肺がん末期の母

2011年1月末に肺がん末期と診断された母のことを綴っていこうと思います。

2回目の検査「脳のMRI」

2011-02-02 09:10:30 | 2011年2月
私の娘が1日の夕方より熱を出す。
37度くらいの熱だが、インフルエンザが流行っているので
もしそうなら母の元へはいけないと思うと悔しくなった。
本日朝熱を計るとまた37度。
上がってはいないからインフルエンザではないだろうと
ほっとし、病院に連れて行き、学校を休ませる。

癌かどうか不安な母を1人で病院へ行かせるのは
私としてはどうしようもないくらい不安で・・・。
義母に話しをしてみた。

病気の娘を預けて検査にいくの?と怒られるかな?と
不安だったが聞いてみると
「私はかまわないよ。
 こんな時だからこそお母さんの傍へ
 行ってあげなさい。」
と言ってくれた。

本当に温かな義母だなぁ・・・と涙が出た。
娘にも申し訳なく思うが、今は母の傍にいたい。

義母に娘を預けて母の元へ。
体の痛みは楽そうに見えて
「今日は薬効いてるの?」と聞くと
「前病院からもらった座薬の痛み止めを入れたから^^」
と、無邪気な笑顔を見せる母。

ううーん・・・。
がんセンターの薬と併用していいんだろうか@@

脳のMRIをとって今日は終了。
帰りにコーヒーが飲みたいというので11Fのレストランへ。
コーヒーを飲みながら
「タバコ吸いたいなーー」って笑う母。
心と口は元気なのに体はやはり痛いようで
顔をしかめる姿が辛い。

帰りの車中pm6時を過ぎそうなので
義母にTELすると、母が替わってというので
替わった。

「いつもすいません。娘(私の娘)のこととか・・・
 迷惑かけて・・・」
と謝る母に
「こんな時こそ、こっちは旦那(義母にしたら息子)と娘(義母にしたら孫)のことは面倒見るから、Jちゃん(私)に甘えてくださいね!!」と言ってくれたそうな。
優しい言葉に涙が出ると泣き出す母。
良いところへ嫁いだね。
そう言って感謝しながら泣きじゃくった。

人の優しさ、温かさってこんな時
本当によくわかるよね。
ありがたい。
感謝の一言です。