オホーツク暮らし

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福島第一原発事故に思ったこと

2011-03-28 00:24:46 | Weblog
ずいぶん以前、北海道電力で、泊原発の安全性を伝えるテレビコマーシャルがあったのね。

"我々は自然界から、これだけの放射線(放射能)を浴びていて、原発からの放射線(放射能)は、たったこれだけしかありません。"

というような内容だったと思う。

その当時、私は、「えっ! それって、泊原発から、放射能が漏れてるって事を言ってるじゃん!」 って、すぐに思ったのね。

バカなコマーシャル流したな~。なんて思ってたら、少ししてそのコマーシャルは見ることは無くなったけど。

いま、東日本大震災による福島原発事故の問題で、多くの専門家の説明から、この程度の放射線なら問題ないんだという認識に、日本中が変わりつつあるかな?

わかっていても、おっかないよね。

自然の放射線と、原発の放射線って一緒なの?って素朴な疑問を持つのは私だけだろうか。

原発からの放射能が出ているか出ていないか、それが良いのか悪いのかの問題ではなく、放射線の程度、多い少ないの問題という認識に、我々が変わらなければならない、放射能の存在自体を容認しなければならない、非常に重大な事故よね。

チェルノブイリやスリーマイルの原発事故は、よその国の話で、漏れることが "悪" だっていう受け取り方しかないよね。

対岸の火事 

今、日本がそう見られているに違いない。

福島原発事故の、テレビを見て知らされたのは、CTやレントゲンで、強い放射線を浴びている事実よね。

レントゲン室の辺りにある、危険を知らせる、黄色と黒のマークに、病院施設という安心感から、意識することはなかったけど、原子力発電施設にある、危険を知らせるマークと同じなのよね。

北海道電力は、正しい知識を持ってもらおうと、コマーシャルを作ったのだろうけど、その時期じゃ無かったのだろうね。

今こうなった以上は、正しい知識を持って、事故に限らず、原発の放射能に向き合わなければ、生活ができないのよね。

ほんと、国民全体が認識を変えなければならない、重大な事故だよ。

事故が起きてしまったのは事実だから、専門家に努力してもらって、これ以上、酷くならないことを祈るしかないね。

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