演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

08/04/19 深夜寄席(芸協)

2008-04-19 | 深夜寄席見ブんログ
三笑亭夢吉…『代書屋』

昔昔亭笑海…『カラオケ裁判員制度』

三笑亭朝夢…『転宅』

昔々亭慎太郎…『宿屋の富』


未だ体調万全とは言えず、今週は見送ろうかと思った深夜寄席。
しかし、夕方になって腐れ縁の女友達から、
「7時半までなら“さくら水産”で祝ってやる!」
と言われ、ホイホイと西武新宿駅前へ。
この“さくら水産”は誕生日を含めて前後3日間は『お誕生日ワイン』のサービスがあるので、免許証を提示して1本頂戴しました。
「どうせデキャンタかハーフボトルだろう!」と高を括っていたら、ナント!フルボトルのフルーツワイン(ファジーネーブル・アルコール度3~4%)でした。
その女友達はワインを飲まないので、結局私が1本マルマル飲む羽目に。
「どうせフルーツワインなんか、フル1本飲んだって酔いやしねーよ!」と高を括っていたら、これが結構な心持ちに

その女友達と別れ、結局末廣亭へ
並び始めは8時40分過ぎと遅かったのですが、開場すると朝夢さんが“お膝送り”のお願いをするほどの盛況ぶり!

一番手は夢吉さん。実は夢吉さんの高座を見るのは2か月ぶり。
「垂れ流し日常報告」を毎日見ているためか、そんな感じはしなかったのです・・・。
今まで『代書屋』は平治師匠と寿輔師匠で聴いていますが、どちらかと言えば寿輔師匠に近いかな?
“でれきしょ”を頼みに来た男の脳天気ぶりと、代書屋の妙に落ち着き払った対比が爆笑を呼んでいました。
ただ惜しかったのは、男の名前が平凡だったこと。
あそこで「湯川秀樹」(平治型)とか、「山田痔郎」(寿輔型)という形で笑いを取れたらなぁ。。。と感じました

笑海さんの『カラオケ裁判員』を聴くのは3回目ですが、今回は冒頭の罪名に「食品産地偽装」というのがあり、“オッ!”と思いました。
ただそれ以後は通常の形。それでも「裁判員制度」がクローズアップされている今、客席の雰囲気も上々でした

朝夢さんはジックリと古典で勝負!
カクカクした仕草は気になるものの、間抜けな泥棒と気丈なお梅のやり取りが楽しい一席でした。

慎太郎さんは100円ショップのマクラを振ってから『宿屋の富』へ。
高座に上がった時間が10時45分でしたが、2等の500両が当たる男の妄想場面も入れた正統型。
11時を10分ほどオーバーしましたが、最後までキッチリ演じ切りました。
ただ、時間を考えると妄想場面はもう少し簡素化させてもよかったかなと感じました。


終演後は一緒に見たMさんと歌舞伎町の小洒落た飲み屋で“寄席談義”
こちらでも「誕生日祝い」ということで・・・
ごちそうさま&ありがとうございます

コメント
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