美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

クラス通信 2007年5月25日

2007年05月25日 | クラス通信Ⅱ(A組高2~高3)
◆今回は残念ですが、盗難ということについてです

昨日、この教室内で財布の盗難がありました。
朝、かばんに財布を入れたまま机横に置く。
1限聖書、2時限習熟(移動)、学年礼拝、3限オーラル、4限地理(移動)と授業を受け、昼休み財布が無いことに気づく。
鍵の管理に関しては、学年礼拝、4限地理ともきちんとされていた。
どの段階で財布がなくなっていたかはわからない。昼休みに初めて気づくということでした。

 この学校で働いていて、一番嫌な出来事が盗難です。
 学校、クラスという保護された状況の中で、たとえ置きっぱなしにしていても、何もなくならないというのが、理想の姿です。 しかし、高等部では盗難が起こります。

 誰でも自由に出入りしやすい本校では、ケースによっては、部外者が荒らしたのではと考えられる時もあります。しかし、明らかに、学校内の誰かが盗っているという状況も少なくありません。
 人のものを盗む。しかも、同級生のものとわかっていて盗む・・・

「人の心を思いやれる人間になろう」と教育活動を展開している高等部で、最も人の痛みを無視した、仲間のものを盗むという行為が存在するということ。これほど残念なことはありません。

天は必ずそれを見ています。
天に嫌われる行為をしたものは、すべての勝負を失います・・・終わりです。

「このクラスのメンバーは決して友のものを盗まない」と心から信じたいです。

しかし、断言できる材料はありません・・・それが非常に残念なのです。
もし、そのような誘惑に負けそうになっている同級生を知っているならば、正してあげてください。知っていて何も言わないというのは、その人も加害者だということです。

絶対に加害者になってはいけません。絶対にです。

今回、「仲間が盗難被害にあったということ」、「この教室の中で盗難が行われたということ」を真剣に受け止めていかなければならないと思います。
「各人の貴重品の管理ということ」、そして、「日番の教室の鍵の管理のあり方」をもう一度共有し、気持ちよく生活できる、お互いに信頼できる関係を築いていきましょう。

盗られた人の気持ちを想像しましょう。そうでなければ、この学校で学ぶ意味がすべて失われてしまいます。
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