橘の部屋

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「荒川アンダーザブリッジ」7BRIDGE #56~#61P子はスタッフに愛されてる?

2010-05-20 22:54:40 | 荒川UB
※注意:こちらは7BRIDGEの後半#56~#61の感想になります。
    最初から見てくださる方は、前半の方からどうぞ。
    TB下さる場合は、出来ましたら前半の方に頂けるとありがたいです。
    強制ではありませんので、既に貼った後でしたら、構いません、
   そのままでどうぞ。


前半感想記事はこちら
「荒川アンダーザブリッジ」7BRIDGE #52~#55 凄い殺し文句だ…。


はい後半です。

第56話「素直になれなくて」

「ショバ代も払えん貧乏人は、さっさと学校畳んでもらうわいな!」

シマなんていつ誰が決めたのか。
どこで誰が学校やろうと勝手だろと反論するリク。

あれ?後ろ…川を流れていくのはカーネルおじさん?

「そうけ、どうあってもワシとシマ争いするつもりなんじゃな」
ここは学校であって…と言うリクに、分かってるんだとステラ。
「わりゃあがほんとに作ろうとしとrるんは、学校と言う名の
最強武装集団という事はな!」
(千和さんのRが極道的に回ってるトコ、台詞にr入れてみた)

…は?なんでそんな発想に?
リクと一緒にこっちも、目、ぱちくりだ。

「なんでそんなの作んなきゃなんないんだよ!!」
事実、ステラの居た孤児院は西欧最強だったそうで…。

あ、最"強"じゃなくてね最"凶"なのね…。
「そんな孤児院は、いっそファンタジーですぅ」

とにかく騙されないぞとステラ。
「わりゃあ卑怯モンなんじゃ」
なんでリクがそこまで言われなきゃイカンのだ?
私も疑問と怒りがこみ上げてきた。
何考えてるんだこの子は、自分勝手にもほどが…とリクが思った頃、

「先生とか言ってズルしよって」
リクはハッとする。
「ワシからブラザーを取りおって…卑怯じゃ」

なんだ…寂しかっただけなのか。
そういえばステラは鉄人兄弟と中が良かった、と
リクは思い出す。
そうだね、大抵いつも一緒に遊んでいたような。
ステラは学校に友達をとられた気がしていたわけだ。
後から素直に入ってこれる性格でもないしとリクが微笑む。

いやぁ…リク凄いなとちょっと思ったよ。
ここ、ほんとに先生みたいだ。
生徒のことをちゃんと見てる良い先生。
ステラ…とリクが彼女の名を呼ぶ。
「ぁあ?」
極道的な声と顔で振り向いたステラに、
リクがペットボトルロケットにまつわるおまじないを知ってるかと訊く。
「お、おまじない?」
とたんに声変わるから凄いわ~。

「ほらほら、兄弟も来い」
リクは2人を呼んで、短冊に願いごとを書いて一緒に打ち上げると
願いが叶うというおまじないだと説明する。
「ステラ、一枚くらい書いていかないか?」
やろうやろうと兄弟。
なんでワシがとまだちょっとツンなステラに、
「書いてよボス!僕たちまだ字、かけないもん」

「ステラはもう字が書けるのか?」
とニノも褒める。
そうそう、こういう子は、その手の作戦が有効。
みんな、上手ぞ。
でも彼らのそれは計算でもなんでもなく、
ほんとに心からの言葉なんだよね。
変わった子達ばかりだけど、良い奴らなんだよな。

「こ、こういうのはな、丁寧に書かなイカンのじゃ」
書いてる書いてる、とリクは微笑ましく見守る。
さてステラは、短冊に何を書くのでしょう。
どれどれ?と覗いてみると…
短冊にきっちり書かれた文字は、「世界掌握」。

-いいんだ、大丈夫、今だけは、何も突っ込まない。
現実逃避してるリクが笑える。

でもその後続いたのが、「天下無双」「唯我独尊」「風林火山」
「銀河旋風」「一撃必殺」

………。

あのさ、ステラ。ちょっと池袋行って来な。
気の合うヤツがいるかもしれない。目印は白衣ね。
あ、ガスマスクなしの小ぶりな方。

やっぱりステラは学校に来るタイミングを
つかめずにいたのかもしれません。
凄いじゃないかとリクに褒められても、
一心不乱に短冊に文字を書き続ける。
でもその顔はちゃんと照れています。
「しかも言われる前にちゃんと名前も書いて。偉いぞステラ」
ステラの子供らしい所を見たから、うっかりリクは油断した。
学校は楽しいかと彼女の頭に手を置くと、
「リク…」
と可愛い声に続いて、
「調子ばこくなや」
やっぱり怖いですぅぅ。
って、ちょっと待った…今のは九州弁じゃなかと?

固まったリクが手を外して
「ごめんなさぁい」
神谷さんの声が可愛い~。

「チッ!全く。ツキが落ちるわい」
自分の右肩をパンパン払ってますがステラ?
リクが触れたのは肩じゃなくて頭だよ?
払うなら頭払えよ。

-今の顔、軽くトラウマになりそうです。

今日は各話のラストに君がつぶやくパターン多いね。
白目になるのも。


第57話「相手変われば人変わる」

おっステラがシスターの顔を書いたようです。

上手いじゃないかステラ!ちゃんと子安さんに見えるぞ!(え)

ステラと兄弟とニノで、なんだか盛り上がってるね。
楽しそうなのは楽しそうなんだが…とリクは複雑な気分?
ステラ的には授業を受けてるんじゃなく、
今日だけの暇つぶしなのだそうです。

授業が出来るだけマシと考えるリク。
打ち上げる前に点検を…と思ったロケットですが、
心なしかパーツが足りないようで…。

「安心しろ。そのミサイルの信管は私が抜いておいた」
シスターの手にはストロー。
「突然出てきていらん事だけしないでください」
っていうリクの台詞が笑える。
シスターは指でストローをプチッと潰す。
素人がこんなものに手を出すんじゃない。
「ストローですよ、それ」
ですよねぇ。

ていうか、いつから居たのシスターったら。
ロケットと言う単語に彼のアンテナが反応したらしい。
「ロケットミサイルは危険なのだ。戦車など一撃で…」
これミサイルじゃないし、第一ペットボトルだし…。

-戦場に飢えたなんちゃって聖職者めがっ!!

ステラも授業に来てると知ったシスターが、楽しそうだなと
まだ短冊書いてる彼女に近づく。
楽しそうは禁句だとリクが止めようとしますが、
シスターはステラの横にしゃがみ、リクと似たようなムードで
文字を褒め、頭に手を乗せて
「学校は楽しいか」と訊く。
先ほどのリアクションを思い出して、
ハラハラ、冷や汗たらたらするリクですが…。

「はい!ステラ、学校大好きデス」
なに、この差…。
ちゃんと先生の言うこと聞くんだぞというシスターに
凄く良い子だと返すステラ。

「ま…良いんですけどね」
-途中までのデジャヴが、とってもハートに痛かったです。

お気の毒さま~。

ほんとはAパート、ここまででした。
今回はステラ話とP子話で、AパートBパート分けてたんだね。

第58話「冬が来たら」

茄子が空を行く~っ。
美味そうな茄子やないかぁ~。
あー、ステラのせいで言語がおかしくなってきた。

何故かリクがいきなり網に掛かってるんですけど…。
P子の泥棒避けの罠に掛かったの?
御免ねリク、今助けるからと駆け寄るP子。
「P子、お前さっきからわざとやってるんじゃないだろうな」
わざと出来るほど器用じゃないとP子が反論。確かにね。

どうやらリクは畑の手伝いの為にここに来ているらしい。
網を外そうとしてるらしが…P子?
リクの首、絞まってますぜ?
なぜそうなる…。

「だいたいなんでいつも俺1人なんだ?
俺は橋の下だけじゃなく、外に本業だってあるんだぞ!」
あら…会社経営の方も誰かに任せずちゃんとやってるんだな。
で、収穫は自分1人がやってるようだとリクはお怒りです。
じゃあ休んでて、とP子。
そう言われて、1人で大丈夫なのかと返すなんて、
やっぱリク優しいよな。


自分の畑なんだから頼りっぱなしじゃ悪いから、と
鍬を持って掘ってるけど…あれ?収穫なんじゃないの?
今から耕すの?また農地増やすわけ?

悪気がないのは分かるのだが、どうしてああドジなのか…
と胸中で呟いてたリクの眼前に、鍬が飛んできましたよ。
P子の頭上の"前はここにありました名残"の転々と、
突然失った感触を探して、ピコピコ動く手が笑える。

「御免…」
「お前これ、ドジで済むハプニングじゃない」
2人とも感情抑えた淡々口調だから余計に、ぷっ。

「もー嫌だ!お前のうっかりで死んでたまるかってんだよ!」
鍬投げつけて去ろうとするリクの腕にP子がしがみつく。
他のメンツもP子のドジのせいでズタボロになり、
来てくれなくなったらしい。
「もうアンタしか居ないのよぉ~うぇ~ん」
「俺は生贄かぁ!」
生贄という自分の言葉から連想して、シスターを思い出したリク。
そうじゃん!シスターなら問題ないのでは?
「ダメよっ!」

物が飛んでくるとシスターは反射的に反撃してしまうそうで…。
どんなだ…。
ドジなP子が変な動きしたら、いやそれ以前に流れ弾で
P子死ぬかも…。はは。

冬になればP子は居なくなる。それまでに畑の整備と収穫を
しておかねばならない。
P子が橋の外に出てる所なんて想像付かないリクですが、
今年は車の教習所へ通って免許取る野望もあるらしいよ。
免許取ったらもっと遠くへ苗を探しにいける。
今から楽しみだと言うP子ですが…。
「お前が車で公道なんか走ったら、…100mにつき1人死ぬぞ!!」

-殺人免許の取得を許してはいけません。

それ以前に教習所を卒業できないと思うぜ?


第59話「変化」

「血を見ることになるぞ。でもってそんな子には見えなかったって
ご近所さんに言われるぞ」
ご近所さんはそんな事言わないさ。
だってP子のご近所さんなんて、ここの住人だろ?
P子のドジは身を持って熟知してるわけだし。

これでも二輪には乗ってるんだとP子。
二輪----?
どうやって取ったんだ免許!!
「今まで何人轢いた!?」
ははっ轢く事前提か。

そこに「なにやってんだ2人とも」と村長が爽やかに現れる。
爽やかっつっても河童ですけどね。

車が鉄の猪に見えちゃう世代って、どんな世代だよ。
「悪い、P子」
「ううん、あっ御免ね。村長妖怪なのに」
「謝るな、P子!」
徹底してるなぁ、ここの住人。

にしてもP子っていっつも作画良いよね。
動き、しぐさ、表情…いつもリキ入ってる…。
絵になるカットが多いしさ。スタッフに愛されてる?

新しい事を始めるのは良いことだと村長は賛成。
で、自分も気分の変わるようなことを、してみようかなと言い出した。
とたんに瞳きらきらなP子。
イメチェンしないかと熱っぽい瞳で村長を見上げる。

村長は、昔もっとワイルドな髪型だったらしい。
それ…髪なの?
昔みたいにしよう、あれ、すっごい似合ってたと
P子に言われてその気になる村長。

あれ…黄色い頭が泳いでる…ニノ?

「このぐらいだったっけ?」

き、きもーい。なにそのロンゲ。
P子ったら泣いてるよ。出会ったあの日を思い出すそうで。

「ワイルドっつうか…落ち武者だよっ!!」
あー、それそれ、何かに似てると思ったんだ。
上手い事言う。

-髪、さらさらでした。


第60話「常識とは?」

村長の髪は便利です。
皿を右に回すと伸びて、左に回すと短くなる。
P子はすっかり目がハートだよ。はは。

テンション上がってきたと村長は皆に見せにいきます。
突然焦るP子。
ニノもマリアもあの髪型の村長を見た事が無い。
皆ビビるだろうねとリクは笑うが、
P子は本泣きです。
本泣きのP子、可愛いです。

「どうしよう村長があんなにカッコ良いって知ったら、
皆も恋に落ちちゃうじゃない!!」

ナイナイ…無いってそれは。

「…は?…何?恋って…恋愛の恋?」
リク、やっと分かったか。P子が村長に恋してること。

今回はEDの間も物語は進みます。
まるで尺足りなくなって慌ててる最終回のよう。
でも…悪くないですよ。曲がなんだか、合ってら。

「あのさ…君の為を思って一つ、忠告してあげるけど、
あいつ緑色だけど、光合成は出来ないんだよ?」
神谷さん、その"出来ないんだよ?"の言い方イイ!!
「葉緑体的な色に惹かれたわけじゃないわっ」
「じゃあどこだよ!ビックリだよ!惚れるような要素ないだろ!
あの着ぐるみ!!」
「あるわよ!まず…か、顔でしょ?」
「いきなり分からないよ」
ええ私もです。

P子に村長の外側しか見てないよなと言うリク。
内面もだとP子は言うが、そうじゃなくて内側の話しだと…。
ややこしいな村長の場合は。

村長は非常識だというリクに、
P子は開き直って確かに非常識だと認める。
一番本物の生き方をしている。
「自分の中の本物を貫けるってカッコ良いでしょ?」

それには納得せざるを得ないリク。でもそうなったら…
「常識って…なんだ?」

橋の上からそんなリクを見つけた男が、
「社長!?」
それには気付かぬリクは再び呟く。

「あれ…?…常識って…なんだ?」

おやおやおや。
またもう一つ、面白くなってきましたよ。


第61話「荒川一発芸予選」

今回の挑戦者はニノ。
荒川の主様Jr.に飲み込まれ~っ

腹の中での戦いかしら。
審査の為、審査員は後を追います。
ははははは。


お願い、もうこれ以上面白くならないで。
感想書くのに時間掛かっちゃって、キツイんだよぉ~。
作品が面白いのは歓迎なんだけどなぁ…。


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