を見合わせて笑う帝人と杏里の笑顔で幕締め。
良い終わりだったのではないかな。

EDが、なんかちょっと映画チックで良かったわ。
画面4分割で1話からのダイジェストを3/4で見せて
1/3でエンドロール。
懐かしいシーンいっぱいでしたね。


さぁて、終わりましたよ。
原作はまだ続いてるわけで、
でもひと段落な箇所で最終回になってて
良かったのではと思います。

ただ、登場して絡んだのにそのままになってる森厳とか、
4月からの第二弾OPにデカデカといるのに、
幽はどうした!とか。
あんまりどーでも良いとは思うけど、
それでもやっぱ贄川父子は、どうなったんだとか
思うじゃないですか。

それに…
葛原は?四木は?サイモンやデニスの過去は?
気になる事だらけですよね。
なまじ個性的で濃いぃぃぃぃぃぃぃキャラばっかだから、
ちょい出がちょい出ですまされないわけですよ。
一人一人の背負ってるもので、
全部"魅せる"物語が出来ちゃいそうでしょう?
見てみたいですよね。
このままでは終われませんな。
二期の噂も出ているし、期間置いて、またやりそうですね。

デュラはねぇ、私はほんと複雑でした。
すんごい面白くて楽しいものと、
見たくない、出来れば避けて通りたいものが
混在してるから困る、そんな感じ。
だから途中、視聴や感想書くのが辛くなった事もあったし…。
こんなアニメは初めてですわ。

初めてと言えば、首なしでその首の切断部から
黒くモヤモヤとした物が常に立ち上ってるような
普通なら気味が悪い筈のキャラを
よもやこんなに可愛いと思い、毎回見るのが楽しみで
大好きになってしまうとはね。
あれはスタッフの功績ですよね。
しぐさでよく表してくれました。
声が付いてからは沢城さんが、ほぉんとセルティそのもので。
沢城さんに関しては、上手い上手いと
どの作品でも思って来ましたが、
セルティな沢城さんは、最高。
ほんと声の演技が素晴らしく、楽しくて仕方なかったよ。

声の演技といえば、他の声優さん達も、
これまでに無かった演技を、ドンドン見せてくれた作品でもあり、
そういう意味でも大きかったのではないかと思う。
臨也本人は苦手ですが、神谷さんの演技はほんとに素晴らしかった。
臨也自身気分で声のトーンも喋り方も変わるし、
喋ってる途中で感情入れ替わったりするし、
甘楽ではカマっぽかったと、色んな味を出さなきゃいけなくて
大変だったと思います。
でもその分、とてもやりがいがあったのではと思う。

小野さんのシズちゃんもね。
ちょっと荒っぽい役も、これまでにあるにはありましたが、
ここまでキレやすくて暴れん坊って初めてですよね。
でも身内にはすんごく優しいシズちゃん。
そのギャップがまた良くて。
小野さんのシズちゃんっぷりが、楽しかった。
もう会えないのかと思うと、寂しい…。

寂しくなったら7話をぐるぐる何度も見よっと。
シズちゃんと幽の回、もう一個ぐらい欲しかったなぁ。

いつもデュラ感想記事を見に来てくれていた皆様、
TB&コメント下さったブロガー様、読者様、
ありがとうございました。
原作未読でよく分かってないのに、
思い込みでアレコレ書いてきました。
そんなウチの感想に多くの方が付き合って下さったようで、
感謝しています。

また機会があれば、覗いてやって下さいませ。


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2 コメント

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お疲れ様でした。 (かめ)
2010-06-27 12:52:08
こちらの感想はいつも読み応えがあって
楽しかったです。
そのうち機会があれば原作読んでみてくださいね。
特に静雄好きな人には5~8巻読む価値がありますよっ!

ではでは。
返信する
かめさんへ (たちばな)
2010-06-29 00:10:28
かめさん 初めまして。
コメントありがとうございました。

>こちらの感想はいつも読み応えがあって
>楽しかったです。

ありがとうございます。
そう言って頂けると、頑張った甲斐があります。

>特に静雄好きな人には5~8巻読む価値がありますよっ!

そう、シズちゃんの事をもっと知りたいとは思うので、
いつか読むことになるかもしれません。

またその時には感想記事も書く…かな?

また何か縁がありましたら、
遊びに来てやってください…。
来月から場所は変わりますが。


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