美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

クラス通信 2011年11月8日

2011年11月08日 | クラス通信Ⅳ(A組高2~高3)
◆ 高校最後の文化祭が終わりました。
映画製作、休日に準備や撮影で集まってくれました…
脚本のアイデア、素晴らしい演出をしてくれました…
授業の合間の短い時間を協力して撮影ができました…
個性が光る演技をしてくれました…
そして、素晴らしい編集をしてくれました。
3Aの気持ちがこもった作品に、文化祭最優秀賞受賞!!素晴らしい評価を受けました。
みんなの協力ありがとう!

◆授業もあと3週間です。お互いがそれぞれ高めあい、最後の学期を充実したものにしようではありませんか。さあ、一人一人が自分の道を選択決定する時が迫っています。

旅立ちの時です・・・誰のためでもない、自分の人生のために一生懸命考えてください。
そして、自分を一番大切に出来る生き方を選んでください。
自分はこうしたいという夢や思いが実現できるように高校生活の最後の瞬間までがんばろうではありませんか!!

「何事もあきらめたら、その瞬間終わりです。」

あきらめないこと。夢に向かっていくその自分の思いを信じること。そして、その思いに沿って自分自身ががんばること・・・

「夢が実現できた時の自分の姿をイメージできる力。そしてその思いを継続する力」

「無駄な努力ではなしに、夢に向かうために必要な、今できることにしっかりと集中して取り組むこと」

このイメージ力とメンタル力を大切にしていくいき方が、がんばるということです。
思いが深い人はきっとがんばれます。
がんばれないというのは結局思いが浅かったということでしょう。
覚えていますか・・・物事をしない言い訳はいっぱい出来ます・・・
でも、言い訳だらけの人生なんて不様です。
美しい人生は、志を持って、深い思いを持って、自分の思いを信じて生き抜くことです。

「夢のある生き方を歩もうではありませんか。」


◆『楽毅がっき』(宮城谷昌光著、新潮文庫、全4巻)

秦の始皇帝によって中国が統一される前のBC300年頃。小国中山(ちゅうざん)の宰相の嫡子として生まれた楽毅・・・彼は若いときに大国斉に留学し、大きな物事のとらえ方を得ます。動乱の時代、やがて中山国が趙に滅ぼされますが、楽毅は生きて魏に移り王の家臣となり、さらに、燕の昭王が人材を求めていると聞き、燕で仕官し・・・中国戦国時代の名将楽毅が苦難の人生の中でどう活路を見出し、いかに自己の理想を追い求めたか、そして、何を残そうとしたのか・・・壮大なスケールの物語が一気に読めます。自分の精神性も高められるような物語。
スポーツなどの戦いの中に生きる人にもぜひお薦めです。
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