テンキチのブログ「誠」

忘れてはならない誠=真実を記しておきます。テンキチが気づいた其の度に。

大学生たちの脱洗脳ドキュメント Ⅰ

2005年05月18日 16時47分29秒 | 教育のこと
 昨日の受信メールの中に興味深いものがありましたので記しておきます。
 それは、栗原宏文著「歴史洗脳を解く-ネット授業で大学生はどう変わったか-」(扶桑社)という一冊の本を紹介するものです。

 愛媛大学法文学部総合政策学科の栗原宏文教授がインターネット掲示板を使ったメディアリテラシーの授業で、中学校歴史教科書問題を取り上げ、学生達との双方向対話や学生達同士の意見交換等を重ねていったところ、多くの学生が「高校までの歴史教育で自分は洗脳されていた」との結論にたどり着き、自虐史観の洗脳が解けていったという。
 いまの大学生はイデオロギーがないため、事実をきちんと教えることによって、東京裁判史観の呪縛から脱することができることを具体的に実証したものといえる。
 概略内容は以下のとおり。

 「この授業を受けるまで、扶桑社の教科書は戦争賛美の教科書だと思っていました…」これは、ある学生のレポートの一部である。

 栗原教授は、まず学生たちに問いかけた。「君たちが習った歴史、そして新聞やテレビが言っていることは本当に正しいのか?」

 栗原教授は、学生たちに実際に扶桑社の教科書を読ませ、教科書問題を扱ったテレビの報道や討論番組を鑑賞させたり、新聞や文献を読ませたりして考えさせた。
 そして、学生たちにレポートをインターネット掲示板に書き込ませた。
 こうして、メディアリテラシー能力の向上で学生たちは徐々に洗脳から目覚めていった。

 「戦犯の人たちの死を悼む人はいない」と思っていた学生は、「巣鴨プリズンのビデオは色々考えさせられました。私は特に処刑された人たちの奥さんや家族がお焼香している場面が印象に残りました。私は戦犯の人々を無意識に悪い人と決めつけ、その死を悼む人はいないと思っていたのかもしれないと思うと恥ずかしいです」とレポートした。

 反日教科書、左翼教師、左翼マスコミによって日本の青少年がマルクス史観と極東軍事裁判史観にいかに汚染されているか、がよく分かります。

 先生が洗脳されている危険性に気づいた学生のレポート
「学生がメディアによって洗脳されていれば、教員も洗脳されている、ということを聞き、はっとしました。
 私たちは先生から教育を受けているのであって、その先生が洗脳されていれば学生も洗脳されていることに気づかないのではないか、と。
 でも、いま私たちはこの授業でその洗脳に気づくことができ、たくさんの人の正直な意見を聞いたりすることによって、自分の気づかなかったことや、自分の考えを持つことの大切さを学びました。現代において最も必要とされているのはこのようなことではないでしょうか。」

<続く>

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