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日本人として日々の暮らしの中で思うこと、知りたかったこと

NHKによる古代史における印象操作

2019-03-07 18:02:05 | マスメディア
2018年2月27日ヤフーブログに投稿した記事より

NHKは「すくどう」という専用サイトの中で、4コマ漫画まで使いながら日本の子ども達に、縄文時代が研究者達によって農耕技術を駆使していた可能性を指摘されていることには一切ふれずに、あくまでも、狩猟採集だけ行なわれていた時代であったかのような印象操作、刷り込みを行っているようです。

古代史は国の成り立ちの根幹部分で、様々な角度で検証しながら慎重に扱うべきなのに、わざわざ古代史の反日的・反国家的印象操作をする意図とは何なのだろう。

少しずつ、科学の目で本当の姿が明らかになりつつある縄文文化を軽薄に貶め、「多様な種類の穀物の生産が縄文時代から既に始まっていたことや、焼き畑や施肥といった農業技術を駆使していたことの延長線上に食料生産規模の拡大があった」ととらえるのではなく、従来通りの「(農耕は)弥生時代に大陸から伝わった」を微妙にぼかした形で、「鉄器や青銅器などが伝わって道具が大幅に進化したから農耕が発展した」、と主張する形で、いかにも「日本は歴史上、(中国)大陸に恩がある」かのように印象操作かつ強調をしているのです。

要するにNHKは、こうしたステレオタイプで盲目的な「稲作伝来」などのような誇張された中華思想的学説に必死に迎合していることが見て取れます。日本を代表するマスメディアのこういう知的不毛でかつ、報道機関としての使命を自覚していない現状を目にして、本当に危機感を感じます。

これまで、日本の考古学会や歴史教科書、メディアなどによるこのような古代史における中華思想的印象操作によって、「稲作農耕でつながってきたアジアはひとつ」であり、(日本は米英と戦ってでも)「大東亜共栄圏を築かなければならない」といったような誤った発想に結びつく端緒となってきたのではないかと思うのです。科学的検証に基づく歴史研究と、相手を正しく見る目をもつことによって、我々日本人は「日本の成り立ちとこれからのありよう」にそろそろ目を覚ますべきではないでしょうか。

ところでNHKは中国のメディアですか?

NHKの参考サイトをご覧ください(間がぬけてますが)
http://www.nhk.or.jp/school/sukudo/special/52/

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