25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

刷り込み

2017年03月09日 | 社会・経済・政治

 森友学園の籠池理事長には自民党はどうしても国会には出てほしくないようだ。彼が居直ると、何を喋りだすかわからない。つなぎ役、口きき役で新しい人が、出てきたら、その人物はメディアに調べられる。

 稲田防衛大臣の夫が森友学園の弁護士をやっていたなんて。岡山理科大学の今治にある獣医学部の総長は安部首相の仲良しだなんて。これからどんどん疑惑がでてくることはまちがいあるまい。いもづる式に、人脈リストが出来上がり、一大疑獄事件となってしまうかもしれない。局長クラス以上は官邸が人事権を握っているというから、政治家の口利きはあったと思われる。その証拠探しはメディア関係者が調べるとして、 僕が腑に落ちないのは、営業に使われた安倍首相とその夫人がどうして森友学園を提訴しないのかということだ。寛大すぎるように思う。夫人には肩書きまでついているのである。安倍晋三小学校とまで書かれたのである。

 それもさておき、小さな時に刷り込まれたことは、大人になっても、理性ではわかっても感情の中には残るものだ。教育者である大人がいちばん知っていなければいけないことだ。これが一番罪深い、と僕は思う。刷り込みの中で親の次に罪深いのは教育者である。