小室みえこ
今日は、午後からオンライン学習会に参加。講師は、印鑰智哉さん。
3月議会で、種苗法の改正の影響について質問した際、印鑰さんが参議院の農業委員会の参考人として発言された内容をふまえて、質問しました。改めて感じた事は、印鑰さんの情報量と知識の積み重ねによる、この国の第一次産業に関する政策を憂いている思いを感じました。
ここまで、グローバル企業のために、日本の農業や農家が支えてきた、食の歴史と努力と、食に対する畏敬の念とも取れる努力を法律を変えてまでも売り渡そうとしていることに、お腹の底から怒りが込み上げてくる。と、思うのは私だけではないはずです。
食べること、命に関わる事は、子どもの成長や成人してからも関わる様々な健康への影響。目の前のコロナを乗り越えた後にやってくる、経済的な不況、気候変動、生物多様性の崩壊、、、人類を襲う大きな波は、肥大化してやってくる?
が、嘆いているだけでは、未来は変えられない。
地域で取り組める学校給食が「鍵」?新年度予算の討論で、このことを想定し、自治体でできる支援に取り組むよう要望しました。
具体的な内容には触れていませんが、野田市の学校給食は、主食である米を補助しています。それが、黒酢米。減農薬ではあるのですが。
諸外国の例も参考に「ローカルフード育成支援条例」かぁ。県単位というより市町村単位で取り組むのが主流と。
給食は、貧困対策としても、無償化すべきとの声もありますが、市内の保護者の方から、無償化よりも「質」をあげてほしいという声も聞かれます。無償化によるコスト削減に走るより、より質を確保し、和食の良さや地元で採れる野菜などをみんなで食べられたらいいなぁとも思っています。
食べることは、生きることにつながり、よりよく生きるためにもつながりますね。