以前の歯を白くする治療に比べて、歯に対するダメージが無く、アメリカでの実績も２０年以上にのぼり、安全性は十分証明されていると言えるでしょう。薬剤溶液に含まれる過酸化水素か過酸化尿素の濃度によって、効果は高まりますが、濃度を低く抑えた薬剤を使って、自宅で行なうホワイトニングを、ホームホワイトニングといいます。どちらの療法を行なうにしても、歯科医の診断や指導のもとに行なわれなければ、十分な効果のある歯のホワイトニングを行なうことは出来ません。ただホ－ムホワイトニングを行う場合、それに要する時間が２時間と長いために、面倒臭い思われる方は、オフィスホワイトニングを数回行なえばよいと思いますが、当然治療費は高くなります。
数回のオフィスホワイトニングか、ホームホワイトニングが行なわれるのが一般的です。ホワイトニングの効果は、健康な歯でなければ、意味がありませんから、施療を行なう前に、歯科医師と患者の間でカンセリングが行なわれ、治療計画が決められて、虫歯や歯石、歯周病などの治療を行ない、ＰＭＴＣと言われる歯の表面のクリーニングを行われます。一回のホワイトニングの効果は、歯科医院で行なわれるオフィスホワイトニングのほうが、高い濃度薬剤が使われたり、光や熱を照射されて、反応を促進されるために、高いのは当然ですが、ホームホワイトニングは、毎日行なうことで、時間はかかりますが、回数を多くすればホワイトニングの効果はより高いものが期待できます。
ひとつはオフィスホワイトニングと言われるので、歯科医院で行われるものです。以前のような歯の表面を削ったり、着色したりするものではなく、歯の象牙質や表面のエナメル質の組織に作用して、歯を白くするものです。歯のホワイトニングには、治療法として２種類有ります。
歯のホワイトニングには、汚れた歯や黄ばんだ歯の色を、白くするものです。歯科医院で行なわれるオフィスホワイトニングは、過酸化水素か過酸化尿素、もしくは両方が含まれた薬剤溶液を歯に塗って、専用のマウスピースを噛んだ状態で、専用の機械によって光や熱を白くする歯に塗った薬剤に照射することで、化学反応を引き起こし、発生する酸素や活性酸素によって、歯を白くするものです。その後ホワイトニングについての治療計画に従って、専用のマウスピースが作られ、ホワイトニングの本番になるわけですが、一回のオフィスホワイトニングでは十分歯を白くする事は出来ません。