「オリーブの小枝」

ピアノ弾き語りと歌作り、暮らしの楽しみ

9月の歌

2013年09月06日 | 音楽


猛暑と言われた今年の夏も、少し暑さがおさまって

少しずつ秋の訪れを感じられるようになりましたね。


秋は意外と短くて、あっという間に過ぎてしまいますが

そんな秋を歌った曲もたくさんあります。


代表で言えばその名のとおり「Autumun Leaves」とか

「Autumun in New York」とか

「Early Autumn」「Tis Autumn」などなど


ロマンチックな雰囲気にさせてくれる素敵な秋の名曲が

まだまだたくさんありますが、



最近好きなのが「September Song」




エラ・フィッツジェラルドや、サラボーン、

フランクシナトラの歌うこの曲がお気に入りです。



季節の移り変わりを人生になぞらえて歌うこの歌は

じっくり聴いていると、なぜか涙が浮かんできてしまいます。。。



September Song


僕がまだ若くて、女のこのあとを追いかけ回していた頃

彼女を扉の前で待つ間 一人で戦術を練っていたよ

もしも、出てきたメイドが巻き毛をはじいて僕を拒んだら

この古い地球を二回廻らせて 

その間に真珠の涙を浮かばせて 君に懇願しよう

そして時が経ったら彼女が僕の所へ来たんだ

彼女は僕の所へ来たのさ


5月から12月までは長いけれど

もう日が短くなり9月になったね

秋の気候で木の葉は色づき散り始める


想いをめぐらせながら 

君のことを待つなんてもう僕にはそんな時間はないよ

時が経てば 日々は細りゆき

9月、11月へと

この黄金の季節を君と過ごしたい

のこりわずかな大切な時間を 

君と一緒に過ごしたいんだ。。。



こんな内容の歌ですが、1年の終わりを人生の終わりに置き換え

色鮮やかで美しい秋は晩年をあらわしているのでしょう。


その一生が終えるまで、君と過ごしていたいと言ってるんですね~

年齢のせいか?この歌の歌詞を見たときに

惹かれてしまいました。



エラはわりとメロディーに忠実に、あまりフェイクせずに

しっとりとした雰囲気で歌ってます

サラボーンは所々フェイクしてまた違った雰囲気を感じさせてくれます。


今日も聴き入ってしまいます。


良い歌です。大好き