テンキチのブログ「誠」

忘れてはならない誠=真実を記しておきます。テンキチが気づいた其の度に。

東南アジアで嫌われているのは中国人

2005年05月30日 17時48分31秒 | 無分類
 帝京大学教授高山正之氏が標記について次のように簡潔に解りやすく述べています。

 いま「反日」の潮流がアジアにあるというけれども、それは中・韓両国とその植民地的国家シンガポール限定であって、それ以外の、例えば東南アジアにおいては、むしろ「反中」つまり反中国の歴史が長い。
 ことにその風潮が高まったのが、1960年代から70年代、中国が「大躍進」とそれに続く「文革」で何千万人もの死者を出した頃です。
 当時、東南アジアの諸国では、自国内の華僑に悩まされていました。これはイギリスやフランスなど列強諸国の植民地政策で、中国人(華僑)とインド人(印僑)を移入させ、中間支配層としたことに端を発します。いわゆる分割統治です。中国人はアヘン密売やプランテーション管理、その他各種商売を営み、インド人は主に高利貸しとして地元民の上に立ちました。
 この植民地時代の恨みは深く、独立後は、それぞれの国のやり方で彼らを自国内から駆逐或いは同化しました。
 例えば、ビルマ(現ミャンマー)は鎖国することによって敢えて経済を停滞させ、華僑が商売できないようにしました。もちろんビルマ人は極貧に陥りますが、「肉を切らせて骨を断つ」で、命がけの華僑追い出し策を取った。そこまで毛嫌いされていたのです。
 マレーシアは、プミプトラ(土地っ子の意味)でマレー人優遇策を取ります。華僑に対して「国内に留まるのであれば差別を甘受せよ、それが嫌ならシンガポールへ行け」という選択を迫ったのです。
 タイは同化策、つまりタイ人に同化することを誓えば商売を許可する、というものでした。
 インドネシアは政府の政策ではありませんが、中国人街の焼き討ちなどが絶えませんでした。
 最も過激なのがベトナムです。ベトナム戦争が終結し南北統一が成った1975年以降、ボートピープルが出ました。朝日新聞などはいまだに共産主義を嫌がった人々が脱出したと言っていますが、全くのでたらめです。あれは華僑の人達なのです。
 そもそもベトナム人が共産主義を採らざるを得なかったのは、フランスとアメリカを相手に戦争するために東側陣営に入っただけで、本当は共産主義でも何でもない。そしてやっと戦争に勝つとフランスとアメリカの手先になっていた華僑をベトナム人が追い出した。それがボートピープルだったということなのです。以上

 真実を知っている多くの東南アジアの人々は、心の奥底から中国人を忌み嫌い且つ信用も信頼もしていないでしょう。
 そして、それとは正反対に日本人には感謝の念を抱いているのではないでしょうか。
 「先の大戦で日本が私たちアジアの国々のために大きな犠牲を払って戦っていなかったら、私たちの国々は今でもイギリスの、フランスの、オランダの…植民地のままだった。日本人が命を犠牲にして私たちアジア民族のために戦ってくれたから、今日のアジアがあり、私たちがあるのです。日本のおかげですよ。」
<以上>

大学生たちの脱洗脳ドキュメント Ⅳ

2005年05月21日 20時27分54秒 | 教育のこと
 以上のレポートには、学生たちが韓国や中国の教科書が一種類だったことを発見し、初歩的な覚醒をしている。
 「この程度のことを大学生になって初めて知ったのか」と驚愕されるだろうが、我々にとってはこれらの事実は常識であっても、大学生たちはこんなことも知らなかったのである。
 ここで一般的日本国民に目を転じてみたい。栗原先生は「圧倒的多数の無関心層」という言葉を使っておられるが、一般国民はこの学生レベルと変わらないと見ていいのではなかろうか。
 「圧倒的多数の無関心層」がいる。「圧倒的多数の無関心層」は、何となく新聞などマスコミの言うことをそのまま信じている。この本はこういった事実を改めて認識させ、考えさせるのである。
 栗原教授は「正論より脱洗脳」といった言葉を使われている。誤解を招くかもしれない言葉だが、圧倒的多数の無関心派の国民は、自ら情報を求め、「正論」や「諸君」を読むわけではない。本当に情報を与えねばならない人には必要な情報が集まらない、届いていないのである。
 栗原教授は授業を通じて学生たちを覚醒させた。このことは非常にありがたいと思う。一人でもまっとうな歴史観を持つ若者が増えたことが嬉しい。教授に感謝したい。

 以上が届いたメールの概要です。ところでしかし、これから先の時代、日本という国家も国民も本当に大丈夫なのでしょうか。淡い期待を抱きつつも、不安感の方を強く感じた次第です。

<以上>

大学生たちの脱洗脳ドキュメント Ⅲ

2005年05月20日 20時37分41秒 | 教育のこと
 無知・無関心を恥じる学生のレポート
「”新しい歴史教科書をつくる会”が支持を受けなかった理由のひとつとして考えられる、9割近くの”無関心層”にとても恥ずかしさを感じてしまいました。私自身がそうだったし、私の周りがそうだったからです。
 そして”無関心層”がこんなにもたくさんいるのなら、日本人が洗脳されやすいのも当然だと思いました。無関心で興味もないから、知識は乏しく、もちろん自分の考えなんて持っているはずもない。
 そこに何らかの情報が入ってきたなら、生真面目で頭の固い日本人は、そのこと(情報)でいっぱいになってしまう。例えばそれが少しでも衝撃的な情報だとすれば、それだけで”洗脳”は完成してしまうでしょう。
 日本人は長所も短所もひっくるめて、洗脳されやすさに繋がっていると思います。それに加えての”無知・無関心””自己の不確立”。変えていくべきは教科書だけではない。」

 教科書に洗脳される人は後を絶たないと嘆く学生のレポート
「”洗脳”は私達の生活に深く根付いているものだと思います。私の父親や母親に戦争の話題を振ると、『日本人は悪いことをした。最低だと言われても仕方がない。償いをしなくてはならない』と言い、さらには『米国とマッカーサーのおかげでいまの日本があるんだ』と続きます。これも洗脳なのでしょう。
 ”新しい歴史教科書”に賛同の人は歴史知識がある人、反対の人は乏しいとレポートにありましたが、確かにそうなのかもしれません。自分で調べようとしたことがない人は、長年教えられてきた教育を払拭することは難しいと思います。
 私自身もそうなんだと思います。試験のために詰め込んだ知識はたくさんありますが、その行為がまた洗脳に拍車をかけていると思うとやりきれない思いです。
 歴史が好きで教科書や資料を読むのが楽しかったのに、あの本たちの中に”嘘”が存在していたのかと思うと悲しくなります。教科書は絶対に正しいと思っている以上、教科書に洗脳される人は後を絶たないと思います。もっと自分で調べ、自分で考える力を持たなければならないと思いました。」

<続く>


大学生たちの脱洗脳ドキュメント Ⅱ

2005年05月19日 20時13分25秒 | 教育のこと
 中・韓の教科書は国定1種しかないことを知らなかった学生のレポート
「韓国や中国の歴史教科書は日本のようにたくさんあるのではなく、一種類ということを初めて知りました。これは韓国や中国の人が政府のつくる教科書に記載されていることが全て正しいという、愛国心を持たせるための表れでしょうか。
 どこの国も、自分の国のしたことを正当化して書いてあることを初めて知りました。中国では国の方針に沿った教科書しか使われていなくて、国の批判なんかするのはもってのほかという感じだそうです。日本のように過去に自分の国がやったことで、悪いことさえ客観的に書かれている教科書はないというのには、びっくりした。」

 偏向教育を嘆く学生のレポート
「私自身、中学生の頃は日本は恥じるべき歴史を持っていると思っていた。
 私の実家は広島県の福山市だが、広島では他県よりも日本の歴史は恥ずべきものという教育がかなり激しく行なわれているのではないかと思う。それが最も端的に表れているのは、日の丸・君が代問題だと思う。私は、君が代を歌えといわれても歌えない。小・中学生のときの入学式や卒業式で君が代が歌われることは一度もなかったからだ。
 日の丸も私が中学3年生のときに入学式などで国旗を掲揚しなければならなくなったようだが、先生たちは何とかして日の丸を式に持ち込むまいと躍起になっていた。
 そして先生たちは、『日本は昔、日の丸を掲げて韓国や中国を侵略した。日の丸を見るたびに韓国や中国の人たちは悲しい思いをする』と言っていた。
 私が疑問に思うのは、その先生の意見にほとんど全ての生徒が賛成で、日の丸は見たくないという内容の作文を書いたり、君が代が式で流れると先生を含め8割くらいの人が着席していたことだ。これがまさに洗脳だと思う。」

<続く>

大学生たちの脱洗脳ドキュメント Ⅰ

2005年05月18日 16時47分29秒 | 教育のこと
 昨日の受信メールの中に興味深いものがありましたので記しておきます。
 それは、栗原宏文著「歴史洗脳を解く-ネット授業で大学生はどう変わったか-」(扶桑社)という一冊の本を紹介するものです。

 愛媛大学法文学部総合政策学科の栗原宏文教授がインターネット掲示板を使ったメディアリテラシーの授業で、中学校歴史教科書問題を取り上げ、学生達との双方向対話や学生達同士の意見交換等を重ねていったところ、多くの学生が「高校までの歴史教育で自分は洗脳されていた」との結論にたどり着き、自虐史観の洗脳が解けていったという。
 いまの大学生はイデオロギーがないため、事実をきちんと教えることによって、東京裁判史観の呪縛から脱することができることを具体的に実証したものといえる。
 概略内容は以下のとおり。

 「この授業を受けるまで、扶桑社の教科書は戦争賛美の教科書だと思っていました…」これは、ある学生のレポートの一部である。

 栗原教授は、まず学生たちに問いかけた。「君たちが習った歴史、そして新聞やテレビが言っていることは本当に正しいのか?」

 栗原教授は、学生たちに実際に扶桑社の教科書を読ませ、教科書問題を扱ったテレビの報道や討論番組を鑑賞させたり、新聞や文献を読ませたりして考えさせた。
 そして、学生たちにレポートをインターネット掲示板に書き込ませた。
 こうして、メディアリテラシー能力の向上で学生たちは徐々に洗脳から目覚めていった。

 「戦犯の人たちの死を悼む人はいない」と思っていた学生は、「巣鴨プリズンのビデオは色々考えさせられました。私は特に処刑された人たちの奥さんや家族がお焼香している場面が印象に残りました。私は戦犯の人々を無意識に悪い人と決めつけ、その死を悼む人はいないと思っていたのかもしれないと思うと恥ずかしいです」とレポートした。

 反日教科書、左翼教師、左翼マスコミによって日本の青少年がマルクス史観と極東軍事裁判史観にいかに汚染されているか、がよく分かります。

 先生が洗脳されている危険性に気づいた学生のレポート
「学生がメディアによって洗脳されていれば、教員も洗脳されている、ということを聞き、はっとしました。
 私たちは先生から教育を受けているのであって、その先生が洗脳されていれば学生も洗脳されていることに気づかないのではないか、と。
 でも、いま私たちはこの授業でその洗脳に気づくことができ、たくさんの人の正直な意見を聞いたりすることによって、自分の気づかなかったことや、自分の考えを持つことの大切さを学びました。現代において最も必要とされているのはこのようなことではないでしょうか。」

<続く>