美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

『ソーシャル・ウェブ入門』

2007年05月30日 | 私の本棚


「Web/インターネットはこの5年でわれわれが消費する情報量を2倍にした。これほど短期間にこれほど多量の情報が新たに生産されるようになったことは歴史上いまだかつてない。文字どおり革命的現象といってもいいだろう。
情報の量が爆発的に増えただけでなく、さらにこの1~2年、Webは質も大きく変わってきた。この新しいWebは今までのWebとどう違うのか?その点を具体例から探っていきたいのだが、特に本書では、Webが社会のあらゆる場面で人と人とをダイナミックかつ双方向で結びつける役割を果たし始めていることに注目してみた。
コミュニケーションの新しいメディアが登場するたびに社会に大きなインパクトを与えてきた。新聞、電話、映画、ラジオ、テレビ、みなそれぞれに社会にひとつの時代を作った。インターネットもすでに社会に十分大きな影響を与えている。しかもWebはすでに単なるメディアの域を超えてソーシャル(社会的)サービスへと進化しつつある・・・」


Webのインフラ Web2.0
情報共有 Google、Amazon、Wikipedia
人間交流 mixi、2チャンネル
情報発信 blog
などのキーワードを軸に、グーテンベルク以来のメディア革命が進行中という視点でWeb社会の進化を俯瞰し、そこに立ち会う私たちの態度を考えることを促す。


『ソーシャル・ウェブ入門』滑川海彦著、技術評論社、1580円

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