肺がん末期の母

2011年1月末に肺がん末期と診断された母のことを綴っていこうと思います。

入院4日目

2011-02-12 00:31:02 | 入院
病院に娘と二人で行く。

病室にいくと今度は色んな機械をつけてベッドに横たわりながら怒っている母。

昨日の夢うつつの状態ではないが・・・
半分・・・?いやほぼボケ老人のようだった。

看護師さんから
「レントゲンを撮ったら肺炎になっていたので、
 抗生物質を投与して、痛み止めが効きすぎて
 意識が飛ぶので、オプソだけにしたら痛みが取れず
 かなり痛がるので点滴型のモルヒネに変えました」
といわれた。

全て任せるしかないのでお任せしてみるが
意識がはっきりすると動きたがったりイライラするようだ。

会話はまともには出来ず。
たまに冗談を言えば笑ったりはしてくれた。
ただどこまで通じているのかは分からない^^;

家にかなり帰りたがっている。
自分が入院する前と比べておかしいのは分かっているみたいで
病院への不信感があるようだった。

夜はやはり眠れないようなので、
睡眠薬を点滴から投与するようだ。

明日は話せるのだろうか・・・。
入院4日目なのに・・・。
どんどん酷くなっている・・・。

意識がもどったとき
「どいつもこいつもいう事聞かないからイライラするっ」
と言う母に、どうもしてあげられないから
腕を差し出して
「いいよ。殴って。
 イライラ解消しようぜぃ」
と言うと
「いいよ、いらん(笑」
と言って笑っていた。

殴ってすっきりするなら殴っていいのにな。
看護師さんを殴るわけにはいかないからねw

口が上手に動かずところどころ言葉が聞き取れないのが辛い。

痛いけど話せる、入院前の母のが私的には嬉しいが・・・
夢うつつなボケ老人のような母のほうが幸せには見える。

正気に戻って「死にたい」と聞くと・・・
やっぱり辛い。