美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

クラス通信 2011年2月15日

2011年02月15日 | クラス通信Ⅳ(A組高2~高3)
◆2011年度高等部A方式入試が終わりました。
入試期間中の休みがありましたが、みんなどんな過ごし方をして、どんなことを考えたのでしょうか。

◆君たちは入試の日のことを覚えていますか・・・?

毎年、入試の時期になると私は感動がこみ上げてきます。
入試に向けて様々なことを思い、いろんな我慢もして必死に勉強してきた中学3年生。
今年から掲示による合格発表はなくなり、郵送のみとなりましたが、合格を確認できて喜びの涙する者がイメージできます。不合格を知りがっくり肩を落とし涙する者がイメージできます。現実を受け止めなければならない瞬間です。
私自身彼らのその姿を忘れずにいる教師でありたいと気持ちが引き締まります。

合格、不合格の現実の中に一人一人の受験生のドラマがあります。
その家族の涙があります。
合格者も不合格者も結果をしっかりと受け止めて次の自分の人生を歩みだす出発点にしてほしいと心から願います。

2Aの君たちにも、合格した時の感動をぜひ思い出してもらいたいです。
君たちは中学入試、高校入試にチャレンジしてきました。そして2Aの全員が、合格という大きな感動を経験した人たちです。
自分が経験してきたドラマをぜひ思い出してください。

毎日の生活の中で常に新たな感動を生み出すということはなかなか難しいことですが、感動した経験を思い起こすことはできます。

人はその感動の数だけ成長すると私は信じています。

毎日の学校生活の中にも自分が経験してきたさまざまな感動を思い起こす場面がきっといくつもあります。それに気づき、そのことを大切にできる感性をもつことができるか、それとも鈍感になってしまい全く何にも感じなくなり、気づかなくなった自分がいるのか・・・
両者の人生はきっとずいぶん違ったものになるでしょう。

素直な気持ちで、自分の心を開こう
忘れかけている大事なものを失わないように・・・


◆それから、自分が、関学を受験する受験生から憧れの眼差しで見つめられていることをぜひ覚えておいてください。

今週木曜日にはB方式入試があります。
チャレンジしている受験生のことを憶えましょう。
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