エトケンのブログ はじめの一歩

マイペースでのジョギングと街中散歩、食べ歩きが楽しい。

『明日がある、かな』 トム・プロジェクト

2017-10-31 11:42:19 | アート・文化
新宿、紀伊国屋ホールでの『明日がある、かな』千秋楽。
久しぶりの社会派コメディー。いろいろ考えさせるお芝居でした。
戦後の1960年代、高度経済成長の日本、栃木県のある地域での出来事。
排気ガスによる花粉症の問題を中心に、道路建設による立退き、いじめ、戦後の反日からマスコミ批判、ちょうど現在の日本をタイムリーに演じてます。
明るいテーマではないけれど、かといって暗いイメージでもなくて、登場人物全員の個性が良く出ていて楽しいお芝居。
特に、真山章志さんが演じた山崎広重役のキャラクターには、共感を覚えました。戦後の日本は、こういう人たちが作ってきたんだよなぁ。
舞台で流れていた坂本九ちゃんの「明日があるさ」、最近はウルフルズが歌ってますが、心に染みます。
 
斉藤とも子さん、久しぶりですね。尾見美詞(おみみのり)さんは、元キャンディーズ、ミキちゃんの娘さん。
お芝居が終わって、席を立つと、中央の客席に見たことのある方たちが・・・
宇梶剛士さん・・・その前列には、辰巳琢郎さんも・・・劇場の出口近くには、革ジャン姿の下條アトムさん。
ちょっと得したような・・・いいお芝居でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿