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gayである僕のヘンテコ?な日常。

初詣の願い事

2005年01月04日 | 好きな後輩のこと
 新年も明けてもう4日も経ってしまったんですね・・・。明日から仕事・・・。いきたくねぇ~。

 昨日は好きな後輩とデパート暴走。新宿界隈のデパート全店巡り・・・。
 よく考えたら、元旦から3日まで毎日買い物買い物・・・。一体いくら使ったんだろう・・・。
 考えないことにしよう・・・。

 「開店前から並びましょう!」と鼻息荒い後輩。嫌と言えずうなだれながらも「はい・・・。」といってしまう僕。

 9時に新宿駅集合です・・・。
 
 時刻より3分前に新宿駅到着。待ち合わせの南口に行くと、
 「けんたろうせんぱ~い!!こっちです!」とでっかい声で呼び手を振っている後輩。
 恥ずかしい・・・。

 妙にテンションが高いのが不安。いかにも今日は暴走しますといっているようなもん。
 非常にわかりやすい後輩。

 「あけましておめでとーございます!!今年もよろしくですっ!」と後輩。
 「はいはい」と僕。
 「これお土産です!」

 と後輩はなにやらいろんなものを買ってきてくれていてでかい紙袋2つ。
 
 「なんだよこれ・・・。すごい重いけど・・・。」
 「こっちは日本酒です!先輩、酒好きでしょ!そんでこっちはお菓子とラーメン」

 「げーっ。おまえこれから買い物行くのに、一升瓶もって行けって言うのかよ・・・」
 「そうですね・・・。すみません。」

 ちょっとションボリしてしまった後輩・・・。

 「いいよいいよ、とりあえずロッカーに入れて買い物いこうな。ありがとう。嬉しいよ。」
 頭をナデナデしてあげると、ニッコリわらって。
 「このお酒おいしいって評判なんですよ。」

 ロッカーにお土産を入れて、デパートへ。

 デパートの内容は書くと長くなってしまうのでちょっとカット。
 かなり後輩大暴走でした。僕は元旦、2日と買い続けているので小爆発ですみました。

 この後輩、僕より背が高いんで僕の着ている服は着れないんですね。あげたくても。
 お土産をたくさん買ってきてくれたので、僕もお年玉かわりに一着服を買ってやりました。
 僕は東京都出身なので田舎が無いんです。

 後輩はニッコリ笑って
 「ありがとうございますっ!!」と嬉しさを爆発させてました。
 この笑顔を見るだけで、僕の財布の紐はかなり緩みます・・・。

 買い物をたくさんして、紙袋をいくつも抱えうれしそうな後輩。
 お昼を食べによく行くイタリアンの店に。

 地方出身で、ちっと洒落た店を全く知らない後輩。
 どうやら行く店は独り暮らしの定番、吉野家、ラーメン屋、松屋の3点突破のようです。

 「けんたろう先輩、こういうお店によく来るんですか?」
 「え?そんなにこないけど・・・。」
 「でも、たくさんお洒落なお店知ってますよね。」

 そりゃ、30年も東京で暮らしていれば、こんな店の一つや二つは僕だって知ってますよ。

 ピザやらパスタを「うまいうまい」と連呼しながらバクバク食べる後輩。
 まだ20代は若いね・・・。見てるだけでちょっと気持ち悪くなってきた・・・。

 食事も終わり、

 「これからどうするか?帰るか?」と僕。
 「初詣行きましたか?」
 
 元旦二日と買い物三昧で初詣をしていない僕。

 「いやまだしてない。」
 「そんじゃ一緒に初詣行きましょうよ」

 と言うわけで明治神宮へ・・・。なんでまた混んでるところへ・・・。

 明治神宮は三が日の最終日。案の定激混みでした。

 やっとの思いで賽銭箱付近へ。

 後輩が
 「賽銭いくら入れます?」
 「500円かな・・・。」
 「ひぇ~。やっぱりブルジョアは違いますね!僕は・・・。15円・・・。」
 「ぎゃはは、なんだよその半端な15円って言うのは」
 「財布の中に小銭215円しかないんです。」
 「だったら215円投げろよ。」
 「節約しないと!」
 
 後輩は15円を投げて、神妙な顔で必死に祈っています。
 たかが15円でそこまで祈られたら神様もさぞかし迷惑なこったろう・・・。

 そんな横顔を見ながら僕も500円硬貨を投げ、
 「今年も、コイツと仲良くいられますように」
 そして、
 「たった15円ポッチで願掛けしているコイツの願いを叶えてやってください」
 と願掛けしました。

 今年も、どこまでも後輩のことばっかりな自分です。

 初詣を終え、参道を歩いていると
 「500円も投げて何お祈りしたんですか?」と後輩は聞いてきた。
 まさか、さっきお願いしたことなんて照れくさくて言えないから

 「今年も健康でいられますように!」かな。と答えると、後輩は
 「500円も投げてそれだけですか?他には?」としつこく聞いてきます。

 「たった15円ぽっちで必死に願っている、お前の願いもついでに叶えてやってください」
 って言っておいたよ。

 すると後輩はニッコリ笑って「わーい。それじゃ僕のは515円分の願いですね!」
 「・・・・・。そうだな。それでお前は何を願ったんだよ?」

 「えへへ。今年こそ宝くじ3億円当たりますように!です!」
 「は?なに?それだけ?」
 「はいっ!(ニッコリ)」
 「15円で3億円?お前そんな海老で鯛をつるようなこと上手くいくわけねーだろ。」
 
 どうやらさっきの僕の500円の願いは、後輩の3億円の野望の為にささげたものだったようです・・・。

 後輩よ金返せっ!
コメント (4)
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