【偶然の産物】って、いったい何を指しているのでしょうね?
それぞれの先生方の過去の闇の部分が繋がっていくどころか、謎はどんど深まってゆくばかり。 斉藤夫妻を中心として全てが複雑に絡まり合っているであろう事は確かですが、もう一週たりとも目が離せません!
センター長の存在の不気味な存在感は増すばかりだし、副島先生の野望も計り知れない。そして何より亡くなった息子をよみがえらせるべく一人で突き進む狂気じみた古牧先生が恐すぎる。
居酒屋で待ち合わせた波多野先生親子… 息子をまつお父さんの背中がやけに小さくみえて悲しかった。 本当にお父さんの言うように、ただの養子だったとしたら、お母さんが「お父さんを責めないで…私達を許して…」なんて、言い残すはずもないですよね。
そこで言葉を飲み込む卓巳先生も、そんな卓巳先生がとりあえず納得してくれたのかどうかを探るような一瞬のお父さんの眼差しもかなしかった。
また本編とはあまり関係がないように思える小池さん演じる先生の息子の誘拐ですが、親権を取っている父親から、強引に息子を奪いもどそうとするその姿に、波多野のお父さんの昔の姿を暗示しているのかなぁ。
法律に背いて(?)、強引に卓巳先生を奪って大学病院を去り、長野にこもったとか?なーんて想像は膨らむばかりです。
きっとクライマックスに向けて、これからどんどんいろんな真実が明らかになってゆくんでしょうけど、なんか波多野先生のお父さんにただならぬ悲しい真実が待ち受けていそうにおもえて、こわいです。