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日本人として日々の暮らしの中で思うこと、知りたかったこと

韓国大統領の歴史は繰り返される

2019-03-07 18:05:25 | 韓国・北朝鮮
昨日3月6日、サムスンなどから約1000万ドルの資金を不正に受け取った収賄罪や横領などに問われ、ソウル高裁から一審で懲役15年罰金130億ウォンなどの実刑判決を受け控訴中の韓国元大統領李明博被告(77)の保釈を許可したというニュースがありました。同氏は昨年の3月22日から拘束されており、今年の4月8日に拘留期限を迎える手前での保釈だったようだ。


韓国の大統領経験者の逮捕拘留は全斗煥、盧泰愚、朴槿恵氏続いて李明博氏で4人目だったようだ。廬武鉉氏も大統領退任後に収賄容疑で起訴されいたのものの逮捕拘留前に死亡。実は5人目になるところだったようだ。


全斗煥氏(在任期間:1980~88年)は1996年に在任中の粛軍クーデター・光州事件などにより逮捕訴追され、死刑判決を言い渡され、後に特赦されているが、在任中の不正資金事件で巨額の追徴金が科され、税金の納付も滞ったためソウル市によって回顧録の著作権まで差し押さえられているほか、現在韓国資産管理公社が冷蔵庫まで含め自宅を差し押さえて競売に掛けられているそうだ。


盧泰愚氏(在任期間1988~1993年)は1995年に政治資金隠匿が発覚し拘束され、一審で無期懲役の判決を受け1995年11月16日にソウル拘置所に収監。控訴審では懲役15年、2628億ウォンの追徴金を言い渡された。その後、粛軍クーデター・光州事件で1997年4月17日に最高裁判所から懲役17年、追徴金2688億ウォンを宣告され、1997年12月に特赦された。しかし、2012年12月12日、不正蓄財や追徴金未納などに不満を抱いた男によって大邱市内の生家が放火されるも、床やテレビ、ドアの一部を焼いただけで直ぐに鎮火。後に逮捕された放火犯の男には懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の判決が言い渡されたそうだ。盧泰愚氏は2013年9月、未納となっていた追徴金230億ウォンについて、親族が代納すると発表。


廬武鉉氏(在任期間2003~2008年)は退任して1年後の2009年4月30日、企業からの収賄容疑でソウル中央地検に召喚され、韓国南部の故郷・金海市の自宅を出る瞬間からソウル中央地検に到着するまでヘリコプターで追わてその様子がTV生中継され、ソウル中央地検のフォトラインのカメラの放列に晒されて苦渋に満ちた表情で「国民の皆さまに申し訳ない」と頭を下げた3週間後の5月23日に自宅近くの山から身を投げて亡くなっている。


朴槿恵前氏(在任期間2013~2017年)は友人の崔順実(チェ・スンシル)国政介入で下野騒ぎになっての「ロウソクデモ」→弾劾後、「大統領職務権限の私有化」に対して2018年2月27日の公判で懲役30年、罰金1185億ウォン(日本円で約118億円)を求刑され、ソウル中央地裁に同年4月6日に懲役24年、罰金180億ウォンの有罪判決を言いされ、現在も収監されておられるようだ。



米朝会談が決裂し、全ての思惑が狂って国内外から批判の目に曝されている文在寅氏もそろそろ5人目という流れになるのでしょうか。




以下は2018年2月28日ヤフーブログに投稿した記事より

朴槿恵前韓国大統領の裁判の「大統領職務権限の私有化」に対する求刑は懲役30年、罰金1185億ウォン(日本円で約118億円)だったそうだ。「どぶに落ちた犬は棒で叩け」という隣国らしい状況。

朴槿恵前大統領が就任直後の2013年3月の「三・一独立運動」記念式典で行った演説の中の「千年被害者」発言を聞いたとき、「この人はかなりバランス感覚というものがない人物だな」、「言葉が命である政治家にしては言葉の選び方がストレート(単純)過ぎて、しかも過激で拙いし、初めから日本にわざわざ喧嘩を売っているようなものだと思わないのだろうか。日本以外に韓国を親身に助けてくれる国など世界中さがしても他にはないのに、それすら理解していないということは、恐らく自国の産業がどのようにして発展してきたかという経済のことに関しても勉強不足で、つまり能力的にも大統領は務まらない人物だろう」と瞬間的に感じた。終始親中路線を貫き、天安門広場で行われた「抗日戦争勝利70周年」の軍事パレードに習近平国家主席の隣で臨席したあたりも、日米や他の西側諸国からは愚かにしか見えなかったと思う。

日韓併合の経緯や分断国家となった歴史を自国の問題点や中露ではなく日本に対する安易な「千年恨」に帰着させ、大統領になるような人物であれば当然理解していなければいけない自国の近現代史や安保、経済の現状などを本当に理解しているようには見えなった。財閥企業などのトップと食事会を開いて寄付を募るといった行動はしばしば報道されていて、その様子が、どこかの学校の理事クラスの人の感覚にしか見えなった。自国にとって何がプラスで何がマイナスかという国益に従った行動が出来ない点で致命的だし、これまでの韓国の大統領の中では最もストレート(単純)である意味本当に韓国人らしい物だったのではないだろうか。

彼女の母親が在日韓国人によって(結果的に朴正煕大統領の代わりに受けた銃弾によって)射殺された後で、亡母に代わって朴正煕大統領の海外訪問に随行するなど常に傍らに立ち、ファーストレディーのような役割を演じていたと聞くが、「親友」の崔順実という人は、朴槿恵の母が殺害された直後、「お母様が亡くなったのは貴女にファーストレディーの役割を譲るためだ」というような意味の言葉で慰めたと聞く。その言葉を聞けば、そのようなことを言って自分に近づいてくる相手がどのような人物か判ろうというものなのに、そういう判断力すら持たない世間知らずのお姫様のような人物だったのかもしれない。

「この世のすべての不利益は当人の能力不足が原因」という名言があるが、彼女の今日の姿は大統領という職からかけ離れた本人の判断能力の不足が主な原因だったと思う。高校生達が大勢亡くなった船の沈没事故のときには何をおいても国民の前に姿を見せなければならなかったのに7時間も自室から出てこなかったなど、大統領でなくても政治家としてあり得ない判断力不足だったわけで。その他全ての行動が判断力不足というよりも欠如というべきだったかも。

民間人ではなく政府のトップである朴前大統領の「千年恨」発言と天安門広場の抗日パレード臨席のおかげで日本は長年重荷だった韓国に対する過剰な気遣いが一切無駄だと気づくことが出来たし、冷めた目で距離をおきながら、こちらからは手を差し伸べない、対北朝鮮の核問題に関してアメリカとの連携でのみ韓国と関わるという方針でよくなったのだ。対馬の仏像盗難事件の顛末や産経のソウル支局長の訴訟騒ぎの顛末など諸々で日本と韓国とは「民主主義の価値観を共有していない」すなわち日本の理屈が通用しない相手とは不快な思いや徒労を避けるべく距離をおくのが賢明。

拘置所の中で読んでる本が、何故か日本の歴史小説、山岡荘八の「徳川家康」だったりするあたりが、不思議な精神構造の人物だと思う。もはや臥床薪炭ということでもないでしょうに。

最後は日本政府との間で「慰安婦問題の解決のための日韓合意」を交わすというまともな決断を下したのだが、結局は次の文在寅現韓国大統領が前大統領の苦渋の決断を殆んど無にしてしまった。その上、文大統領は対北朝鮮の核問題に対する安全保障や国内の経済対策よりも「積弊清算」とかに血道を上げ、もうすぐ李明博元大統領も逮捕されそうな勢いらしい。


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