豪雪、豪雪と、今年はいたるところで大雪がニュースになった年でした。
「新潟県津南町の積雪は・・・○m○cm」と天気予報で言っているのを聞きませんか?
津南町と栄村がお隣どうしだということを、ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、
栄村はかの有名な津南よりも、もうチョット雪が深いところなのです。
何度も足を運んでいただいている方はきっと、津南の豪雪のニュースを見て
「あらら・・・、じゃあ栄村はどうなってるの!?ちっともニュースに出ないけど、
みんな無事なのかしら?」と気をもんで下さっているに違いありません。
中には心配でお電話を下さる方も。
1月のある日、こんなことがありました。
事務所の電話に出た私に、「あら!!営業されてるの?なんだかニュースでね、すごい大雪だって言ってて・・・てっきりお休みされてると思ったのよ、でも教材を注文したもんだから、ちゃんと発送されたかと思って一応電話してみたの。」
という関東のお客様。
「いえいえ、お休みだなんてとんでもない。営業はしておりますよー。まあ外は大変なことになっていますけど・・・」
とお答えし、和やかにお話をしたあと電話を切りました。
しかしその夕方、悲劇は起こった・・・
なんと、集荷に来たトラックが大雪のあまり動けなくなったのです。
○○急便の運転手さんも焦る焦る・・・。無情にも降り続ける雪のなか、トラックのタイヤは
空転しつづけ、まったく動く気配なし。とにかく荷物だけは積み込もうと、私たちスタッフ全員で、数10メートル先に立ち往生しているトラックと事務所を何往復もしました。
この時も、膝くらいまで積った雪をかきわけて走っていました。(なんてひどい状況、想像つきますか?)
「お願いだから動いて~~!このままじゃ荷物がお客様に届かない!」
もう助けを呼ぼう、このままここにいても仕方がない、という空気になっていたとき、
運転手さんがタイヤの周りをシャベルで掘り続け、運転席に戻って発進・・・
これを繰り返すこと数十分で、なんとか車が前進を始めました!もう拍手喝采で、トラックを無事見送ったのでした・・・
お客様に「ご安心を~、豪雪は営業になんの影響もありませんから。」と言った矢先、
そんな事件は起こったのです。
雪国で学んだことのひとつ、「最悪の事態をつねに予測しておく」。
今年の豪雪レポートはこれが最後になると思います。
次回はいよいよ「白銀の絵手紙列車」レポート!
あ、これも雪の話になってしまいますね。
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