遠州の空の下から

遠州の空と花壇の気まぐれカレンダー

演劇考2

2007年06月08日 | Weblog
私はなぜ、お芝居を見に劇場へ足を運ぶのだろう?
好きだから! そう、好きなんだ。小説もノンフィクションとかより、「お話」が好きっ。 
感動したいから?うん。それもある。うるうるしたい?うんうん、それもある。
でも、それだけなら、テレビとか映画とかビデオとか・・・そういうのだけでも良いかもしれない。
しかし私は、いわゆる「ライブ♪」が大好き!! 劇場で見るのが大好き!!
どうしてかなぁ?

もう15年以上前の話です。当時東京に住んでいて、やっぱり劇場にせっせと足を運んでいた。そのまた昔、その当時から溯ること10年以上前に、私の姉が「演劇」に足を突っ込んでいた。で、劇場に通うのは、そんな姉の影響からだろう・・・ぐらいに思っていた。もっぱら見るのは、たぶん新劇と呼ばれる類のものだったと思う。そんなとこから派生して、三宅裕司さんの「スーパー・エキセントリック・シアター(SET)」や、佐藤B作さんの「東京ヴォードヴィルショー」、あと三谷幸喜さんの「東京サンシャインボーイズ」(これは、長蛇の列ができて、なかなか見られなかったような?)なども、見に行くようになっていた。
三宅さん、B作さんは、その頃たくさんテレビに出ていたの。で、ある時気付いたのです。
「この人たち、これがやりたいがために、たくさんテレビに出て、お金を稼いでいる」って。私が勝手にそう思っただけ・・なんだけど、気付いてしまったの。
それだけ、あの人たちみんな、とても活き活きしていたのです。そして、その「活き活き」を感じられるのが、劇場に行く楽しみでもありました。
開演直前、一瞬やってくる「暗転」。その時の「o(^o^)o ワクワク」が、たまらなく大好きでした。うん、いまもあの瞬間、大好きです。

この前、磐田市演劇鑑賞会からもらった案内に、井上ひさしさんの言葉が紹介されていた。皆さんにも紹介しますね。(って、勝手に転載はいけないのかな?)

井上ひさしさんの言葉
『むずかしいことをやさしく
 やさしいことをふかく
 ふかいことをゆかいに
 ゆかいなことをまじめに 書くこと』

演劇を見るからとか、そういう意味でなくても、いい言葉だなぁと感じました。
心にとめておこうと思ったょ。

そんなこんなをつらつら考えながら、倉品さんからの宿題、
  私はなぜ、お芝居を見に劇場へ足を運ぶのだろう?
演劇考・・・は、まだまだ続く・・・。(って、宿題の締切っていつ?もう終わった??)