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日本人として日々の暮らしの中で思うこと、知りたかったこと

優生保護法②

2019-03-04 10:08:55 | 歴史
遺伝学の教科書「遺伝医学への招待」(南江堂)の「集団における遺伝子のふるまい」から抜粋します。

<遺伝子頻度>
あるアレルが集団中にどのくらい存在するかの数値が遺伝子(アレル)頻度。集団に存在するアレルAとその対立アレルaの頻度をおのおのp、qとしたとき(ここではp+q=1)、AA、Aa、及びaaの遺伝子型をもつ個体頻度はpの2乗、2pq、およびqの2乗となる。したがって、ある地方の全ての住民を調べqの2乗(劣勢遺伝病の患者)の数がわかると、保因者頻度(2pq)も算定できる。つまり、qはqの2乗の平方根で、pは1-qで与えれれるので、その積を2倍した値が保因者頻度となる。。

<ハーディー・ワインベルグの法則>
「他の集団からの大きな移住がなく、重大な環境変化がなく、突然変異が多発しない限り、任意交配している大きな集団中の「遺伝子頻度は次世代以降も一定である」というのがハーディー・ワインベルグの法則。これは「遺伝子頻度不変の法則」です。

つまり、集団や集団の環境に変化がなければ、遺伝病の頻度は変わらないということです。しかし戦後の日本ではこれにあてはまらない状況がおきてしまいました。以下はWikipediaからの引用です。

(連合軍占領下の日本:「朝鮮人の犯罪」Wikipediaより引用)
日本の敗戦を受けて、日本の領土であった朝鮮半島人等の中には「戦勝国民」を自称する者が多く現れ、出稼ぎ先の日本国内において数々の犯罪を犯した。彼らは組織的かつ広範囲に、警察を襲撃し、土地家屋や鉄道などの公共施設を年年強奪し、市民に暴行をふるい、闇市に関与した。市民社会でも恒常的に、殺人、強盗、強姦事件が多発した。しかし朝鮮人や中国人の犯罪の事実は、SCAP(=GHQ)の検閲によって控え目な報道をするように命じられていた。
GHQの資料によると、日本国内だけで最低4000人の日本人市民が朝鮮人の犠牲となり殺害されたとある。これは氷山の一角に過ぎないという説もある。吉田首相は朝鮮人の犯罪傾向について言及しつつ、朝鮮人は日本の再建に利さないため帰国させるべきとマッカーサーに書簡で訴え、大半の朝鮮人を帰還させた。(以下省略)

治安が最悪であった敗戦直後の日本で、普通の日本女性が日常生活の中で危険な状況下におかれていたことが伺えます。だからこそ、不幸にも暴力と性犯罪被害に遭った女性たちが堕胎手術を受けなければならなかった。そのような差し迫った状況下においてつくられたのが旧優生保護法(法律第号156号 昭和23年7月13日)でした。

人工妊娠中絶を行うことができるのは優性保護指定医(法律第156号)であり緊急避難的措置として行われる堕胎は指定医師でなくても実施できるとあります。





コメント

形は違うかもしれませんが、今でも連合軍占領下の日本と変わらない犯罪が起こっている気がします。
以前にもまして思いもよらない卑劣な殺人や奇妙な事件が増えているように感じています。
2018/8/24(金) 午後 6:57 泉城

> 石田泉城さん
こんばんは。確かに、猟奇的な事件などがときどき起こったり、女性をレイプした後で無残にも命まで奪う事件などが時々起きますね。それらの犯罪の中には、実名を伏せて「通名」だけ報道される本当は外国籍の犯人であることもけっこうありましたし、外国人の労働者や観光などの一時滞在で流入が増えると治安が悪化することも事実ですね。

国民の安全安心な暮らしを危険に晒してまで観光収入を増やすよりも、治安の悪化というデメリットに政府ももう少し目を向けてもらいたいですね。 削除
2018/8/24(金) 午後 7:18 kamakuraboy

> 石田泉城さん
犯罪を犯した残留外国人には厳罰で、退去強制処分を課すべきですし、先日韓国から悪質な性犯罪者が電子足輪を切って日本に逃亡する事件がありましたが(本当に信じがたい話ですね)続報もなくまだ捕まっていないようで、心配ですね。
2018/8/24(金) 午後 7:24 kamakuraboy


2018年1月28日ヤフーブログに投稿した記事より

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