はしご湯別館

はしご湯のすすめは引っ越しました

冬の別府1・プーチンさんの渋滞に巻き込まれ、あわや飛行機に乗り遅れ!?

2016年12月19日 | 《温泉たび》西日本~九州
週末は別府で湯巡りでした。相変わらず弾丸ですよ。今回は温泉道に新規加入した共同浴場を中心に初訪問の所も多く新鮮な気持ちで湯巡りできて、とても楽しめました。

行きでは予定外のプーチンさん警備渋滞に巻き込まれて危なく飛行機に乗り遅れそうになりましたが。


12月16日(金)

別府へ行くのはいつも土曜日の朝でしたが、今回は移動に少しでも余裕を持たせようと金曜日の午後にしてみました。

飛行機のチケットはソラシドエアのバーゲン75、相変わらず数ヶ月前の購入です。ジェットスターも安くていいんだけど、成田までが遠くて。

さて今日は師走の金曜日だし高速は混むでしょう・・と予測して、いつもの数時間も早く家を出発。

これまでは早朝出発だったり時間がなかったりしてバタバタ通り過ぎるだけだった羽田第2ターミナルも「ゆっくりと見てみようかな~・・」なんて観光気分もあったりして。


ところが・・・


ところがですよ、


羽田へ向かう高速が
尋常じゃない混みっぷりなんですよ!!



もうコレは師走の金曜日だけじゃ説明つかないくらい。ノロノロは当たり前、各所でピタ止まり発生。しかもアチコチに警察車両がいて、何人もの警察官が睨みをきかせています。


最初は「早く家を出て来てよかったねー」などと余裕で話していたものの1時間・・2時間・・・どんどん時間ばかりが過ぎてゆく。


ヤバイ・・・。


これは非常にヤバイ。


飛行機に乗り遅れるかも。


もう、この頃には無表情で手に汗握ってました。

前方には都心へ向かう車の絶望的な程の渋滞が見え、このまま高速に乗り続けるのは危険と、新木場で高速を降り、臨海副都心で乗りなおすという・・これが功を奏して以降はスムーズに通過する事ができました。



原因はコレでした・・・。

あのまま高速に乗り続けていたら、まず間違いなく飛行機に乗り遅れていましたよ!(中には乗り遅れた人も絶対いるハズ)


さて、羽田空港に近づくといよいよ警察車両が増え、気が付けば対向車線には車が一台も走っていません。


「おや?なにごと?」と思っていると、


やがて大量の警察車両に前後を挟まれた黒塗りのごっつい車列!

おぉっっ!プーチンさん来た~っっ!!

中は見えなかったけど、あの中のどれかにいらっしゃったのですね。


いつもはスルーの駐車場でもしっかり検問。警察のお兄さんに「きょうは、こんなんでゴメンなさい」と謝られてしまう。ちなみに家からここまで普段の3倍以上時間がかかりました。


そんな厳戒態勢の羽田には・・・



日本とロシアの飛行機が仲良く並んでいました。


そんなワケで、第2ターミナルを観光するというささやかな夢は儚く消え、急ぎ足で搭乗口へ向かいます。



ソラシドエアの後ろがプーチンさんの駐機場となっていました。ロシアの飛行機、たくさんいるなぁー。


遅刻騒動でグッタリと疲れ果てつつも、なんとか飛行機には間に合いました。


あーー疲れた・・・。本当に疲れた。


さて、9ヶ月ぶりの別府ですが、大分空港に変化がありました。


なんと、足湯ができていました。足湯といえば屋外がよくある設置場所ですが、大分空港では屋内です。


別府からのローリーで、掛け流しとのこと。勿論、浸かってみましたよ~。ぬるめで、ホッと癒されました。


なんと温泉道のスタンプ対象です。せっかくなのでオリジナル手ぬぐい200円も買ってみました。



さぁ、別府です。初日から湯巡りするぞ!と張り切っていたものの件の渋滞騒動ですっかり疲れ果てたため、2湯だけ巡って今日から2泊お世話になるお宿にチェックインです。


今回お世話になったのは、鉄輪温泉にある「日生や」です。以前からあった年季の入ったビジホが綺麗に改装し、とても使い勝手のいい素泊まり宿に生まれ変わりました。

ロビーにはいつでも使えるコーヒーマシンが置かれ、訪問時はカボスも自由に持ち帰る事ができました。

部屋はこぢんまりとした六畳ですが、室内にはミニキッチン、冷蔵庫、湯沸しポット、トイレ、シャワーなど必要なものが揃い、一階の玄関前には共用の炊事場や地獄釜もあります。


温泉は勿論掛け流し、利用客が限られるので鮮度抜群、温泉を利用したサウナもあります。

なんといっても良かったのは部屋からの眺めです。鉄輪の湯煙の向こうに別府湾の広がりを見る事ができました。

お宿の皆さんの感じもよく、ここはまた利用したいなぁー。


この日は疲れ果てて、早々におやすみなさい・・・。



→つづく