25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

雨に強い町 尾鷲

2015年10月22日 | 日記

   新聞記事に、「雨の町 尾鷲」とでていたので、驚いた。記事はそいう企画展があったということだが、これでは尾鷲は雨の日が多い印象付けをする。僕は昔調べたことがある。1年間での晴や曇りの日はよその地域とくらべても多かった。多いのは雨量である。雨量=雨の町にならないはずだのに、「雨の町 尾鷲」と発想する人がいて、それに異議を唱えた人がいたのだろうか。もしもいなかったとしたら、実際にデータをみることもなく、「尾鷲は雨で有名やから、雨の日が多いのだろう」と誰かから偏見や取違に脳が感染しているのである。

 こういうことを「困ったこと」という。

 スポーツ試合も、釣りなどのアウトドア遊びも、観光にも雨は不都合である。いろいろな雨、俄か雨、五月雨、などとある種の情緒があふことは確かなことで、映画やテレビでも、雨のシーンや傘の花のシーンはある。しかしそれはドラマの味付けのようなものだ。

  ハイキングでも、ツーリングでも、野外活動にとってはめんどうなものだ。雨に強い町というのなら納得もいく。昔賀田で山津波があったが、それ以降はめっぽう雨に強いと感じている。もうひとつある、ここ、最近は土砂降りの豪雨が昔ほど尾鷲ではない。

 津波がくるようであれば逃げたらよい。南海トラフとテレビや週刊誌が騒ぎ過ぎるのm大迷惑だ。騒げば騒ぐほど土地価格は安くなる。固定資産税は変わらない。これも、「困ったこと」だ。