たまには、スノーボードのネタで
フロントサイドターンとしては4回目です。
前回からものすごく期間があいてますが。
以前のは初級者編だったので
今回はカービングターンのイメージで
フロントサイドターンはおいらもそうですが
本当に難しいです。
ここ数年は前足がなるべく曲がらなように
体の軸と板の角度が同じ角度になるように
考えながら滑ってます。
昔は、小さくしゃがめとよく言われました。
そのために荷重する為に小さくなろうとして
板に膝やお尻が近づいてしまい
パワーポイントから外れてしまう結果に
なってしまいます。
下に3枚のイメージ写真を用意しました。
あえて分かりやすくするために
首の角度は同じようにして
撮影しています。
体の傾き(背中の角度)と
首の角度の違いを感じられると
いいと思います。
下の写真はよくある悪いイメージです。
ゲレンデで滑っている人の多くは
フロントサイドターンで板を立てようとして
足首を曲げて無理やり板を立てるのですが
そんなにスピードが出てないのに
そんなに板を立てたら不安定になりります。
体も同じように傾けば良いのですが
板を立てすぎた状態で体を板と
同じ角度で傾いたら確実に転びます。
だから、体の上半身は起こしてやや反っているような
形で滑ります。
※注
片足(後ろ足)を外してのイメージです。
実際の滑走の時は股関節が曲がるので
もう少し低い体制となる事と、スピードがあるので
体軸はもっと傾いていると思います。
ただ、一枚目の写真に関しては
結構こんな感じで滑っている人多数です
1 まずは 片足を外してフロントサイドの
格好をイメージしてもらいました。
この写真では首が下を向いているので分かりにくいですが
体が反っているので、膝と足首が曲がっています。
背中のラインがあまり傾いていなくて
まっすぐになっています。
黄色の線が理想のライン。板と体の角度(体軸)です
板と直角に交わるラインとなります。
2 次に 外している後ろ足を少し広げて見ます
板との距離を少しだけ広げて(一歩踏み出す感じ)
フロントサイドターンの格好をしてもらいました。
足を広げて立つと、足首や膝が必要以上に曲がらなくなります。
体が自然な角度でやや傾くと思います。
これは膝と、足首が曲がらなくなるから自然とこのような形になると思います。
お尻の位置が踵よりの外側ではなくつま先側の位置になる様な
イメージが取れるといいですね。(上の写真の緑の矢印)
あくまでも、イメージなのですが、
実際滑っているときもこのようにお尻の位置と傾きに注意して
滑るようにイメージできると良いでしょう。
3 良いポジションを覚えましょう。
そして、良いポジションを覚えていきましょう。
先ほどまでのイメージから、今度は板をあまり立てないようにして
足首を自分で曲げていくのではなく
板の角度と同じように、自分が傾いて見ましょう。
しっかりとつま先に力を入れます。
三枚の写真を比べて板の立っている角度を比べてみましょう
黄色の理想ラインと同じような傾きになるようにしましょう。
以前の写真と違って足首や膝があまり曲がらなくなりました。
(注「全然曲がってない」と言うことではありません)
お尻の位置に注意しましょう。
板の上から外れないように。へっぴり腰になったり、上体を反ったりしない。
フロントサイドでお尻が出っ張っている人多いですから、ちょっと意識するだけで
かなり変ると思います。2番目の写真でやったお尻の感じを意識しましょう。
余談ですが、最近おいらもフロントサイドは特にお尻いの位置に注意して
滑っています。板の踵側にはみ出さないように、あえてお尻だけ
内側に倒すようにしてます。お尻をつま先側に入れると体(上体)が反ってしまうので
あくまでも、つま先側に倒していきます。すると体の傾きも自然と出来ます。
三枚の写真を合成してみました。
一番右が理想の形です。
こうして比べると違いが分かりますね。
後ろ足を消してあるのであくまでもイメージの比較です。
前の手の位置に注意してみて見ましょう。
いいポジションでは手の位置も板の理想のライン上になります。
実際の滑りでは・・・
・上体が低い姿勢となるでしょうから、もっと股関節が曲がります。
・滑っているときは足首と膝が曲がらないように意識しますが
全然曲がらないわけではありません。
・理想のライン上に体の軸(体軸)があると遠心力が加わりしっかりとつま先に
力が伝わり板を自分の脚力だけで踏むより力が入るのでより安定します。
ちょっとウンチクを・・・
あくまでも個人的な意見です
フロントサイドで「板を踏む」とは、つま先で板を踏むと言います。
実際にこの説明でもそのように書いてますが、
スノーボードの構造上、カカトもつま先も同じように板に固定されています。
つま先に力を入れてもカカトが浮いたりはしません。(カカトが上がったり)
フロントサイドターンでは体が、つま先側に傾いていくので
雪面と接しているのは、つま先側の部分だけになります。
(厳密に言うとつま先側のエッジ部分)
滑っているときに、一度試してみて。。。
板に足が固定されているため、カカトに入れても
(物理的に入れすぎると転ぶのでダメですが)
つま先に勝手に力が入ります。
「つま先で踏む」と言いますが
しっかりと足裏全体で踏むと自然と
つま先に力が入るものと「理解」できると
より良い滑りができると思います。
スピードが速くなってしゃがむ時み(上下動する場合は)低い姿勢に
する時はお尻を板に近づけてしゃがむのではなく
2枚目の写真の後ろ足一歩前に踏み込んだ所のに位置くらい
(あくまでもイメージで実際には両足板にくっついてますから)
雪面の近くに近づく様にしゃがんで行くと
お尻が板の中心先から外れないです。
少しこんな事を考えながら滑ると
足首を曲げて必要以上に板を立てて滑らなくても
もっと楽チンにすべれると思います。
長くなったので、またの機会に
では。
あまり自分の滑走シーンは恥ずかしいので載せたくないのですが、何年か前の滑走シーンです。
お尻と板と体の傾きは大事です。ちょっと前に詰まってますねww
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